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NBAマニアによるNBA 底なし沼講座~2020-2021シーズン版~  作者: 十六夜亰也
開幕時の各チーム分析と賞レース予想
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個人賞レース予想② 得点王、アシスト王

得点王、アシスト王争いです


個人賞レース予想


■得点王争い 平均30点オーバーでタイトル争い可能。


【本命】

トレイ・ヤング、デビン・ブッカー


【対抗馬】

ルカ・ドンチッチ、ヤニス・アデトクンボ、ケビン・デュラント


【大穴】

ブラッドリー・ビール、アンソニー・デイビス、ザイオン・ウィリアムソン


【行方不明】ジェームズ・ハーデン(笑)


【分析】

3シーズン連続得点王のジェームズ・ハーデンをトレード問題で揺れていることから除外したので、得点王争いは若手の争いになると予想します。


トレイ・ヤング擁するアトランタ・ホークスはオフに積極的に補強しましたが、ポクダン・ポクダノビッチ以外にはスコアラーを獲得していないので、ヤングが得点を昨季より上昇させる可能性は充分にあります。

ドンチッチへのライバル心から得点王のタイトルを狙うモチベーションは非常に高いのではないかと思います。

デビン・ブッカーはクリス・ポールという最高級のパサーを得たことで、上質なアシストでブッカーの得点能力が最大限に活かされて得点効率が良くなるのではないでしょうか。

1試合70点をマークできる爆発力はリーグ屈指ですから、どのくらい高得点をマークしてくれるのか楽しみですね。


得点王争いは確実に平均30点以上の争いになるでしょうが、ハーデンのような高い水準にはならないと思います。


対抗馬として、ドンチッチやアデトクンボは昨季と変わらない成績はマークできるでしょうが、チーム状況にもよりますが平均30点はちょっと厳しいかもしれません。


シーズン全休明けの元得点王であるデュラントは最初から全開でのプレーは難しいと思うので、徐々に調子を上げていくと思うので追いつけるかどうかが焦点になってくるのではないでしょうか。

またシーズン終盤にガス欠で失速する可能性も否定できませんね。


ブラッドリー・ビールはウエストブルックがいることで得点アベレージが減ることが予想されるので、昨季2位の実績があってもタイトル獲得は難しいと思います。


アンソニー・デイビスも同僚にレブロン・ジェームスがいるので得点王を争うレベルまで得点は伸びないと思います。

レブロンは怪我や疲労防止の観点からロードマネジメントを実行するでしょうから、レブロンの得点が減ってデイビスの得点が増える傾向になると思いますが、タイトルに絡むのは厳しいでしょう。


ザイオン・ウィリアムソンは怪我の不安が無くなって本気を出す今季がどれだけの活躍をしてくれるのか読めない部分があるので、大穴としました。

ザイオンなら将来的には平均30点、14リバウンドで得点王とリバウンド王のダブルタイトル獲得も可能だと思っています。

しかし今季いきなりは厳しいとみています。



■アシスト王争い 平均10本でタイトル争い可能。


【本命】

クリス・ポール、レブロン・ジェームス


【対抗馬】

トレイ・ヤング、ジョン・ウォール、ベン・シモンズ


【大穴】

ラッセル・ウエストブルック、ルカ・ドンチッチ


【分析】

レブロン・ジェームスの2年連続アシスト王は充分あり得る話でしょうが、ロードマネジメントで出場時間が減少する可能性があるので、タイトル獲得は確実とは言えません。

新加入のデニス・シュルーダーが活躍するとレブロンの負担が減ってアシストも減るかもしれませんね。


オフェンス重視の戦術を採用しているサンズに移籍したクリス・ポールはエースのデビン・ブッカーなど機動力のある若手にアシストを送って量産すればタイトル奪取も決して荒唐無稽(こうとうむけい)な話でもないので、怪我などの健康面で問題が無ければ、と思います。


トレイ・ヤングはスコアラータイプの司令塔ですが、ホークスにはベテランのレジョン・ロンド以外に頼れるパサーがいないので、ほぼ全てのオフェンスがヤングを経由して行われます。

アシストを量産することは決して無理なことではありません。


ジョン・ウォールはキャリア平均9.2アシストと非常に優秀な司令塔です。

新天地のロケッツでチーム成績は振るわないでしょうが、ウォールのアシストはランキング上位をキープ出来るのではないでしょうか。

ジェームズ・ハーデンがロケッツに残留するなら、ウォールがタイトル争いの本命になるというのは安易な考えです。

ウォールとハーデンのデュオは上手くいくとは思えませんね。


ウエストブルックは新天地のウィザーズでシーズントリプルダブル級の活躍をすれば、自然とアシスト王争いには参戦できるでしょう。

ブラッドリー・ビールとのデュオがどのくらい機能するかによりますね。


当初、ドンチッチのアシスト王の可能性は低いと考えていましたが、控えのJJ・バレアが解雇されたことでマブスにドンチッチ以外の優秀なパサーがいなくなったので、司令塔としてのドンチッチの負担が大きくなっています。

自然とアシストが増加してくるのではないかと予想しました。


シクサーズのベン・シモンズはジョエル・エンビートのデュオが噛み合った時に、シモンズ中心にオフェンスの停滞が解消されてシモンズのアシストが増加すれば、タイトル争いに参戦出来るのではないでしょうか。


シューターのセス・カリーへのアシストも増えてきそうです。


本命の二人の争いに他の選手がどうやって絡んでくるかが見ものです。

ガードでないレブロンに2年連続でタイトルを奪われては一流司令塔の看板に傷がつきます。

奮起を期待します。


NBAの開幕です‼️

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