ロサンゼルス・クリッパーズ
2020-21シーズン開幕前チーム別戦力分析
ウエスタンカンファレンス
■ロサンゼルス・クリッパーズ
HC:ティロン・ルー 在籍1年目
GM:マイケル・ウィンガー
オーナー:スティーブ・パルマー
予想先発
PG パトリック・ベバリー
SG ポール・ジョージ
SF カワイ・レナード
PF マーカス・モリス
C イビツァ・ズバッツ
控え
サージ・イバカ、ルー・ウィリアムズ、ルーク・ケナード、パトリック・パターソン、ニコラス・バトゥーム、カイ・ボウマン、レイジョン・タッカー、レジー・ジャクソン
【再契約・契約延長】
ポール・ジョージ(契約延長)
パトリック・パターソン(再契約)
レジー・ジャクソン(再契約)
マーカス・モリス(再契約)
ルーク・ケナード(契約延長)
【加入】()は昨季所属チーム
カイ・ボウマン(ウォリアーズ)、ルーク・ケナード(ピストンズ)、ニコラス・バトゥーム(ホーネッツ)、サージ・イバカ(ラプターズ)、レイジョン・タッカー(ジャズ)
【退団】()は移籍先チーム
ランドリー・シャメット(ネッツ)、ロドニー・マグルーダー(ピストンズ)、モントレズ・ハレル(レイカーズ)、ジャマイカル・グリーン(ナゲッツ)、ジョナサン・モトリー(未定)
【オフの補強を採点】55/100点
オフの最大の収穫はポール・ジョージとの契約延長ですが、同じ境遇(今季終了後にFAになれる)でエースのカワイ・レナードの契約延長は決まっていません。
私はレナードの契約延長を優先するべきだったと思っています。
サージ・イバカの獲得は明るい話題ですが、シックスマン賞を獲得したモントレズ・ハレルを最大のライバルであるレイカーズに奪われたのはかなり痛い失態でした。
ライバルには更に差をつけられてしまいました。
ドラフト指名もなく、ロスターの平均年齢が上がったことも懸念材料ではありますね。
【今季の成績予想】プレイオフ進出、カンファレンスセミファイナル(準々決勝)進出
宿敵レイカーズとの差は更に開いてしまった感がありますし、レナードやジョージがいるのでウエストの強豪チームでいることは可能ですが、プレイオフではレイカーズだけでなくウォリアーズやナゲッツにも敵わないかもしれません。
序盤で失速すればチーム崩壊の危機もあるかもしれませんし、もしそのような残念な結果に終わった場合、エースのレナードがPOを破棄して完全FAになってしまうのではないでしょうか。
そうなった場合にポール・ジョージだけで勝てるはずもなく、チームは解体してしまう危険性があります。
実は勝負のシーズンであったはずのクリッパーズは、結局ほとんど動くこともしないて、ライバルのレイカーズが効果的な補強をするのを見ているだけでした。
このままクリッパーズはレイカーズの影に隠れたままなのでしょうか。
私は結局ケミストリーの崩壊が原因でプレイオフで敗退して、現チームは解体というのが私の予想するクリッパーズの未来です。