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「よっしゃー、おれは生き残ったぞー！」

「まさか…てめぇーー！」

ドゴッ

ガサガサ

ドゴ、バキッ

「てめぇ、何してくれてんだよっ！あんな幼い子を…」

ドカッ

「痛っ…なんだよ、てめぇは！幼い？だからなんだよ！おれは生き残ったんだよ！おれはこんなとこじゃ死ねないんだよ。おれは生きなきゃなんねぇんだよ！へへ、あばよ。」

「ま、待て……待てよ…くそ……お母さんからもらった命なのに…」

「おじさんどうしたの？」

「…えっ…！？カ…ナ…ちゃん…！？」

「キャッ、どうしたの？おじさん怪我したの？」

「い、いや、なんでもないよ。カ、カナちゃんこそ、どこにもいないから心配してたんだよ。」

「なんかね、向こうの方でカナを呼ぶ声が聞こえたから、ちょっと行ってたの。おっきい人がいて、これをくれたよ。」

「ん？この封筒もらったの？ちょっと見てもいいかな？」