ブラッディ キッチン。
微妙にリアルな話。むしろいつもに増して微妙な話。
何というか、こう、スースーするような。
抜け毛の季節ですね。
近所の柴犬を撫でくりまわすと、それはもうすごい勢いで毛玉が出てきます。
それを見ていた飼い主のご婦人曰く「ほんま、抜いても抜いてもでてくんねん」。
相槌を打つ別のご婦人「どんだけ抜けても毛糸にできるわけでもないしなぁ」。
大阪のおばちゃんの会話が自然と漫才になっているというのは事実かもしれません。
季節はアガパンサスもそろそろ終わり、百日紅が咲き始める今日この頃。
百日紅を見ると、夏が来た~~~っという気分になります。で、抜け毛なのですが、何となくこの時分は多いような気がします。・・・ちょっと落ち着いてきたかな。
いい加減な聞きかじり知識によると、春の紫外線で弱った毛髪が抜けるとか。ただし、夏の暑さで弱った(以下同文)という、秋の抜け毛の話だったかもしれません。
なんにせよ、頭髪が抜けたところで涼しくなるわけでもないので、いいとこなしです。
年に何回か、超薄毛になっている夢を見るのですが、実際に見苦しいレベルの薄毛になったら剃髪しようかな、と思ったりします。だってウィッグは高い・・・。しかし、中高生の頃に見た剃髪美女(日本酒のCM)にあこがれて、ちらりと「剃髪もいいなぁ」とこぼしたところ、「あんたは頭の形が悪いから似合わへんで」と言われてしまいました。残念。
実際は、ショートにして帽子をかぶるくらいでしょうね。
どうでしょう、ちょっとは涼しくなったでしょうか。
まだまだ、という方には本題の凄惨な現場を。
台所というのは、一般家庭で最も危険な場所で、刃物が大量に置かれております。
日々それらを取り扱ううちに、うっかりと怪我をすることがあるのですが。時には思いもかけないものに、出血を強いられたり。
日ごろは、どうも今日は集中できないなぁという時に怪我をします。しそうだな、と分かっているのにするのは実に間抜けな話ではあります。大体薄切りとか千切りの時に、包丁を下すところを間違えて、指の上にトンッと・・・。
しかし、先日は一味違いました。
棚の上から落ちそうな・・・、むしろ落ちている最中のラップの箱を、何気なく左手でつかもうとしたのですが、つかみきれずに手の中を滑り落ちてゆきました。
カッター部分で小指の先をこすりながら。
いやー、なかなかの出血でした。あのギザギザで傷つけられる感触は、ダンボールで怪我をする時と似ています。
幸い、たいして深くはなかったので、消毒して絆創膏をややきつめに貼って、全治二日くらいでした。
確かにラップの箱には「カッター部分は危険なので、怪我に注意」というようなことが書いてありますが、まさかあの程度で血を見るとは思いもかけず。
ということで、ラップの箱は凶器であることをここにお知らせしてみたり。
「お芋ちゃん」現在値:50センチ
2日前に見たときは前回から1センチも伸びていなかったので、今日一日(梅雨の晴れ間の真夏日)で1センチちょっと伸びた模様。おひさま様様。
ついでに、見た目が凄惨なのは、ローストビーフをスライスするときのまな板ですね。
中は半生なので、赤い液体がまな板を伝って流しにぴっちょーん、ぴっちょーん・・・。