ずっと一緒
オリジナルBL†双子ネタ(甘)
段々日も沈み暗くなってきた頃。
キルはまた小悪魔に誘われていた。
『ねぇ……キル…一緒にお風呂入ろ…?』
「またイルは甘えるんだから……一人で入れるでしょ?」
腕を引っ張るイルにキルは優しく言い聞かせる。
いつも何かしら甘えてくるのだ。
『やだ!キルと一緒がいいのっ!』
「……もう小学生でしょ?」
『やーだー……』
じーっと涙を浮かべてこっちを見るイルに耐えきれなくなり、今日も折れてしまったキル。
「仕方ないなぁ……ほら、入るよ?」
『やったぁぁああ!!』
渋々、恥ずかしがりながらもキルはイルの手を引いてお風呂場へと向かっていった。