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神羅転生物語  作者: watausagi
第2章 学園編 色々な大会編突入
109/217

いつか知る真実 向き合う事実

◇◇◇◇◇ーシンラsideー


ーーー夢を見てる。

時々そういうのって分かるんだよな。今がそれだけど。


えっと……これは、俺が神になる夢。

きっとラファエナから、世界のシステムなんで話を聞いてしまったせいだろう。


…………夢の中で、俺は誰かに謝っていた。



ごめんな……ごめんな……と。

ずっと誰かに謝っていた。

そしてーーー



…………〈神様プロジェクト〉に選ばれた俺の見た夢。

これは本当に、夢なのだろうか?

それとも……


〜〜〜〜〜


ーーー起きたら俺は、泣いていた。


◇◇◇◇◇ーラファエナsideー


ーーー夢を見ています。

なんとなくこれは夢だって分かる時がありますよね? 今がそれです。


ええっと……これは、私が神になる夢。

きっとシンラさんに、世界のシステムを話したからだろう。


…………夢の中で、私は誰かに怒っていた。



ひどい……ずるい……と。

ずっと誰かに怒っていた。

そしてーーー


…………記憶が無いはずの私が見た夢。

これは本当に、夢なのだろうか?

それとも……


〜〜〜〜〜


ーーー起きたら私は、泣いていた。


◆◆◆◆◆ー補足ー

私は運命神ポリュンス。

ここで少し、ある事を説明しましょう。


世界のシステム・ルールとして、人は死んだら、魂が輪廻転生の輪に組み込まれる。

記憶の消去と共に……


しかし、これに当てはまらない者がいる。

それは〈神様プロジェクト〉

これに選ばれた者は、記憶を受け継ぎ、その人生で過ごした以外の世界……つまりは異世界へと転生することになる。


そして見事神と定められた時は、下界に手を出せなくなり神界へと行く事になる。

だが、世界が神と定められた者を認識するのは少しのタイムラグがあり、神となる直前にはその大いなる力を行使することも出来る。


ーーー例えば、1人の男が神となる前に、その大いなる力をある目的に使った。

しかしその目的は、神以上の力が必要……普通は出来ないはずだった。

しかしその男は使えた。使えてしまった。

ただし、一つの代償と共に…………


何故、男はそこまでして力を使ったのか?

それは、その男がワガママだったから……1人の女性を愛してしまったから……なのだろう。


ーーー地球では輪廻の意味を、生命の無限の繰り返し……というのが主だと聞いている。

そしてそれを、車輪が輪を描いて回り続けることに例えて、輪廻と書く……と。


……回り続ける。それは、未来が過去の繰りし……というのを意味してる気がしなくもない。

それが良い事かどうかは、まだ分からない……


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