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俺の妻は忍(しのび)ですか? ――でもって、もしや、次に殺される男は俺ですか?? ええ〜っ! 俺、まだまだ生存希望ですけどっ!?  作者: ひの


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~陽の巻~

 各務野の葬儀は、小さな寺でひっそりと行われた。


 侍女の葬儀だ。政じいは略装でいいと言ったが、俺は正装をした。

 同じく正装で現れた火鳥が、俺を見て静かに頭を下げた。


 参列したのは、火鳥と俺の他は、一益と政じいだけだった。

 たった4人の葬儀だったので、焼香はあっという間に終わった。



 葬儀の間は落ち着いていた火鳥だったが、火葬の段になると取り乱した。

 突然「私も一緒に行く」と叫び、止めようとした僧侶の手を、いともあっさりと振りほどいた。

 燃え盛る炎の中に飛び込もうとした火鳥の髪に火が燃え移る寸前、一益が走り込んできて、後ろから羽交い絞めにした。

 火鳥は大声で泣き叫び、一益の腕から逃れようともがき続けた。


 一益は、声を枯らして号泣する火鳥よりも辛そうな顔をしていた。


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