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日本国民参加型ゲーム  作者: two
第七章 CONTINUE 網走編 侵攻
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それよりも気になるのが、この女だ。



どっからどう見ても、エミコにしか見えない。



目も鼻も口も、もうエミコと言っても過言ではない。



髪型は違うが、エミコもこのくらい髪を切ればこうなるだろう。



唯一、根本的に違うところは声だった。



エミコはもう少し高い綺麗な声をしていた。



下品な大声も聞いたことはなかった。



囚人服を着ることもないだろう。



「ねぇ、その子達、気が付いたなら、早く逃げないとあたし達もやられるよ」



チラチラと顔を見ていたおれにその女性は言った。



「あ、ありがとうございます。こいつらススム、マナブといいます。助けてくれてありがとうございます」



「いや、そんなことはいいから、早く逃げたほうがいいんじゃないの?」



「すいません、あの、名…」



言いかけてる間に、女性は壊れた家のガレージ内にある車に向かっていた。



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