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世代の勇者  作者: グミ
第二章「選抜戦」
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第五十三話「【精神離別暴走状態】」

前回。ヴァートvsホープラスの近接戦。引けを取らないホープラスだったが、リーラの加勢の元、体力を見誤り敗北。それと同時に、ホープラスは【精神離別暴走状態】になる。


「まてまてまて!!!!」

「?」

激しい砂埃が舞い上がり、黒髪の男が叫んだ


「一時休戦だ!こんなことする場合じゃない!!」

「お前から始めた事だろ?」

「状況が変わったんだ!気付いたろ?ガキの1人が暴走してる!!」

「…丁度いい。楽に強くなれる」

「その論理を展開してるのはお前だけだクソジジイ!!」

素早く拳を受け流し【ゲート】を開く。瞬間腕を捕まれ、吹き飛ばされる。


「邪魔はさせない」

「邪魔はお前だクソ野郎!!!」

「お前らの方が邪魔だろ…化け物共」

「あ"?!」

「…迷惑掛けてないだろ。消してやっても良いんだが?」

「…はぁ……ここは第一魔王軍の管轄エリアだぞ……」

薄緑髪の男は、頭を抱えながら振り向いた。


「…ギブアップか?」

カイノス[時間の魔神]。第一魔王軍所属。


「うるせぇ…」

岩に倒れていた黒髪の男は、刀を握り立ち上がる。


(もうバテたのか?)

「いや?楽しくなってきたとこだ。」

ショウ[異界の魔神]。第一魔王軍所属。


「…」

(ただでさえ鬱陶しいクソジジイ相手に、第一魔王軍幹部二体……新入りも筋が良いらしい…困った…)

アルベ・イスはカイノスを視界に映し、叫んだ。


「ただの喧嘩に割り込むほどタチの悪い奴だったか?あ?!」

「…最強に位置するお前ら二人を一網打尽に出来るんだ。何かおかしいか?」

「……ごもっとも…」

(でもまぁ…あの場には4強がいる……今は…)

「生き残る事優先……」


4人は同時に戦闘状態に入り、各々叫んだ

「[呪人強化]」(いい選択だ)

「[終生]」

「[澄み渡る領土]/憑依/」

「[停止世界]1/肉体/」


    第五十三話「【精神離別暴走状態】」


「なんだ?!?!」

空に逃げたヴァートとリーラは、抉れた地面に驚き唖然とした。


「…あの現象は……(確か…)」

【緊急命令。暴走者を戦闘不能にせよ。】

「?!暴走者???」

「やっぱり…過去に参加した最前線で、仲間が1人同じ現象に入った事があります!!(でもあの時は…無差別に攻撃しなかった…)」

「……溜め込んだストレスが爆発したって感じか……ヘルアさんの【破壊】があれば…」

「容易に近付けますかね……」

「レーチさんの【盤上】があります。一度でも隙を作れば…触れられる…でも……」

「…?(でも?)」

「ヘルアさんが戦闘不能になり、試練から除外されたら、打つ手無しかも…」

「…その前に…(可能性に掛ける)」

「?」

リーラは砂埃へ手を伸ばし、呟いた。


「【リン…k「リーラさん!!!!!!!!!」

「?!(?)」

刹那。思考が止まる者。瞬時に判断した者。

0.5秒にも満たない一瞬の遅れが、生死を分けた。


「########」

「な…」

ゼロ距離で生成されたバリアの棘は、リーラの心臓を貫いた。


----------------------

「僕のバリアは隣接した場所にしか発動できません!!」

----------------------


「ぐ?!」

(話が違う!!!!!)

混乱する頭をフル回転し、追撃に備える


「…」

手?足?棘がまた伸びるのか?また背後に来られたら?間に合わない。ガード。ゼロ距離で?【記憶】はもう使えない。情報も見えない。格上。空中移動は可能?2人とも動けない。着地優先。行けるか?この高さ。足が折れる。でも…


賭けるしか!!!


リーラを貫いた棘を足場に、ヴァートは地面へ加速した。地面の状況、ホープラスの体勢を見極める。


「行ける」

空中移動は無理。地面の着地を見極め、後ろの棘を警戒する。まだ体勢崩れて…


「#####?」

「な?!」

着地寸前に地面からバリアが生成される。鋭さを増したバリアは大きさを変え、レイピアのように尖る。


「やべ…」


















「【盤上】」

「ぇ?!?!?!?!」

瞬間。ヴァートから落下速度が消え、地面に着地する。景色が一変し、バリアが消える。


「レーチ?!?!」

森を見つめるくるみ色の髪をした青年は、素早く振り向き、呟いた。


「状況説明」



次回「初任務」

最近モンハンXXにハマってます~…そんな事より!!小説書かないとじゃん?!?!いやほんとに。期間空き過ぎ…てな事で、ペースを上げていきます!!!


ご覧頂きありがとうございます。いいねと感想。ブックマーク登録も是非是非!!それでは!!!

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