髭モジャ得点王を獲得したブルックリン・ネッツの未来について
昨日中に書ききれませんでした。申し訳ないです。
■ブルックリン・ネッツが4チーム間トレードでジェームズ・ハーデンを獲得しました。
これでケビン・デュラント(3906万ドル)、カイリー・アービング(3346万ドル)、ジェームズ・ハーデン(4125万ドル)という『史上最高額のビッグ3』(勝手に命名)が誕生しました。
3人の年俸だけで総額1億1377万ドルとなり、サラリーキャップ(今季は1億914万ドル)を超えることになります。
更に今回のトレードで4選手を放出しているので、2way契約選手を含めても契約下にいるのは14選手、スペンサー・ディンウィディーは怪我でシーズン絶望なと新型コロナに関係なくてもプレーできるのは11選手のみとなっています。
選手数だけでなく3選手以外の選手層の薄さと質も大問題です。
特にキャリス・ルバートとジャレット・アレンを放出したのは、かなりの痛手です。
ジャレット・アレンは将来性抜群の若手有望株で、オフの契約延長交渉はまとまりませんでしたが、私はネッツが髭モジャ得点王を獲得したことよりもアレンを放出したネッツの決断に驚きました。
アレンはリーグを代表するリムプロテクターになれる可能性を秘めた選手で、伸び代はまだまだあります。
元NBA選手の父親の下でバスケ一家に育った22歳はバスケIQも高く、今季から育成ACに就任したアマレ・スタウダマイヤー(元サンズなど)の指導でオフェンスも急成長中でした。
キャリス・ルバートはデュラントやアービングの陰にかくれがちですが、シックスマンとしてネッツの屋台骨を支える存在でした。
ディンウィディー、ジョー・ハリスと共に、この数年のネッツを中心選手として支えてきた選手です。
ディンウィディーがシーズン絶望のいま、問題児のアービング以上にチームを支えているルバートを放出して、コロナ影響下にあって選手を揃えることに苦労しているチームが多い中でやっていけると思っているのでしょうか。
マークスGMは何年もかけて現在のような選手層の厚いチームを作り上げたのに、今回ばかりは愚策に走ったようです。
ネッツは大きな賭けに出たのかもしれませんが、ハイリスク・ローリターンのような気がしてなりません。
私はピストンズのトロイ・ウィーバーGMと並び今季の2大最低GMに選出したいと思います。
笑い事ではなく本気でネッツの将来だけでなく、今季すら心配になってきます。
アービングの個人的理由による欠場問題も解決していません。
いつ復帰するのかも未定ですし、チームに戻ったとしても安全衛星プロトコルに則って隔離措置をとられる可能性もあるのです。
アービングを甘い態度で許してしまえば、髭モジャ得点王も勘違いして我が儘を言い出す可能性もあるのです。
チームが出場停止処分をしたうえで欠場分の年俸支払い停止。
次にチームの規則に違反した場合などは契約保証無しで契約破棄することを了承させるべきでしょうね。
チームの指示に従わない自分勝手な問題児をどのチームも獲得したがらないので、アービングにはトレード要員としての価値も以前ほど高くないと思います。
アービングは自分が『ステファン・マーブリー状態』になっていることに気づかなければいけませんね。
※マーブリー→マブスでは同僚だったケビン・ガーネットの高額契約に嫉妬して移籍志願、その後移籍するチームを自分勝手なプレーと言動で低迷させていくことからNBAでプレー出来なくなって中国リーグへ渡った選手。
才能とスキルはNBAトップレベルだったが、自分勝手な言動が嫌われた。
現在のアービングはあの時のマーブリーより手がつけられない状態ではないでしょうか。
ネッツが早急にしなければならないことは選手の獲得でしょう。
いつ戻ってくるかわからないアービングは放っておいてもC、PG、SGの補強は必要です。
特にジャレット・アレンを放出したセンターはディアンドレ・ジョーダンとニコラス・クラクストンしかいません。
クラクストンは2年目で実力不足なので多くは望めません。
トレード要員もドラフト指名権も無い状況で選手の獲得方法はGリーグから選手を呼ぶか、所属無しFAの選手と契約するかになります。
Gリーグはまだ開幕していないので現実的ではありません。
①センターとして私が薦めるのは所属無しFAのドゥエイン・デッドモン(前ホークス)です。
デッドモン31歳のリムプロテクターで咋季は成績が低迷しましたが、7フッターでサイズもあるので控えなら充分に働けると思います。
②フランク・カミンスキーは27歳の7フッターでオフにキングスに解雇されています。
最近は怪我で苦しんでいますが、ミドルレンジを得意としています。
物足りなさはありますが、最低保証年俸で頭数を揃えておきたいですね。
③カイル・コーバー 39歳
3ポイント成功数歴代4位のピュアシューター。
アービングが戻ってくるにしてもルバートが抜けた穴は埋めないといけません。
プレイオフの経験も豊富なコーバーが必要な場面は出てくるはずです。
カミンスキーは完全に頭数を揃えるためですが、デッドモンやコーバーは戦力になると思います。
ナッシュHCは難題を押しつけられましたね。
ナッシュは現役時代のスタイルではなく守備的戦術で戦ってきましたが、オフェンスを中心とした戦術を1から練り直す必要に迫られています。
チームを180度作り変えられてスタイルを変える必要があり、問題児を制御しなければいけない。
ナッシュはHCデビューが苦難の年になりそうですね。
これで成績が低迷すればナッシュの能力が疑われ、華麗なる経歴に傷がつくかもしれません。
【今季のネッツがどうなるか予想】
非常にバランスの悪い層の薄っぺらなチームになってしまったネッツは、勝率5割程度でプレイオフ進出が精いっぱいになると思います。
上位シードなんて夢の話で、8位でギリギリかアービングの動向次第ではプレイオフ進出できないなんてこともあるかもしれません。
プレイオフに進出できてもビッグ3を酷使したことによる疲労でパフォーマンスが落ちて1回戦敗退が濃厚でしょうね。
失敗のシーズンになると思います。
今回は私の予想を裏切る活躍をしてほしいという願望もあります。(本音です)
■更なる問題も
デュラント、アービング、ハーデンは全員来季(2021-22シーズン)オフにPOの権利を得るのです。
最短でこのビッグ3は来季までしか維持できないので、猶予はあまりないんです。
もちろん3選手とMax契約は出来ませんから解体となるでしょうね。
誰を残して誰を切るか、まぁ普通ならアービングを切りますよね。
下手をすれば今季で解体もあり得ると思いますけど、どちらにしてもネッツの未来は明るくないですね。
何でこんな愚策を実行したんでしょうか。




