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世代の勇者  作者: グミ
第一章 「王国」
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第二十三話「勇者パーティー その2」

前回、試練に現れた魔王軍達と意外な形で再開したヴァート達。全勇者パーティーが揃い、数々の勇者と元魔王軍幹部が名を露わにする。大切な会議の中。王は寝坊していた。

「…により、サード村での襲撃事件にて[例の人物]が関与していると考えられます。また…」


ヴァート達が王宮内[1stランク会議室]に着き、20分ほどが経過した。以前王は来ず、話を進めるシャルを他所に[ライシ]は席を離れ、それを捕まえに[ノア]が部屋を退出していた。


「第三魔王軍幹部[ブラッド]のスキル共有者の確認。これにより、第二魔王軍と第三魔王軍は協力関係にあると考えられ、王国ベータと王国ガンマには戦力の補充の為に勇者候補。ライト様とカイト様。並びに推薦入学者八名の派遣。王宮の護衛には勇者候補。エデン様ともう1人来て頂きたいと思います。誰か立候補者は居ませんか?」

シャルが書類から顔を上げ、辺りを見渡す。すると緑髪の男が手を挙げた。


「だったら[ライシ]にすればええんとちゃう?ここおらんし。流石のライシでも、エデンとペアなら手出さへんやろ?誰も手上げんなら、いっちゃん早いと思うで」

緑髪の男。名は「サオ」。魔神名[防具の魔神]。彼はミールの試練に登場し、ミールにスキルの覚醒を齎した。


「ありがとうございます。ではエデン様とライシ様で王宮の護衛をお願いします。」

「はーい。頑張ります!。」

左眼に眼帯。右目を閉じた白髪の青年は元気に声を上げた。

彼の名は[エデン]。ライト。カイトに並ぶ勇者候補の一人で実力は4人中TOP。


「質問いいかな?」

「良いですよ。アキラ様。」

「では。」

紅葉色の髪をした男性。[アキラ]。勇者名[盤上の勇者]。勇者ランキングTOP5に入っており、その実力は勇者の中でも群を抜いている。先陣を切るタイプではなく、後方からの指揮に長けており、ここ300年。彼の参加する戦場では死者が出たことが無い。


「戦力補充なら推薦入学者の代わりにエデンが行くべきだと思う。危機が去るまで、彼らには引き継ぎ俺の試練の中で過ごして貰いたい。」

(あの人の試練だったんだ…)

「なるほど。元々推薦入学者8名が戦力派遣の対象になったきっかけは、それほどの素質と成長をもたらす事でした。二つの王国なので4人ずつ別れれば数も合う。と。」

「…なるほど。理解した。…」

下を向くアキラにラックが声を掛ける。


「不安かい?」

「…戦闘経験が浅い彼らを魔王軍との戦闘に加えるのは少しばかり納得がいかないのは事実だ。」

「その点は安心しても良いと思うよ?王国ベータとガンマには、ノア。ラペン。グレーが居る。3人とも僕が認める[勇者]達だ。」

「…確かにそうだな。ラペン。」

「?」

「信頼してる。だからこそだ。無理な時は応援要請を出せ。」

「オッケー!!信頼された!!」

「私達も居るのに…」

「うん」

「…それでは今後の方針について…」


シャルが再び書類を確認した瞬間。同席していた勇者が全員顔を上げた。


「……」

「これから推薦入学者の皆様には…」

「プッw」

「?」

シャルが顔を上げるとラックが下を向きながら笑っていた。


「クックックw」

「?ラック様?どうされましたか?」

「いやいや…」

「ラペン」

アキラが声を出し、ラペンを見る。その直後に[再生の王国]全土を囲う青色のバリアが空を覆い尽くした。


「?!」

「「馬鹿だな」」

ソーディアとヴァティが同時に呟いた。同時にラペンの生成したバリアの質を見たホープラスは震撼する。


「このタイミングで奇襲って…運が無い奴だな。」

「ライト。慢心はするな。このタイミングを狙った可能性もある。」

「カイト。おおよその数を[未来視」してくれ」

「了解致しました。…5000…6000…」

「えぇ?!多すぎない?!」

「レーチ。黙れ。」

「……約1万8000人程です。率いているのは第二魔王軍幹部の[ブラッド]。?」

「第二?ブラッドは第三だろ??」

「…?嫌…確かにデータには…」

「もう良い。ありがとう。十分だ。王不在の今、前勇者パーティー勢揃いで死者でも出してみろ。我々の信頼が揺らぐ。」

「なぁ?アキラくん?僕たちの手も必要かな?」

「…いや。心遣いありがとう。ラック。だが今回は。」



「勇者の仕事だ。」



「後輩達。今から起こる仕事は今後。お前達が成す事の一環だ。行く見て、学び、励み、強くなれ。」

アキラが手をテーブルに乗せる。するとテーブルには瞬く間に赤い9個の丸と4つの青い三角。8つの黄色い四角が表示された。


「なにこれ?!(疑問)」

「明るい!!(*'▽'*)」

「最短で終わらせろ。」

アキラが駒を動かす。ヴァート達は気付けば王宮の外に、バラバラに投げ出された。


「うぇ?!えぇぇぇぇぇぇ!!!」

突然空中に投げ出されたヴァートは声を上げた。


「元気だね!!スキル[超音波]とか似合いそうだね⭐︎」

「…はい?」

隣には[笑いの勇者]ジョーカーも一緒に落ちていた。


「笑うとこだよ(キリッ)」

「アッ。ハイ」

「ふふん!良いだろう!![笑いの勇者]!ジョーカーの名の元に!!!!後輩である君を…」



「レクチャーしてあげよう⭐︎」



「次回![え!ジョーカー様まじやばい!!]心躍らせ待つんだよ?」


「Zzz」

「…」

(はよ起きろやクソジジイ)

「…Zzz」

「…」

(なーんて。言えるわけないよな…)

「ん…Zzz」

「…」

(言うて王だし。元勇者だし。)

「!……Zzz」

「…」

(はぁ…ステーキ食べたい…)



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