オフに契約延長を締結した選手の開幕1ヵ月を評価する②
■所属チームと契約延長交渉が可能になるのは、契約が1残るシーズンの開幕前日までのオフの間になります。
延長した契約が始まるのは来季からになります。
ルーキー契約終了後の制限付きFAになった場合も契約延長交渉は可能。
【イースタンカンファレンス編】
◎ジェイソン・テイタム 22歳 SF/PF
今季年俸990万ドル(ルーキー契約最終年)
セルティックスと5年1億9500万ドルのMax額で契約延長(デリック・ローズルールによりMax額はアップしています)
2017年ドラフト組での出世頭で名門セルティックスのエースです。
この1年で身長が5㎝伸びたそうで、現在は208㎝ですからパワーをつければPFでもプレー出来るでしょう。
プロ4年目とは思えないほど精神的に成熟しており、オフェンススキルは天性のもので3ポイントも高確率で決めてきます。
バスケットIQも高く、賢くプレー出来るので効率の良いプレーが出来ると思います。
今季はリーダーとしてしっかりチームを率いていますし、個人成績もエースに相応しいものです。
更なる成長を期待したいのはディフェンスで、ジェイレン・ブラウン、マーカス・スマートとの『ビッグ3』は出来る限り長く継続してほしいですね。
◎バム・アデバヨ 23歳 PF/C
今季年俸512万ドル(ルーキー契約最終年)
ヒートと5年1億6300万ドルのMax額で契約延長
咋季急成長を遂げた攻守で活躍出来る万能型ビッグマンです。
数字に残らない献身的なプレーも厭わないハードワーカーで、どんな指揮官でも欲しがるタイプの選手です。
ディフェンスに関しては完成されつつありますが、オフェンスはまだまだ発展途上で、どんな選手になるのか成長が楽しみな選手でもあります。
新型コロナの影響とジミー・バトラーの不調で現在のチームの調子は決して良いとはいえませんが、アデバヨがチームに安定感をもたらせてくれると思います。
今季のアデバヨはセンターでプレーしていますが、早く本来のポジションであるPFでプレーさせてほしいですね。
アデバヨの潜在能力を考えると、今季はチーム事情もあってアデバヨの成績は少し物足りないです。
最優秀守備選手賞レースに参戦してほしいですね。
◎ヤニス・アデトクンボ 26歳 PF
今季年俸2753万ドル
バックスと5年2億2800万ドルのMax額で契約延長
アデトクンボとバックスには咋季ほどの勢いが無いように見えます。
平均失点と勝率がリーグ首位だった咋季に比べて、攻守で安定感が無くなっているのです。
アデトクンボはまだ成長する余地があると思っていましたが、今季は成長を感じることが出来ません。
ディフェンスでは完成しつつあるアデトクンボですが、オフェンスではまだまだ足りない部分はあります。
アデトクンボが3ポイントをマスターすれば、正に無双だと思いますが、まだスキル習得には取り組んでいないようです。
アデトクンボはまだ26歳ですから成長はできると思います。
優勝するためにはアデトクンボがクラッチタイムに強くなる必要がありますし、内でも外でも勝負できる武器を手に入れる必要があります。
◎マーケル・フルツ 22歳 PG
今季年俸1229万ドル(ルーキー契約最終年)
マジックと3年5000万ドルで契約延長
2017年ドラフト1位指名選手のフルツは指名されたシクサーズではベン・シモンズを司令塔の座から引きずり降ろす役割が期待されましたが、その期待には全く応えられること無く2シーズンもたたずに放出されてしまいました。
咋季後半から先発に定着してプチブレイクし、今季は開幕から調子良かったのですが試合に靭帯断裂の怪我でシーズン絶望となってしまいました。
シーズンが終わってしまったフルツは残念ですが、苦手な3ポイントを磨いてしっかり復帰してほしいと思います。
◎OG・アヌノビー 23歳 SF
今季年俸387万ドル(ルーキー契約最終年)
ラプターズと4年7300万ドルで契約延長
安定感とディフェンスが売りで順調な成長をつづけています。
縁の下の力持ちタイプで決して派手さはないが、バスケットIQも高く勝負強さも出てきました。
アヌノビーは変わらず成長をしているのですが、チームが低迷しているので注目されることがないのです。
チームは開幕から低迷してますが、エースのパスカル・シアカムと司令塔のカイル・ラウリーの不調が最大の要因となっています。
アヌノビーは低迷するチームでは評価されにくい選手ですから、適切な起用をされないで成長が止まることが危惧されます。
アヌノビーの成長のためには移籍も1つの手段かもしれませんね。




