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Episode2「初戦と修羅場!?」

衝撃的な出会いから翌日・・・

「・・・・・zz」

「弟君、早く起きないと遅刻しちゃうよ」

「・・・姫美花お姉ちゃん・・・」

「よしよし、血の拒否反応もなしだね」

「血・・・か・・」

俺は今日から姫美花お姉ちゃんと学園に通うこととなった。でも、彼女は普通の人間ではない。水の血族のヴァンパイアだ。これからは彼女の正体を隠しながら生活していかないとならない。

「早くいこうよ弟君」

「あのぉー・・・姫美花お姉ちゃん?」

「んー、なにぃー?弟君」

「朝っぱらからこんな密着状態で登校するのは非常に危険というかなんというか・・」

「あっ・・・そ・・・そうだね・・・」

「あっ・・いや別に嫌とかいうわけじゃなくて・・」

「いいよ家でターップリ甘えさせてあげるからね♪」

「・・・・・そういやクラスどこになったんだ?」

「ウフフ・・それはみてからのお楽しみ」

「・・嫌ーな予感がしたようなしないような・・」

「!くるわ!」

「えっ!?敵かよ!?」

「「血印解放」!!「聖水血印の鉈」具現化!!」 姫美花お姉ちゃんは戦闘モードを解放する!

「よし俺も」

俺も炎の力を使う。

~前日~

「弟君のその炎は「オルグレイヴサイン」といわれるヴァンパイアが苦手とする血裂の印炎・・・だから敵の動きを一定時間封じられるから」

とかいってたよな。

戻って~

「あーら逃げないのねいい根性だこと」

「あなたはどこの血族?私は水の血族の園龍寺姫美花」

「フン・・まあいいわ名乗ってあげる。私は闇の血族の闇羅井月雪。!あなた契約者がいるのね」

「そういうあなたはいないようね。こっちのほうがあなたより有利よ」

「それはどうかしらね。「血印解放」!!「闇月の双鎌」具現化!!」

「1今だ!「オルグレイヴサイン」解凍!!」

隙をつき炎を解凍させる。

「なんですって!?この子「オルグレイヴサイン」の持ち主!?・・・仕方ない・・・ここは退かせてもらうわね」

「逃げるな」

「バイ」

「・・・・ヤッベ学校」

「あー!」

~1年E組教室~

お姉ちゃんは年上だし離れ離れになるのは寂しいけど。だが・・・

「オイ聞いたか?草魔」

悪友の黒塚伊理也がなにか騒いでる。それどころか他の男子共も。

「なにをさ?」

「美少女転入生が今日二人来る事」

「・・・・・・ものすごーく嫌な予感が当たりそうなんだが・・・」

「?なんの話だ?」

よしコイツ等は無視しとこう。

キーンコーン

「転入生を紹介する」

そして予感は的中してしまった。

「お・・お姉ちゃん!?」

「なにいー!!?」

なんで姫美花お姉ちゃんがよりにもよって俺のクラスに!? いやそれどころか・・・なぜ1年!?

「私弟君と同い年だよ」

「へっ?」

彼女の身長が178の俺よりも高いからてっきり年上かと思ったのにそういうことかあー・・・。

「草魔ぁー・・・」

「貴様ー・・・!」

男子共が鬼のような形相でにらんできた。

「んげッ!?ま・・・まてこれには深すぎる理由が・・・」

「問答無用!いつからだ!?あんな美少女と」

・・・別の意味で契約したんだが・・・

「アンタら静かにしなさいな。」

「委員長は黙っててくれ」

「なあんですってえー・・・」

「ひいー!!」

~放課後~

「あの・・・」

「あれ君は夢中夢雪さん」

今朝のごたごたで紹介できなかったのだ。

「屋上にきてもらえませんか?」

こ・・これって生まれて初めての・・告白?でもこの後予想外な出来事が・・

~屋上~

「園龍寺さんあなたのこと1目見て好きになりました。私とキスしてください!」

「ちょっ・・ま・・・」

キスされた瞬間の感触が・・!!これは・・血の味!!?まさか夢中さんって!!?

「弟君!彼女は・・・!!?間に合わなかった・・・」

「あら彼とはもう血の契約しちゃったわよ」

「闇羅井さんなのか!?」

彼女は偽名を名乗って俺に近付いてきたのだ。

「あなたのその力がほしくなったのよ」

ただそれだけの為に俺はキスされた。

「あなた・・・」

それで・・・何!?この修羅場!?


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