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神羅転生物語  作者: watausagi
第2章 学園編 色々な大会編突入
116/217

四連召喚魔物競技大会 デストロイヤー

◇◇◇◇◇ーセレナsideー


《次はセレナ選手ですか……男性より女性から告白された数の方が圧倒的に多い事で有名ですね。

自慢できない……というかしたくない話ですよ》

《セレナちゃんは色々と目立っちゃってるからね〜

炎をまるで半身のように、巧みに操るその技量。

風に揺れるその紅い髪。

燃え盛るその紅い目。

惚れるのも無理はないわよ〜》

《なんか凄いです!

……と、気になる次の対戦がもうすぐ始まりそうです》


〜〜〜〜〜


ーーー結局、ヒトランに蒼炎はまだ操れなかった。あともう少しだとは思うんだけどその一歩が遠い。

……まぁでも、この戦いは……


『俺ようやく分かったよ。

ーーーもうムリ、勝てない』

『あの炎一発で終われば最高……だな』

『喰われるのだけは勘弁……だな』

『それだけ終わるなら……いいんじゃね?』


……大丈夫。負ける自信がない。


「ガルルッ(こいつらの相手してる暇ねーぞ……的な)」

「ええ、そうね……早く終わらせましょう」


『もうすぐですよ〜

ーーーでは、始め!!』


「ヒトラン、〈大炎極火砲〉!!」

「ガルガルッ!! (やってやらぁ!!……的な)」


「ひっ!?」

「こうなったら……みんな怯むな!

ここは防御を固めるぞ!!」


《どうやら40人みんなの力を合わせてあの攻撃を防ごうとしてるようです!

1人では出来ない団結の力!! 一体……》


シボンッッ

ドカンッッッツツ!!


「ぎゃぁぁー!?」

「ぐほおっ!?」


《……一発で団結の力破れたり。

紙でさえ40枚もあればそれなり……だとは思ったのですが……力の差が激しすぎましたね》

《流石のセレナちゃんね。かっこいいわ》

《私は少し怖いです……》


◇◇◇◇◇ーシェリーsideー


《次は…………あちゃ》

《あちゃ? 一体どうしたのですか、ペルセフォネ王女》

《えっとね……次の対戦相手は……シェリーちゃんなの》

《あぁ……使役魔物についてはシンラ選手の次にチートとかズルいというアレですか》

《個人的に言わせれば、私も確かに面白い魔物だとは思うんだけど、それ以上に恐ろしい魔物よね。

今まで天災級魔物にされなかったのが不思議なくらいに》

《何でも真似る……シンラ選手に真似たらそれこそ何でも出来そうですね》

《ふふ……シェリーちゃんだって、まさかシンラくん に真似させた事なんてないわよ》


〜〜〜〜〜


ごめん。何回もあっちゃうんだよねコレが。

……そう、あれは真のつく夜中……私はマネマネをシンラ君に真似させて、欲望に忠実に生きてしまった。

えっ? マネマネをシンラ君に真似させて何をしたかって?

それは……あれだよ///

仮にも私は女の子だから口に出来ない事……だよ///

ん……まぁ……分かってる人もいるよね。

そう……私はマネマネをシンラ君に真似させて、欲望に忠実にーーースイーツを出してもらったの///

だってお腹が減っていたから……つい頼んじゃった。

シンラ君って何時でも何処でも色んな物出せるから、マネマネも出来るかな〜と思っていたから出来ちゃった。

お陰で最近少し太っちゃった。

私もファナのプロポーションを真似出来ないかな〜? 今度コツをマネマネに教えてもらおっと。


《もうすぐ始まります。

ーーーでは、始め!!》


「あっ……よし、マネマネ……キューちゃんに真似てアレをお願い!!」

〔キューキュー〕


ズボッ

ドゴゴゴゴゴゴッッゴゴッゴゴゴ!!

ドゴゴゴゴ…………ドコンッッツッ!!


「ぎゃぁぁー!? 助けてくれー!!」

《………》


「よしっ、足元がお留守です……てね。

マネマネ、次はクーネちゃんに真似て水を流し込み、そこでヒトラン君を真似て〈大炎極火砲〉よ!!」


ぴょこぴょこ

ザッッパァァァアアンンッッ!!


〔ガルルッ〕


シュボンッッ

ドボオオオッッツオオッオンン!!


「やった!これで私の勝ち♪」

〔私の勝ち♪〕


〈………怖いわ〉

〈私もあれはちょっとズルいと思います〉

〈シェリーちゃんのマネマネは、ちょっと……アレだったわ。

さ、気を取り直して次に行きましょう〉

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