[死のうとした僕が生きる理由] 第三話「零時の過去」
第三話「零時の過去」
零時は少しずつではあるが
自分の過去について話をし始めた
零時はまずあの頃から話し始めた
零時の今の両親は実の親ではないこと
実の親の兄弟構成は
零心の弟であった零時は
兄に両親は優遇し弟である零時には食事を減らしたり
何かあればよく殴られていた
その時の発言は忘れもしない
「あんたは零心と比べて何ができるのよ
いい加減消えてくれないかな」
と言われたことを忘れもしない
そんなこともありながら
なんとか生きてこれましたが
ある日の夜
家を飛び出しました
それから家に帰ることはなかったな
それから数日間だったかな
数えるのを途中でやめたからな
でもある日
今の両親に助けてもらった
それからは学校を転校し
新しい環境での生活が始まった
それから時は流れ
ある日
いじめが起きた
確か主犯は 悪蔵 霊
それからクラスメイトの一部
その時には殴られたり 暴言を吐かれたりもした
でも両親には言えなかった
そうして時は流れ
ある日
両親にメモを渡した
メモにはこう書いたかな
「生きることに疲れつつあります
もう死のうかな」
そのメモを見てからか 両親は
学校から帰ってきて そのことを問いたださえるのかなと思っていたが
両親からの言葉は思いもしない言葉だった
「いっかい現実を忘れて遊んでみろよ
やりたいことを思いっきりやれ
飽きるまでやれ」
そうして時は流れ
学校に行くことになる
でも
零時はとあることを心配していた
そのことは
クラスのいじめのこと
そうして久しぶりに教室に入った
そこであったこととは・・・