表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/50

09 白いツバサS 本編07


 生徒達と教師が目を覚ますと、全身びしょ濡れでどこかの広い場所に移動していた。


 目の前にはイスに座ったお姫様がいる。


 コヨミ「ようこそ異世界、アークへ。異界の者達よ。私の名前はコーヨデル・ミフィル・ザエル。どうかコヨミと呼んでください」


 そしてコヨミは説明し始めた。


 学校の生徒達を召喚したのはサクラという、この世界の王女の一人で。

 そして彼女はこの世界を救おうとしている途中で命を落としてしまったこと。

 おそらく世界を救ってほしくて、異世界の人たちを召喚したということ。

 この世界は、闇の魔力が増えすぎて異形の化け物が大量発生し、滅びそうになっていること。


 それを止めるためにはセントアーク遺跡に行かなければないという。


 選「だったら俺達が何とかしてやるよ」

 緑花「そうね、こうして召喚されたのは、私達に願いを託したってことでしょうし」

 未利「まあ、帰れないんだったら。この世界がなくなったらこまるし」

 啓区「ひょとしたらその途中でサクラ姫さんを見つけらるかもしれないしねー」

 なあ「お手伝いするの!」


 コヨミ「皆さん……、ありがとうございます。この御恩、感謝してもしきれません。それではさっそく貴方達へ戦う為の力を継承しましょう」


 コヨミが呪文を唱えると、その場にいた生徒達や、教師たちの体を光が包んだ。


 コヨミ「これで、使うべき時が来れば自然に魔法が使えるはずです。今日はお疲れでしょうから。部屋でゆっくり休んでください」


 部屋に案内された未利、啓区、なあ、緑花、選は疲れもあってか泥のように眠りこける。


 ドオオオオオオン!


 深夜、轟音が響いて目を覚ます。


 未利「何かすごい音がしたんだけど」

 なあ「ぴゃ、びっくりなの」

 啓区「何があったのかなー」

 選「とりあえず、誰かに聞いてみましょう」

 緑花「そうだだ、まずは人を見つけないと」


 部屋を出てしばらくすると兵士と出会った。


 兵士「大変です、化物達に城が襲撃されているみたいです。コヨミ姫が呼んでいるので王座の間に来てください」




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ