ロサンゼルス・レイカーズ
新シーズンチーム別の分析はレイカーズから行きます。
2020-21シーズン開幕前チーム別戦力分析
ウエスタンカンファレンス
■ロサンゼルス・レイカーズ
HC:フランク・ヴォーゲル 在籍2年目
GM:ロブ・ペリンカ
オーナー:ジーニー・バス
予想先発
PG デニス・シュルーダー
SG ケンテイビアス・コールドウェル・ポープ
SF レブロン・ジェームス
PF アンソニー・デイビス
C マルク・ガソル
控え カイル・グーズマ、アレックス・カールソー、モントレズ・ハレル、マーキーフ・モリス、タレン・ホルトン・タッカー、ジャレット・ダドリー、ウェズリー・マシューズ、アルフォンゾ・マッキニー、クイン・クック
【再契約・契約延長】
ケンテイビアス・コールドウェル・ポープ(再契約)
レブロン・ジェームス(契約延長)
アンソニー・デイビス(契約延長)
マーキーフ・モリス(再契約)
コスタス・アデトクンボ(2way契約)
デボンテ・ケイコック(2way契約)
ジャレット・ダドリー(再契約)
カイル・グーズマ(再契約)
【加入】()は昨季所属チーム
モントレズ・ハレル(クリッパーズ)、デニス・シュルーダー(サンダー)、マルク・ガソル(ラプターズ)、ウェズリー・マシューズ(バックス)、アルフォンゾ・マッキニー(キャブス)、ケボン・ハリス(ドラフト外)、ゼイビア・シンプソン(ドラフト外)
【退団】()は移籍先チーム
レジョン・ロンド(ホークス)、ドワイト・ハワード(シクサーズ)、ダニー・グリーン(シクサーズ)、エリブリー・ブラッドリー(ヒート)、ディオン・ウェイターズ(未定)、ジャベール・マギー(キャブス)、JR・スミス(未定)
【オフの補強を採点】95/100点
昨季のロスターからレジョン・ロンドやダニー・グリーン、ドワイト・ハワードなどの優勝に貢献したベテランはチームを去りましたが、モントレズ・ハレルやデニス・シュルーダーなどのセカンドユニットを活性化させることの出来る実績のある20代の選手を獲得したことで若返りができました。
ハレルとシュルーダーは昨季のシックスマン賞の投票で、1位、2位になった選手で、これで選手層がずいぶん厚くなりました。
特にSFのポジションはハレルにモリスと控えは厚く、レブロンの出場時間を抑えても問題ない陣容となっています。
10人いたFAの取捨選択も完璧に近いもので、ポープやモリスと再契約出来たことはレブロンやデイビスとの契約延長交渉にも良い影響を与えたと思います。
レブロンとデイビスの契約延長を成功したことがオフの最大の成果でしょう。
これで今後数年間は王朝を構築し、優勝争いの中心にいることが出来るでしょうし、数年後に訪れる『レブロンの引退、又は退団』からアンソニー・デイビスへのフランチャイズプレイヤーのスムーズな移行も可能でしょう。
満点に出来なかった理由はマルク・ガソルとの契約にあります。
ガソルは万能型のセンターでアンソニー・デイビスとの相性も良いでしょうが、明らかに衰えの見えるベテランセンターに2年契約とはいえ、オプション無しの契約を与えたのは今後の補強戦略からすると、選択肢を狭めたことになるかもしれません。
あとは純粋なセンターがもう1人欲しいですが、デイビスが兼任可能なのでそれほど問題にはならないでしょう。
【今季の成績予想】優勝
レイカーズが目指す連覇の可能性は高いでしょう。
まだまだ衰える気配はありませんが、レブロン・ジェームスにロードマネジメントを実行してレギュラーシーズンは疲労を貯めないように、怪我だけはしないように細心の注意を払って、本番のプレイオフに備えなければいけません。
先発も控えも隙はほとんど無く、カールソーやグーズマ、タッカーなどの若手の成長もあるので、ベテランと若手のバランスが良く、ロスターの充実には目を見張るものがあります。
連覇への最大の障害は『レブロンとデイビスの怪我』ではないでしょうか。
レイカーズは圧倒的優勝候補ですね。