「今回は学園ものらしい」人物紹介
1 自称「普通」の男性教員
性格はいたって普通……、普通? 平常時は穏やかで丁寧で親切。非常時は冷静で即断即決で果敢。
見た目は、まぁ整っている方だが、本人に覇気がないからかやや地味。
家柄は良い。王国の貴族家でも上から数えた方が早いくらい良い。
本来は、王城で文官の職についているのだが、国王に出向を命じられ教職に。
結局、別居状態は結婚後1年続いた。むしろこのままズルズルいきそうだったので、1年後に「新婚生活しましょう」といって、同居を始めた。
2 たぶん甘党の男性神官
ちょっとお腹まわりが気になり始めたアラフォー。
くだんの男性教員の担当みたいになっている。他にも2人、担当(というか甘党)神官がいる。
ちなみに、王子殿下の健闘を祈る相手は主神ではなく、知恵の神である。
3 王立学校の校長
渋めのダンディー。地顔が渋顔。何か悩みがあるとか、苦々しく思うことがあるとかではない。
学校長なんて、面倒ばかりの職についている割に、実は楽天的なところがある。
むしろ悲観的な性格では務まらない職ではある。
4 主神アウレ
この小説で唯一名前が出てくる。
性格はいたって気まぐれ。無責任。適当。なのに主神。
今回は、10代前半くらいの少女的な人格になっている。気に入った小説によって人格が変わる。
5 神子
王都の神殿には、男性と女性の神子が最低1人ずつ、現在は男性1人、女性2人が在籍している。
夢の中で、主神と語らいその意図するところを推し量るのがお仕事。
近年では、大量殺人が起こらないように、話しの方向を持って行く技術を日々研究している。
番外 王国貴族
王様がいて、貴族家が150くらいある(分家は数えない)。
貴族家は、爵位はないが、上級・中級・下級になんとなくわかれている。
本人の実力により位階が上下するので、子供への教育にはどの家も力を入れている。
番外 神殿の相談室
平日の午後、昼過ぎから夕方まで随時受け付けしている。
王都の神殿の場合、「相談室(2人用)」は3部屋、「対話室(~6人用)」は2部屋ある。
時間外の相談の希望は、前日までに受付係りの神官に都合を聞くことになっている。
なお、相談に乗ってくれるのは、その時手の空いている神官なので、基本的に指名はできない。
田舎の神殿の場合は、神官が少ないのでやはり選べない。
相談は無料(神官の修行の一環として行われている)。ただし、対話室使用時は志を受け取る。
番外 王立学校
主に15歳~20歳くらいの男女が学ぶ、王国の最高学府。(卒業後に研究機関へ行くこともある)
王立というだけあって、王家のポケットマネーにより運営されている。
一応3年制。15歳以上であれば、試験に合格するか、首長や神殿の推薦により入学できる。
文官科・武官科・魔法科・従者科・社交科・芸術科が主な授業種類。
1年前期に基礎を学び、後期からは上記科目から必要な授業を選択して受講する。