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[死のうとした僕が生きる理由] 第一話「死にたい」
第一話「死にたい」
ある日
雁月 零時
は部屋にいた
零時はスマホで何かを検索していた
検索していたのは
「自殺」について検索をかけていた
そうして
検索していたら突然部屋を出た
零時の母は
「なんで今から出かけるの?」
と聞いた
零時は
「別にいいやろがい!」
と言って出ていった
そうして零時は文房具屋にいた
そこで零時はあるものを求めていた
しばらくして
零時はあるものを見つけた
あるものとは「ノート」である
レジにならび 会計を済ませ
文房具屋を後にした
家に帰る途中に
独り言を言っていた
「もうこの地獄から開放される
あとはあの時までもう少し
あのときのための準備を進めようか」
そんな独り言を言いながら家に着いた
そうしてすぐに部屋に引きこもり
買ってきたノートで「遺書」をシャーペンで書き始めた
今までのことや親への申し訳程度の謝罪
そしてもう生きるという考えがなくなりつつあること
そして
あの時が来たようだ
そこで彼は地獄から開放される片道切符を実現できるのか・・・