八年前の事件
最悪だ。
宇宙規模で暗躍する武器商人──〝死の商人〟が攻めてきた。奴等はあちこちの惑星を奇襲しては資源を根こそぎ略奪し、現地人を売り飛ばし、後には草木も生えぬ死の星に変えると言われる、極悪非道で宇宙一悪名高い武器商人だ。
ちょうど今、この惑星周辺の宙域を守る宇宙政府軍の連隊が、演習で離れている。彼等がこの襲撃を知っても帰ってくるまでには時間がかかる。〝死の商人〟はその隙を突いてきた。計画的犯行だ。
狙いはもちろん、機械生命体である。この惑星の国々がそうしているように、軍事に利用すれば大きな戦力となる。奴等は機械生命体を捕獲し、欲しがる国または星に売りつけて、莫大な利益を得るつもりなのだろう。
それともう一つ、奴等が狙っているモノがあった。
ルシェール人で〝英雄〟と評判のグラウと、その娘でアージェンターのエフェドラだ。
英雄を堕とせば人々の希望は失われ、略奪が容易くなる。稀少人種の中でも稀少な娘は、高値で欲しがる者が掃いて捨てるほどいる。
ゆえに、ルシェール人の親子が住み、エンタメバトルの最先端で機械生命体が集まっている『青の都市』は真っ先に狙われた。
同時進行で、この星の国々の軍事基地も襲撃を受けた。軍の基地ならば、多くの機械生命体が配備されている。軍人さえ排除してしまえば、簡単に多種多様な機械生命体が纏めて手に入ると考えた、大胆不敵な策だ。
「なあ、オレは聞いてないぞ!?」
「こんなことって……」
ユーリィと同僚の若い者達は動揺していた。所属するチーム『スピットファイア』の背後にいる組織が〝死の商人〟と繋がっているばかりか、奴等に協力するよう指示があったからだ。
元々裏社会と通じている組織だと分かってはいたが、まさか〝死の商人〟の手引きをし、故郷をも売り渡すとは。
──このままでいいのか。
ライダーの魂ともいえる機械生命体を、ライダーの誇りを、こんな奴等に踏み躙られていいのか?
──いい訳がない。いい訳がないだろう。
最も近い軍の基地に助けを求めても、そこも奇襲されている。自分達で守り切るしかない。
青の都市にいるライダーは皆ライヴァル関係でも、英雄・グラウを筆頭に一丸となって略奪者に抵抗し、誇りを持って戦っていた。
「どうする……なんて愚問だな」
「ああ。オレの腹は決まった」
この星が蹂躙されていく様を、黙って見ている訳にはいかない。協力するなど以ての外だ。
気付けば若いメンバーは無断で組織を抜け、青の都市を守って戦うライダー達に加勢していた。
「待て。こういうのはどうだ──」
ユーリィの考えは少し違った。
青の都市を防衛する機械生命体もライダーも、十二分に足りている。ならば自分達は自分達にしかできない戦いをするのがいい。
機械生命体を兵器としか見ていない、真の価値も解っていない余所者どもに、自機はもちろん野生の小型種一体でも奪われるのは御免だ。ユーリィは仲間と共に協力者の体を装って、〝死の商人〟陣営の懐に入り、捕獲された機械生命体や捕虜となった兵士などを逃すという作戦に出た。これは時間との勝負だ。自分達が味方と思われているうちに、一ヶ所でも多くの場所で事を成さなければならない。
惑星全体からしたら僅かな抵抗だが、ユーリィ達は各地に散って次々と作戦を実行し、敵陣営を翻弄した。
また、〝死の商人〟側は機械生命体の扱いに慣れておらず、しかし生け捕りにしなくてはならない、もっと言えば傷物にすれば価値が下がるため、相当手を焼いていた。地元民を脅して世話をさせようとしたが、そもそも機械生命体はライダーや訓練を受けた軍人でもない一般人に扱えるものではない。特に人気の高い機竜や機獣は、己が認めた人間でなければ触れさせもしない。首尾よく搭乗できたとしても、強い機種になればなるほど操縦するのに体力を消耗する。プロのライダーや鍛えている軍人でも、乗っていて気絶することはよくあるのだ。素人が一朝一夕で思い通りにできるはずがない。(未成年のエフェドラがトップライダーとして獅子の機獣を操っているのは例外中の例外だ)
そこへ来て、ユーリィ達の叛逆だ。各地で相次ぐ機械生命体の暴走、地元民と捕虜の脱走騒ぎ。
〝死の商人〟は目論見が甘かったことを苦々しく思い、狙いを〝英雄〟のみに定めた。この星の制圧を失敗した損害は大きいし、宇宙の裏世界を牛耳る武器商人としてのメンツがたたない。せめてヤツの首だけでも獲らねば……と、青の都市に向かって戦力が集結しつつあった。
〝英雄〟への総攻撃が予想される前夜。
青の都市を守るライダーの一部が集結している最前線の陣営に、敵を攪乱してきたユーリィ達は辿り着いていた。
都市からかなり離れた荒野の岩石地帯は姿を隠すのに適していて、水場もある。
夕食を終えて軽い酒盛りが続く中、ユーリィはコーヒーが入ったカップを片手に自機に凭れていた。
「………………!」
「…………!!」
少し離れたところで焚き火を囲む男達から、陽気な話し声が聞こえてくる。
とても明日、死地に赴くとは思えない……いや、だからこそ、誰もが明るく振る舞っているのだろう。
地の利はこちらにあるが、星を丸ごと略奪の場にする〝死の商人〟に戦力を一点集中されたら、ひとたまりもない。
戦闘開始は明るくなってからと思われる。〝英雄〟が落ちる様を白日の下にさらすためだ。
「………………」
夜空は晴れ渡り、星がいくつも瞬いている。
宇宙政府軍が宙域に帰ってくるのは明後日だ。……間に合わない。
妙に生暖かい風が吹き抜けて不快に顔を顰めた時、グラウがホットワインが入っているであろうカップを片手にやって来た。向かいの機獣の脚に凭れて足を交差させる。
「……駄目元で言わせてもらいますが。時間を稼ぐために『投降』という手段も有りじゃないですかね」
この人なら絶対にそんな方法は取らないと解っていても、言わなければ気が済まなかった。
組織に残って情報を収集している仲間から〝英雄〟に狙いを定めたとの連絡があってから、彼を犠牲にしない手段はないのかと、ずっと考えていた。
「はは。やっぱりキミは娘に似ているな、ハードハック君」
グラウは不快感を示す訳でもなく、ただ優しく笑った。
「は? この俺が? お嬢さんに?」
思いも寄らない返しをされて、ユーリィは自機に預けていた上半身を浮かす。
「あの子がここにいたら、きっとキミと同じ事を言っただろう」
どうやら空耳ではなかったらしい。が、続く話が物騒だった。
「ただしあの子の場合、キミのように私を案じてくれての策ではなく、本気で敵を打ち負かすための『勝てば官軍負ければ賊軍』精神に則った上での発言だが」
グラウは苦笑する。
バレている……。ユーリィは心の中で舌打ちした。
彼には死を選んでほしくない。そういう意図での進言だったと。
自分を始め、組織を裏切った若い仲間達が投降したところで、始末されるだけである。けれどもグラウなら、極悪非道の〝死の商人〟であっても、躊躇いが生じるはずだ。なんせ、ルシェール人の〝英雄〟が無傷で手に入るのだから。その利用価値・商品価値は宇宙規模で計り知れない。
そうして敵が迷っているうちに、宇宙政府軍が到着すれば。グラウの生存率が上がるのではないか。
「勝つためには手段を選ばない──じゃあ汚い手でも平気で使うのかと問えば、卑劣だろうが外道だろうがそうと分からないよう用いれば何の問題もないって……! 誰に似たんだ、あの子は!?」
天を仰ぎ、グラウはカップを持っていない方の手を額に当て嘆いた。
青の都市に住む者には分かっていたエフェドラの性質だが、父親としては複雑なのだろう。グラウには悪いが、ユーリィもそのお嬢さんと同意見だし、実際にそうしてきた。
正道を貫いて栄光を掴める者など、ほんの一握りである。エフェドラはそれをよく解っているのだ。
しかし、その一握りの代表格である英雄・グラウの娘が、何をどう育ったらそんな精神を持つのか。
英雄の娘だからこそ、なのか?
「頼もしいお嬢さんですね」
ユーリィはとりあえず無難な慰めをして、自機に身を預け直した。
そんな彼女は今、ここにはいない。いたら大きな戦力にはなるが、彼女はまだ未成年である。戦いに参加させるべきではない。それに何かと狙われるルシェール人の親子だ、前々からどう動くかを決めてあったらしい。そして最悪のケースの今回は、グラウのパートナーの次に信頼できるスタッフに娘を託し、宇宙政府軍の本部を目指しているという。
「まったく末恐ろしい。……あの子が今の私の立場にいたら、投降策も実行していた可能性が高い。ただし、時間稼ぎなんて生易しいものじゃなく、敵の懐にあえて入り込んで、内側から破壊工作・総崩れ必勝の容赦のない目的でだが。
──ちょうどキミがここに来るまでにしてきた、戦局をを大きく変える活躍をしてくれたように」
グラウは焚き火を囲い陽気に酔った若者達に温かな眼差しを向けたまま、ユーリィを労った。
その響きからありありと感謝の意が伝わってきて動揺する。
「あれは……そうしなければライダーとして顔向けできなかっただけで」
組織の上の者がやったことで末端の自分達には関係ない、では済まされない。青の都市のライダー達に合わせる顔がないのだと。
「提案したのは俺ですが、同僚が協力してくれたからこその結果です。皆、必死だった」
今思い返せばよくあんなことができたものだとゾッとする。極限にあって、若さがうまく噛み合ったからこそ成せたのだろう。
決死の作戦だったが、誰もが死ぬつもりは毛頭なかった。
〝死の商人〟側が周到な用意もせず、武力で機械生命体達を手中にできると侮っていたのもラッキーだった。
「それに、少々やり過ぎた。あなたを追い詰める一因になってしまった」
「何を言っている。奴等はどれだけ叩いても、叩き足りない存在だ。時間も十分稼げたし、何より無辜の人々が救われたのが素晴らしい。
──私の命運など、心配しなくていい」
グラウはここにきて初めて厳しい顔になった。
責任を負う必要はない。後は我々先輩に任せておけばいいと。
「青の都市の全住人はもとより、娘さんのためにも生き延びるべきでは?」
後輩ではなく若輩扱いされた気がして悔しくて、食い下がってみる。
「できればそうするが。有志の士気を下げ、人々を失望させる死に様だけは晒せない。それに、私自身が容認できん。
第一、下手な事をしでかすと、娘に何と言われるか……!」
カッコ良く真面目に語っていたかと思えば、娘に関わると途端に情けなくなった。
最も恐れているのは娘の評価か!?
「俺達としても、生きていてほしいんですがね」
平時なら絶対に口にしない言葉を、半ば投げ遣りに言ってみる。
するとグラウは、嬉しさと申し訳なさが入り混じった苦笑をして、「善処する」とだけ答えた。
やはり、英雄としての最期を決めてしまっている。
それが分かっていても、自分達にはもうできることがない。ユーリィは苦々しさをコーヒーと共に流し込んだ。
「ところで。キミは娘をどう思う?」
雰囲気も話題もガラリと変え、グラウは興味津々の目を向けてきた。
何なんだ、このおっさんは?
「利発なお嬢さんだと思いますが」
『どう』が何を指しているのか判らなかったが、ここでも当たり障りのない答えを返しておく。
戦い方や普段の生活態度から、青の都市にいる者は「そうだろうな」と理解していたが、黒い思考を持つと先ほど身内も身内、父親のグラウから嘆きと共に聞かされたばかりだ。尚更慎重になる。
「ふむ。模範的な解答だ。まあよしとしておこう」
「……どうも」
「私としては、あれは将来、凄まじい美男ぶり・容赦のないスマートな戦術でライダーを圧倒、老若男女大熱狂! 私を超えるかつてないダークヒーローになると予測しているんだが!?」
「…………」
親バカか。娘なのに『美男』とは。『ダークヒーロー』でいいのか? 言いたいことは分からないでもない。けれども親としてその妄想はどうなんだ。
ツッコミを入れたいところ満載ではあるが、この状況下。好きなだけ語らせておこう。ユーリィは聞き役に徹する覚悟を決めた。
「そんなあの子のチームメイトにキミがなってくれるなら、私は安心できるんだが」
「………………」
安心できる、は「安心して逝ける」じゃなかろうな。
ユーリィは黙っていられなくなった。
「そうやって誰彼となく口説いて廻っているんじゃないでしょうね? 俺達は基本的に単純だから、英雄の発言は全部真に受けますよ。
そうして責任を取らされるのは娘さんだ。怒られるんじゃないですか」
エフェドラがこの男を一言で黙らせていたが、その思いが身に染みて解った。彼女が腹黒だというのも仕方ないんじゃないかと思う。
「本当にキミは昔から疑り深い──その慎重さを買っているんだが」
軽く睨むユーリィを前に、グラウは全く懲りてなさそうに肩を竦めた。
「いいか? 可愛い娘だぞ? 婿になる男にだって『任せた』とは言いたくない。チームメイトだとて、そう簡単には許せん」
グラウは「寝言は私を倒してから言え」と必ず機獣で立ち塞がるという。
つまり、ユーリィしか勧誘していないと。
ますますもって不審だ。自分の何をそこまで買ってくれているのか、さっぱり解らん。
「どうするかはキミの自由だ。私が望んでも、あの子が望むとは限らんしな」
「…………」
上げたと思ったら下げてくれる。だが事実、そのとおりだ。そして結構傷ついた。
ユーリィは厄介な感情を持て余し、舌打ちする。
英雄の術中に嵌っている……騙されるな。
「──しかし、それでもなお、食い下がってくれる誰かがあの子の傍にいてほしい。あの子は異常に生きる事への執着が薄い。……死に対する恐怖をあまり感じていないようなんだ。
だからか興味を持った対象を徹底的に調査・追究する一方、簡単に手放せてしまう。
母を知らずに育ち、私といる時間が長いせいなのか。持って生まれた質なのか……」
どことはなしに眺めていたグラウは静かに息をつき、視線を前に戻した。
「とにかく。私がいなくなったらその傾向に拍車がかかりそうで、心配だ。あの子が拘るものが一つでも見つかってくれるといいが」
そう言い終えると、グラウは冷めかけのホットワインを口にした。
ほぼ独白に近かったその話こそが、今一番、誰かに聞いてもらいたかったことなのだろうとユーリィは理解する。相手が自分でよかったのか甚だ疑問ではあるが。
「なら生き延びるんですね。それもこれも杞憂に終わる。妙な人選も、平時に戻れば気の迷いだったと思い直せる。いいこと尽くめだ」
ユーリィはあくまでも建設的かつ現実的に意見する。本来なら細心の注意を払うべき場面だったが、知ったことかとさえ思う。
はっきり言って、ユーリィは怒っていた。
非常に厳しいこの状況下で、皆で生き抜くのだとライダー達は集結している。だというのに、その中心人物が一人だけでもう逝ってしまうのを決めつけている。
「キミはあれか、ツンデレというやつか」
「はあ?」
シリアスな空気をぶった斬って、グラウが『娘のチームメイトに』発言同様、予測不能なことを言いだした。
「ここは哀愁漂う父親に同情し、英雄に期待された若者らしく勢い込んで『お嬢さんは俺に任せてください!』とか『あなたの遺志は俺が継ぎます!』とか、熱く申し出るべき男泣き必至・感動のシーンになるところじゃないか」
先程までの悲愴ななりはどこへやら。映画監督よろしくダメ出しするグラウだ。
ユーリィは呆れた。
「誰が言うんです、そんなこと。娘さんとはいえ、自分より強いライダーに対して」
「うむ。クール過ぎるあの子と張る、冷静さ加減。一層親近感が涌いてきた。キミなら婿も務まりそうだ」
「…………」
展開についてゆけず、ユーリィは眩暈さえ覚えた。
何故『婿』にまで昇格する!?
「酔っ払ってますね。完全に」
嬉しくないはずがない。年若いライダーで、彼にそう言われて嬉しく思わない者はいないが──
「なに、あの子は年上好きだ。キミも射程圏内だぞ」
「……本当に怒られますよ? いや、嫌われるな」
「これだけ言ってもまだデレんのか! キミはうちの娘が気に入らないのか!? 何が不満だ!」
「だからそういう問題じゃなく──」
グラウが酔っていないと判っていたが、ユーリィは付き合って適当にあしらっていた。親バカでウザイのも、この状況下では貴重に思える。
英雄と一対一で話せる時間が夢のようだったから──
そのうちグラウのパートナーがやってきて、「いつまで若者に絡んでいるんだ、この酔っ払いが」と彼の襟首を掴み、問答無用で回収していった。
最後の夜になるかもしれない。皆は彼等が二人きりで過ごせるように、遅くまで焚き火を囲んでいた。
そして若者達は翌日、裏切られたと知った。
「──い、おい!」
「…………っは!?」
目覚めたのは、全てが終わった後だった。
「大丈夫か?」
青の都市で防衛していたライダー達が、野営地でそこかしこに転がっているライダーに声をかけて廻っている。
「戦況は!? グラウさんはどうした!」
起こされたライダーは大声で叫ぶ。
ユーリィは悟った。ここにいるのは若いライダーのみ。
自分達は眠り薬を盛られて、置いていかれたのだと。
「宇宙政府軍は帰ってきた。だが…………」
起こして廻っていたライダーは目を瞑り、首を横に振った。
それは激しい戦闘だったという。最後は青の都市で見守っていた人々の目を焼き尽くさんばかりの光に包まれた。そしてその戦場には、地面に焼け焦げた跡しか残っていなかった。
「そんなっ……! オレたちはっ……!」
「嘘だろ? なあ、嘘だと言ってくれっ!」
「…………うっ、ううっ……」
最期まで英雄と共に戦う覚悟だった若者達はやりきれなさを持て余し、咽び泣いた。
グラウが恐れていたことは二つ。
一つは、囚われた自分が奴等に利用され、この星の人々を苦しめるような失態を晒すこと。
もう一つは、エフェドラが捕えられ、〝英雄の娘〟として利用され、苦しめられること。
エフェドラは同胞に任せておけば問題ない。ルシェール人は離れて暮らしていても結束は固い。
ゆえに、グラウは自分の身の振り方に集中できた。結果、青の都市を守った最後の戦闘は、グラウやライダー達の遺骸も、乗っていた機械生命体さえ残らない、激しいものとなった。
その戦闘を終えると〝死の商人〟は急いで星から撤退していった。それを見て青の都市だけでなく、星中の人々がグラウ達を称えた。そして彼等の『星葬』が執り行われた。
しかし、彼等の墓標の下には、彼等は眠っていない。
だからか、今でも『英雄生存説』が囁かれていた。
長くなってしまいました……(;´д`)
〝死の商人〟の組織名は敢えて明記していません。




