個人賞レース予想① シーズンMVP
MVP予想です
■個人賞レースを予想します。
※個人的見解なので理解して読んで下さい。
◎シーズンMVP
【本命】
ルカ・ドンチッチ、ヤニス・アデトクンボ、ジェイソン・テイタム
【対抗馬】
レブロン・ジェームス、ケビン・デュラント、アンソニー・デイビス、ステフィン・カリー
【大穴】
トレイ・ヤング、カワイ・レナード、ニコラ・ヨキッチ
【分析】
◎今季の予想は非常に難しいものになります。
シーズンMVPは個人賞ではありますが、チーム成績も加味されますし、リーグを代表するよう選手でなければ受賞資格はありません。
アデトクンボの3シーズン連続受賞はかなりハードルが高いので、非常に厳しいチャレンジと言えますが、可能性がない訳ではありません。
最低でも得点王やリバウンド王などの個人賞を1つ獲得しながら昨季同様以上の個人成績を残しながらも、チームもリーグ最高成績で63勝9敗以上なら受賞できるかもしれません。
可能性が高い大本命がドンチッチとテイタムではないかと考えています。
個人的見解ですが、ドンチッチとテイタムの本命争いにアデトクンボやレブロンがどこまで迫れるか、が見所だと思いますね。
ドンチッチはアシスト王を獲得するほどの活躍を見せてチームをリーグ最高成績に導けば、ドンチッチが受賞できる可能性が出てくるのではないでしょうか。
得点王とアシスト王のダブル獲得もドンチッチなら可能かもしれませし、その場合はMVPはドンチッチのものでしょう。
テイタムはこの1年で身長が5㎝伸び、体重が5㎏増加しています。
これはオールラウンダーなテイタムにゴール付近でもプレー出来る武器が増えたということです。
セルティックスは選手層が厚く、テイタムをサポートする選手が揃っているので、テイタムもチームもアデトクンボ擁するバックスを追い抜く可能性は充分にあります。
セルティックスがイースタンカンファレンスでバックスより上でシーズンを終えることが出来た時にはテイタムがMVP受賞する可能性が出てきます。
ドンチッチもテイタムもクラッチタイムに強くなって、リーグを支配できる選手にステップアップすることがシーズンMVP受賞の近道かもしれません。
◎レブロンとアンソニー・デイビスは同じチーム(レイカーズ)でプレーすることが、皮肉にもMVP受賞の障害となると予想します。
二人ともいくら素晴らしい活躍をしても、レブロンとデイビスが同じチームにいるのだから『勝って当たり前』というふうに見られてしまい、票は割れてしまう可能性があるのです。
デイビスはディフェンスでも支配的な選手になれれば、MVP獲得の可能性は高くなると思います。
ケビン・デュラントは怪我明けとチームの戦力が優勝を目指すには不足している点が本命に出来ない理由です。
いくらデュラントが全盛期のような大活躍をしてもネッツがリーグ最高成績を残すことは出来ないと思います。
ステフィン・カリーが相棒のクレイ・トンプソンの怪我の悲しみを乗り越えて大活躍することでチームを再び優勝争いが出来るチームへと導く。
そんな感動的なサクセスストーリーが現実のものとなれば、カリーがシーズンMVPを受賞してもおかしくないと考えましたが、実現性はかなり低いとしか言えませんね。
MVP獲得には高いハードルで、得点王争いや3ポイント成功数の記録更新が絶対条件になってきますね。
◎トレイ・ヤングは超大穴になりますが、ドンチッチ並みの大活躍をしてホークスをカンファレンス上位に導けば受賞の可能性がない訳ではありません。
大穴ではなく超大穴なんですから夢を見てみたいだけです。
やはりドンチッチを差し置いてヤングが受賞というのは現実味が薄いですね。
カワイ・レナードは個人成績で自己ベストなシーズンを過ごすこと、チームが連覇を目指すレイカーズより成績で上になることが最低条件ですが、ポール・ジョージという相棒がいる以上、印象は薄くなるでしょうね。
ニコラ・ヨキッチはデンバー・ナゲッツがチーム記録になるような成績を残せばMVPレースにノミネートされる可能性がありますね。
大穴の選手はポイントが入るだけで価値がありますし、評価してよいでしょう。
【MVPレースに参加する可能性のある選手】
ラッセル・ウエストブルック、デビン・ブッカー
ウエストブルックはシーズントリプルダブルを達成することとウィザーズを好成績に導くことが最低条件です。
もしウィザーズが55勝以上でカンファレンス上位の成績をマーク出来れば、MVPレースにノミネートの可能性が出てきます。
デビン・ブッカーは現役最高の司令塔であるクリス・ポールが加入したことで、ブッカー個人としては得点王を獲得するくらいの、サンズとしても大躍進を遂げた場合にMVPレースに参戦できる可能性が出てきます。
客観的に見てみるとディフェンスを習得しないとゲームを支配する選手にはなれないので、MVPはやってこないでしょうね。
この二人は受賞の可能性は限りなく低く、ノミネートされるだけで成功と評価できるでしょう。