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第二

第2話投下ー(・∀・)人(・∀・)

鼻がムズムズ地元は天気が悪くやる気が出ませんね(・ε・` )

でゎ、ドゥーゾー(*´∀`)

「さてと、とりあえずお昼にしましょう。

テミスちゃんも食べていきなさい

食べながらこれからの事や私の事は説明するわ。」


母親はそう言うと一人部屋を出ていき部屋にはアキとテミスだけだ。


「アキさんのお母さんって何者ですか…


あの圧力完璧に主神さま超えてましたよ?

おかしいでしょう!?

お伽噺でもあるまい、なに普通に神こえてるんですか??!」


なんて凄い形相でアキの胸ぐらを掴みながらグワン、グワン、と音がしそうな勢いで振り回しながら訊ねてきた。



「おっ、お、おっ、れに

ソン、ナ

事、いわれても」


うっ…

しっ、死ぬ…

テミスまわしすぎだ…


アキは振り回されながらも何とか答えたが

頭を揺さぶられ過ぎて吐く寸前だったが

テミスもアキの顔が青くなって来ているのに気づいてようやく振り回しをやめた。



「だって…

主神クラスを超えるなんて


有り得てはいけないんです…

人間がその世界の神を超えるってことは

その人間が世界を好きに出来るって事なんです」


テミスは弱い声で話していた。


アキはポリポリと後頭部を掻きながら…

強い意思の籠った眼で言った。




「テミスが何を焦ってるかは分からない


けどな…お袋は大丈夫だ世界をどうこうなん考える性格じゃない

それに俺はお袋が居たから生きてんだ


だから…お前がお袋に何かするなら




殺すぞ?」




その時のアキは先程までのアキではなかった。

つい一瞬前までテミスに振り回されて

顔を青くしていたアキが今は言葉と眼の力だけで圧していた。


その瞳には力が、意志が溢れていた。

自分を守り育てた母に害するなら神も殺す意志が



母が幾ら規格外だろうが今のアキは只の人


なのにテミスは気圧されていた。


「はぁ…

もぅなんなんですか貴方達親子は…


片や主神を超えて片や人の身で神を脅しますか。」


そう言いながらもテミスは少し笑っていた。

言葉こそ脅しだがその真意は親を思う子の気持ち

それに不快感を感じる法の神ではなかったのだ。




「ふーんふふーんふー♪」


アキとテミスが話を終えリビングへ向かうと母が鼻歌まじりにリビングと併設されているカウンターキッチンで料理を作っている最中だった。


アキたちが来たことに気付き母はキッチンからこちらに顔を向けていた。


「あーアキもテミスちゃんも座って待ってなさいもうすぐ出来るから、アキはテミスちゃんにお茶でも出してあげなさい」


そんな母の言葉にアキはテミスへと顔を向け問いかける


「りょーかい、テミスはウーロン茶はのめるか?」


「あっ、はい飲めますお酒以外の飲み物なら大丈夫です」


テミスがそう言うとアキはキッチンへ向かい冷蔵庫からお茶をとりだし戻ってくる。

リビングに置かれたテーブルへお茶を置きアキはテミスへ着席を促す。


「まぁとりあえず座りなよ

母さんも話は飯を食えばしてくれるんだし

一回言い出すと母さんは意見変えないから待つしかないぜ?」

そういいながらアキは首を竦めていた。


「そうですね、そうします」


アキのその仕草を見てテミスは微笑みながらアキの対面へ着席した。


そうして少し待っていると料理を作り終えた母がキッチンから料理を運んできて三人での食事となったのだがテミスが頬をひきつらせながら母に声を発した。


「これ、本気ですか…?」


その原因は目の前の料理だった。

献立は生姜焼きもちろんキャベツの千切り付きにきんぴらごぼう味噌汁に白いご飯と普通のメニューなのだか量がおかしかった。

三人の目の前には生姜焼きだけで優に10人前はありキャベツなど1玉丸ごと千切りしたような量がある、きんぴらは丼に入っていて味噌汁に至ってはなべのままなのだから

そりゃ普通の人ならドン引きの量だ。


「ん?こんなもんじゃないか??

あーもしかして足りないのか?もう少し作ってもらうか?」


などとアキは当たり前のように言いまして足りないのかとのたうつ非常識っぷりである。


「いやいや、たりないわけないじゃないですか!!

多すぎるんですよ!毎回こんなに食べるんですか?」


テミスはもう半分呆れ顔で聞いていた。

そこに母がしらっとした顔で


「あー食べるのはほとんどアキよ?

この子燃費悪いのよねーまぁそれも一応理由があるから食べてから話すわ」


なんて言われたアキも理由があるとは知らず驚き母に聞き返そうと思ったか結局食べなければ話してはもらえないだろうと思いそのままにしておくことにした。


「まぁいいや、とりあえず食おうぜ」

「そうね頂きましょう」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「もぅ、なんて言えばいいんでしょうか。

明らかにおかしいですよね?」


テミスは目の前の光景を見てひとりぼやいていた。

先ほどまで目の前に山と積まれていた食事の9割がたをアキが一人で平らげたのだから初めてみた者には異様な光景である



「その体の中にどうやればあの量が入るんですか?

ていうかあの量を毎回食べて体型がそれって貴方は女の敵です か?!」


「いや、そんなこと言われてもな?

俺は小さいときからこれが普通だと思ってたんだよ

学校とかで皆たべる量が少ないし給食なんかもすごい少しだからびっくりしたくらいなんだよ」


アキは困ったように頬をかきながらテミスに言う。


そこにアキの母が助け船を出す。

「あぁ、そういえばそれも説明するって言ったわね。」

「そうですね、聞かせてもらえますか?

私も流石に貴女やアキさんの事は不思議なことが多すぎます。」


テミスがそう言うとアキの母は何かを考える様に頬に指をあてながら、うーんと呟いていた。


「まずどこから説明するべきかしらね…

そうね、まずは私の事から話すわそれが一番説明しやすいしね」


アキの母がそう言うとテミスは一つ頷き先を促すようにアキの母を見つめていた。


「まぁざっくり言うと私も神族なのよ、正確には元だけどね…」


「…はぁ?!」


母の言葉にアキはこれでもかと言うほどに目を開き恐ろしい勢いで首を母の方へ向けて言い放つ。


「はぁ?!はぁ?!はぁー?!

神族?親族??心族?お袋いきなり何言ってんだよ

こんな時にそんな冗談いらねーぞ?」


母の発言に気が動転しているのかアキは多少意味不明な事も言ってるのだが母はケロっと言う。

「何言ってるの?

アキには小さい頃に教えたわよ?

て言うよりお父さんが生きてる時によく遊びに来てくれてたゼウスおじさんやハデスさんやイザナギおじさんに天照お姉さんだって神様よ??」


「…ちょっと待ってくれ

あの人たちって本気でそれが名前だったのか?」


もーアキはいっぱいいっぱいな気持ちをなんとか落ち着かせ昔遊んでくれたおじさんやお姉さんを思い出しながら母に訪ねた。


「え?当たり前じゃない自分で名乗ってたでしょう?」


母に当たり前のように言われたアキは心の底から目一杯の気持ちを込めて一声。


「本気で本名だなんておもうわけねぇーじゃねえか!!」


はい、ごもっともですアキさん。


そこで流石にテミスも理解を越えたのか声をあげる


「いやいや待ってください!!

ゼウス様にハデス様!?イザナギ様に天照様って第一、第二神格の主神クラスじゃないですか。

その方たちが遊びに来ていた?元神?

なんですかそれ…もぅ理解できないんですが」

テミスは一息に言いきると驚愕の表情でアキのを見ていた。


「そう言われてもねぇ?

それに主神クラスであって創造神ではないから一応現世に降臨は出来るから旦那に会いに遊びに来てたのよ」


「…いや、無茶苦茶」




次話未定( ー̀дー́ )

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