お笑いのために
お食事中の方は1話目だけは食事が済んだ時読んでください
「脱糞だ!(だ〇ふんだ)」
「いきなりナニ?」
美喜の爽やかな朝を茶色に染めてくださりやがったこのセリフを吐いた女こそ、我が母である。
――お笑い学院高等部〜お笑いのために(エリ〇ゼのために)〜――
「で、何?このウインナー…」
美喜は、母の焼いたウインナーを指さす。
「勝った!WIN!」
母のボケ炸裂!美喜に2億飛んで1ナノのダメージ!!
美喜は、ガタガタするひざをなんとか立ったまま突っ込む
「違うわアホ!この焦げたウインナーはなんだっての!」
「脱糞。」
キッと母を睨む美喜。
「もっしもっし母よ〜母さんよ〜♪お前の脳はドコにある?ガタガタプルプルランラン♪」
美喜は歌いながら母の頭を揺する
「失敗しちゃった☆」
「☆じゃないわよ!朝から漫才始めんな!」
「ひざまずいて泣いて許しを請うたら許してあげる♪」
ゴン!
美喜はひざまずく代わりに母に頭を下げ、高々度式頭突きをする。遠心力と重力をノセたその一撃は、鉄板さえ紙のようにひしゃげる。そして本人は頭蓋骨が割れる。しかし問題ない。頭蓋骨など、誰でも割れ目がある。赤ちゃんなど、割れ目の間は隙間がある。
母よ、安らかに眠れ。で、もう目覚めんな。
母、登代子。享年49歳、撃・沈
「いってきま〜す♪」
こうして、いきなり母という名の敵を倒して経験値が39.195もらえてレベルが1.3上がった!
美喜は元気に漫才通りを経由して漫才学院高等学校を目指した。
これは、美喜のお笑い芸人街道という名の覇道を歩む物語をちら〜り、黒ハイニーソックスとピンクのミニスカートの間並みに魅せる物語である…ハズだ
1話目は日本では流行らなかった、全身真っ白のエログロナンセンス。あの演技ジャンルを連想しました。
今作でなく、今話だけの雰囲気。次回作は、一つでも感想か評価をしてくださらなかったら、連載止めます。小心者で変わり者なんでw
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