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十七話 私は可愛い?

視界が真っ暗です。まだ寝てるのでしょうか?でも体は動きます。


「ラティ起きたか?朝飯食い逃すぞ」


ヘルさんの声です。朝ごはんを逃すなんてダメです。朝ごはんは一日を健康に過ごす為の大切なご飯です。


「ラティ?着ぐるみまだ着てるのか?気に入ったからと言っても、もう脱げよ」


そうでした。着たまま寝てしまいました。チャックは何処でしょうか?ご飯が待ってます。


「ラティ、おはよう。着ぐるみそんなに好きか?新しいの用意してやるよ」


要らないです。確かに寝心地は良かったですが、緑は無いです。脳内に赤い何かが浮かびますが、却下です。


私たちは宿の食堂に移動して朝ごはんを頂きます。


「ラティ、昨日?の報酬があるからギルド行くぞ」


そう言えば報酬貰ってません。服代になればいいですけど、期待しないでもらいましょう。

ついでにゴブリンさんに依頼でも受けますか、5つくらいお家壊せば服代になりそうです。


ギルドに着くと沢山の冒険者さんが居ました。

ガヤガヤしてますが、何やら緑色の悪魔の話をしているようです。

笑いながら男の人の尊厳を潰しまくる悪魔だそうです。笑ってやってないので私では無いですね。

多分他の緑色です。


「あー皆昨日はご苦労であった、王様より多大な賞金も寄与された、王様に感謝し、また民の平和を守った誇りを胸にこれからも頑張ってほしい」


おお、まともな事を言いますね、ロリマスなのに。


「で、俺はロリコンでは無い以上」


「大変だな、あの人も」


何かな?ヘルさんも大変みたいですね?


「ラティ様、ロリマスいいえ、ギルマスがお呼びです」


執事さんが後ろから声を掛けてきました。気配が無かったです。ビックリです。

それにいい加減ロリマスはやめてあげたらいいと思います。私が言うのもなんなんですが。


「すまん、呼び出して」


オッフェンさんが軽く頭を下げます。幼女に頭を下げるギルド長、うん変な絵面です。


「ギルマス?どうしてラティを呼んだんだ?」


のっけからヘルさんです。どうしてギルマスに疑問詞がついてるか聞きたいです。


「あー、もう一度言うが俺はロリコンでは無い、大事な事だから二度と言う」


お約束ですね、でもそれは推して欲しいのでしょうか?押すなと言われれば押したくなるのも人情です。


「頼むからこれ以上はやめてくれ、今だってラティがここにいる事も下で何を言われてるか不安になる」


仕方ないですね、忘れた頃にやりましょう。


「で、ロリコンで無いのは置いておいて、どう言う要件だ」


あれ?ヘルさん少し怒ってますか?怒る要素無いと思うのですが?


「すまん、実は王様が今回の功労者に褒美をあげたいと言ってきてな、まあラティとヘルが選ばれた」


執事さん私しか呼んでなかったですよ。ヘルさんのへの字も出ませんでした。

それに功労者はヘルさんです。私は潰しただけですし、潰したのは緑です。私では有りません。


「そうですか、ラティどうする?」


うーん、家族を探すには目立った方が良いですが、幼女ですので悪目立ちは避けたいです。

でもお金は大事です。服が買えます。可愛い姿でお兄様をメロメロにします。


「決定だな、ギルマス、有り難く参内すると伝えてくれ」


「わかった、後で日程は連絡する、出来れば毎日ギルドに顔を出してもらえれば助かる」


「わかった、俺たちは行くぞ、いいな」


そう言ってヘルさんが私の手を引いてドアに向かいます。なんか機嫌が悪そうです。どうしたのでしょうか?


「ゴブリン、ゴブリン、ゴブリンさんは殲滅です」


丁度ゴブリン退治があったので、憂さ晴らしで殲滅です。前回も憂さ晴らしでしたけど、憂さ晴らしには丁度いいのです。


「ラティ、一言言っておくが、お前は可愛いぞ」


はへ?何を言ってるのかこの変態さんは!王女の頃ならわかります。お母様似でしたから。

でも今は地味顔です。埋没する可愛さです。

もしかして先ほど機嫌が悪かったのは、オッフェンさんが力強く否定したからでしょうか?


気にしなくてもいいのです。気にしてたら王女やってられません。元ですが。


ヘルさんはやっぱり何処かネジが有りません。

まあ素直に受け取っておきましょう。変態さんの不器用な優しさを

師匠 「あいつあんなに不器用だったか?」

奥さん「もっと素直だった気もするね」

ドM 「ドMが消えんのじゃ!」

師匠 「諦めろ、そして五月蝿い」

ドM 「諦めん!」

奥さん「でもラティちゃんとどうなるのかな?」

師匠 「お兄ちゃんっ子だろ、俺たちみたいになるか?」

奥さん「それも面白いけど、〇〇〇の幸せもね」

ドM 「そのうち分かるじゃろ」

師匠 「さっさと先を書いて貰うぞ」

奥さん「じゃ次回予告『間話 その後のセンターポート』」

師匠 「あいつら出ないのか?」



お読みいただきありがとうございます!


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