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寿町の星  作者: 播磨王65
12/31

12話:兼松夫妻と夢想夫妻の沖縄旅行2

 その後、店の奥に南国の植物を温室みたいにい仕切った庭が見えて、しばらく眺めた。そして写真を撮って、精算して、店を出た。そしてオクマ・ビーチ・リゾートに18時半頃に到着して、部屋でゆっくりして、今日は、かなり運転したので、風呂に入って、21時過ぎには床についた。翌1997年3月20日は沖縄北部、オクマから那覇へ移動する日で、朝7時半にホテルをチェックアウトして海沿いの道を南下して、大宜味村を抜け、9時頃に本部の沖縄美ら海水族館に入った。


 まだ混んでいない時に大きなジンベエザメ、マンタ、海亀のいる水槽を見て回り、最後にイルカノショーを見て10時過ぎに水族館を出た。そして名護、恩納村を抜け、読谷村の「やちむんの里」によって、きれいな小皿を見て、気に入ったがらの数点を購入した。そして更に国道を南下して昼頃に北谷のアメリカンビレッジに到着して昼食をとった。近くの個性的な店を回ったが直ぐ飽きて13時過ぎに出発した。


 宜野湾を抜けて泊港の建物に入り、フェリーが出入りする港を眺められる素敵なカフェで一休みした。紅茶、珈琲をのんでフェリーから降りて抱き合う人、別れを惜しんで手を振る女性の姿を眺めた。16時過ぎに泊港を出て那覇の繁華街の県庁近くのホテルに到着した。そしてチェックインして、しばらく部屋で休んで18時過ぎに近くの「りうぼうデパート」へ入って、普通の和食の店に入り、天ぷら定食、うな重、刺身定食などを注文して食べた。


 そして、デパートをまわり、お菓子や酒のつまみ、オリオンビール、あわもりを買ったが、デパートの割に安いと女性たちが驚いていた。20時頃まで店内巡りをしていると、美味しそーなケーキ屋さんを夢想の奥さんが探し入った。そして珈琲と苺の乗ったケーキや旨そうなパンケーキを頼んで一休みして歩いてホテルに帰った。部屋に帰ってオリオンビールをあけて旨そうに飲んで1時間ほど今日の旅の話をして22時前には床についた。


 翌3月21日、8時に起きて8時半にホテルを出て首里城へ車で向かった。ホテルから道が混んでいて30分ほどで首里城近くの駐車場に車を入れた。そして人の行く方についていくと2千円札で見た守礼門に出て写真を撮り、そこを右折して歓会門、瑞泉門をくぐり、歓談をあがると廣福門を抜けて広場についた。そこで、首里城入場券を購入し奉神門から首里城公園に入り首里城場内に入った。首里城の豪華な装飾品と屋根の一対の龍など、芸術性の高い素晴らしいお城だった。


 その後、展示物を見学して11時前に首里城を後にした。その後、牧志公設市場の近くの駐車場に車を止めてから市場へ入った。中に入ると南国特有の派手な色した魚が魚屋のケースに横たわっていた。フルーツもバンゴ、パパイヤ、パイナップルと種類も豊富だった。11時半を過ぎた頃、さっき見た魚が無性に食べたくなり、カニとエビと魚の刺身の舟盛りセットを2つもらって、4人でたらふく食べた。首都圏なら1万円以上する値段だが、半分以下の値段で食べられた。


 しかし臭いがきつくて女性たちが早く出でましょうと言って12時半には市場を後にした。その後、那覇で有名な波上宮の近くの駐車場に車を止め波上宮の大鳥居をくぐり、お参りした。その隣にもひっそりと浮島神社があった。お参りしていると地元の人がここまで来たら波の上ビーチへ行くと良いよと言われて散歩すると、多くの人が波打ち際を散歩していて、遠くまで行くと、岸壁の上に波上宮の大鳥居が見えた。那覇の人が海水浴に来る有名なビーチだと知らされた。


 その後、車でホテルに戻り、早いので「りうぼうデパート」の昨日行ったカフェに入って、お茶して、少しお話をして、ホテルに帰り、今晩が沖縄、最後の夜なんで、面白いところはないかと聞くと松山のケントスが良いと教えられた。21時オープンで午前1時までやっていると言われ、アメリカンポップスやオールデイズのライブハウスだと教えてくれた。そこで20時40分にタクシーを呼んで欲しいと告げ、部屋に帰って今晩のライブハウスのために仮眠した。


 19時過ぎから動き出し荷物をまとめたりして時間を過ごし、またホテルの近くのカフェで軽食をとって20時になりホテルに帰って来て20時40分にタクシーが来て、10分足らずでケントスについた。オープンしたばかりで、直ぐに4人のテーブル席を用意してくれた。そしてホテルのフロントで教えられたようにセットでお願いしますと言った。そして、4人で、しゃべっていると続々とお客さんが入ってきた。


 21時前に5人の若者たちが登場し音合わせ、チューニングと何かひそひそ話をして21時ちょうどに、センターのポニーテールの可愛い女の子が、バンドの紹介を始めて、歌が始まった。 第一ステージが22時近くまで行われた。「アンチェインド・メロディ」「煙が目にしみる」や「男が女を愛するとき」「悲しき雨音」「STAND BY ME」と続いて中休みが30分。第二ステージが22時20分から始まった。


 「ロコモーション」「ロック・アラウンド・ザ・ロック」「パイプライン」「ラバンバ」「雨に歌えば」「霧のサンスランシスコ」23時過ぎまで続いた。また30分休みで12時近くが第3ステージとなっていた。しかし第2ステージを終え、つまみと飲み物も終わったので23時過ぎにタクシーを呼んでもらいホテルに戻った。


 ホテルに帰り部屋で今晩のショーの話や昔話に花が咲き0時過ぎに床についた。翌3月22日は9時まで寝て、朝食をとって10時にホテルを出てレンタカーを返した。そして12時半発の飛行機で15時前に羽田に着いて兼松夫妻を鴨居のマンションに送り、自宅に帰ってきた。

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