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母親
思いついたから書いてみます。
「お母さん!お母さん!お母さん!」
何度も何度も病院のベッドで眠っている母親を呼ぶ。
だが母親は目を覚まさない。当然だ死んでいるのだから。
頭の中ではわかっている。だがそれを信じられない。昨日まではとても元気だったのだ。
次第に「お母さん」と呼ぶ声が小さくなる。
そして後ろにいた医師は衝撃の事実を つげ
る。
「君のお母さんは一年前からとても重い心臓の病気だったんだ。その病気は今の医学では到底治せないようなね」
部屋の空気が凍ったように静かになる。
私は驚きの声をこぼす。
「え・・・? うそ、昨日まではあんなに元気だったのに」
「本当は余命半年だったんだ。それなのに今日まで生きていたんだ。君を想う気持ちだけでね」
その言葉を聞き私の目から大量に涙が溢れてくる。
「・・・・・・お母さん」
感想くれると嬉しいな。