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NBAマニアによるNBA 底なし沼講座~2020-2021シーズン版~  作者: 十六夜亰也
開幕時の各チーム分析と賞レース予想
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2020-21シーズン優勝予想

はじめまして、NBAマニアの十六夜亰也です。


『知識編』とこの作品『2020-21シーズン版』の2作品での連載を始めます。

つたない文章ではありますが、お楽しみ頂けますと作者は喜びます。


2020-21シーズン、マニアによる優勝予想大会(シーズン前にやるから意味がある!)


■プレイオフ進出チーム(計16チーム)


◎イースタンカンファレンス(計8チーム)


①ミルウォーキー・バックス

②ボストン・セルティックス

③マイアミ・ヒート

④ブルックリン・ネッツ

⑤フィラデルフィア・76ers

⑥インディアナ・ペイサーズ

⑦アトランタ・ホークス

⑧ワシントン・ウィザーズ

 

上位4チームは安定しているので自滅しない限り、順位は変わってもこの4チームで間違いないと思います。

ネッツとシクサーズの4位争いは予想しづらいですが、ケビン・デュラントが得点王争いをする活躍で上位シードを確保するのではないでしょうか。

ネッツの不安要素はカイリー・アービングで、メディアとの関係が悪化しているアービングが調子を落とせばネッツは転落していくかもしれません。


シクサーズが2大エースのベン・シモンズとジョエル・エンビートのデュオが上手く機能しないと予想して下位に落としました。

シクサーズやペイサーズは上位4チームにくい込む力はありますが、この位置におさまりました。

シクサーズやペイサーズ、ホークスの3チームは上位にとって侮れないチームで、番狂わせを起こすことも可能です。

ホークスは若手エースのトレイ・ヤングを中心として戦っていくべく、オフに積極的な補強をしているのでプレイオフ進出は可能とみています。

7位までは当確と言ってもいいですが、残る1枠は予想しにくいですがウィザーズで決まりでしょうね。

ウィザーズはラッセル・ウエストブルック獲得での戦力増強がプレイオフ進出できる理由で、プレイオフに行けなかったら失敗でしょう。

ウィザーズとプレイオフ最後の枠を争うのはトロント・ラプターズとオーランド・マジックになると思いますが、今のラプターズやマジックではウィザーズには勝てないと予想しました。

ラプターズは戦力低下が(いちじる)しく、サージ・イバカの流出は痛いですね。


プレイオフに進出出来ないチーム(7チーム)

⑨トロント・ラプターズ

⑩オーランド・マジック

⑪クリーブランド・キャバリアーズ

⑫デトロイト・ピストンズ

⑬シカゴ・ブルズ

⑭シャーロット・ホーネッツ

⑮ニューヨーク・ニックス


11位以下はプレイオフ進出が全く期待出来ないチームになっています。

下位3チームは全く期待できないドアマットチームなので、本気でタンキングして来年のドラフトで上位指名権を狙うほうが再建は早く進むのではないでしょうか。


※用語解説。タンキング

プレイオフ進出を諦めたチームがドラフト指名権の抽選で良い順位を引き当てるために、わざと負けてシーズン成績を悪くする行為のこと。

実際に認められていないし、認めるチームもないが、1980年代までは当たり前のように行われていた行為。

今でも「公然の秘密」というものです。


◎ウエスタン・カンファレンス(計8チーム)


①ロサンゼルス・レイカーズ

②デンバー・ナゲッツ

③ゴールデンステイト・ウォリアーズ

④ロサンゼルス・クリッパーズ

⑤ダラス・マーベリクス

⑥ポートランド・トレイルブレイザーズ

⑦フェニックス・サンズ

⑧ニューオリンズ・ペリカンズ


こちらは激戦が予想出来ますが、プレイオフ進出8チームの予想は難しくありませんが、順位の予想は困難です。

磐石(ばんじゃく)なレイカーズは1位でなくても問題はありませんが、ナゲッツやクリッパーズは打倒レイカーズのためにはレイカーズより上のシード権を持ってプレイオフに望みたいはずです。

ウォリアーズはクレイ・トンプソンがいないことが、どのような影響を及ぼすかによりますし、新人のジェームズ・ワイズマンの出来次第なところもあって上位シード権を獲得出来るかは不透明ですが、優勝を知るベテランの経験でこの位置をキープするのではないでしょうか。


5~8位はどのチームも侮れない存在で、番狂わせを起こす可能性は充分にありますから、ファンにとっては非常に面白いプレイオフになるでしょうね。

特にブレイザーズはプレイオフになると、エースのダミアン・リラードを中心に番狂わせを期待させる危険なチームになるので要注目のチームです。


最後の2枠を争うのはサンズ、ペリカンズ、ユタ・ジャズ、オクラホマシティ・サンダーになるでしょう。


サンズはクリス・ポールの加入でチームのレベルは上がるでしょうし、エースのデビン・ブッカーが得点王争いに参加出来るほどの活躍をして、10年ぶりのプレイオフ進出を果たすと予想しました。


ペリカンズは怪我やロードマネジメントから解放されたザイオン・ウィリアムソンやブランドン・イングラムの活躍で勢いをつけて、プレイオフの最後の枠に滑り込むのではないかと予想しました。


ジャズは昨季から戦力増強がなかったので、今季はプレイオフ進出は無理、サンダーは選手の入れ替わりが多くて予想しづらいチームになっています。

プレイオフ争いには加わるものの、残念ながらプレイオフは無理だと思います。


プレイオフに進出出来ないチーム(7チーム)

⑨ユタ・ジャズ

⑩オクラホマシティ・サンダー

⑪メンフィス・グリズリーズ

⑫ミネソタ・ティンバーウルブズ

⑬ヒューストン・ロケッツ

⑭サンアントニオ・スパーズ

⑮サクラメント・キングス


11位まではプレイオフ進出争いで勝率50%を超えてくるのではないでしょうか。

ジャズにはプレイオフ進出出来る戦力がありますが、オフに効果的な補強がデリック・フェイバースの出戻りくらいしかないので今季は厳しいですね。

グリズリーズはチームの希望たるジャ・モラントの成長次第でプレイオフ進出の可能性は出てくるかもしれません。



■プレイオフ1回戦


◎イースタンカンファレンス


・バックス(1位)VSウィザーズ(8位)

危なげ無くバックスの勝利。


・セルティックス(2位)VSホークス(7位)

総合力でセルティックスが余裕の勝利。


・ヒート(3位)VSペイサーズ(6位)

昨季ファイナル進出チームがここで負ける想像は出来ません。


・ネッツ(4位)VSシクサーズ(5位)

激戦になるでしょうが、4勝2敗でネッツが勝てるでしょう。


◎ウエスタンカンファレンス


・レイカーズ(1位)VSペリカンズ(8位)

いくら若く勢いのあるペリカンズでもレイカーズに勝てるはずはない。


・ナゲッツ(2位)VSサンズ(7位)

若いチーム同士の対決ですが、10年振りプレイオフ進出のサンズには勝ち抜ける経験はない。


・ウォリアーズ(3位)VSブレイザーズ(6位)

1回戦屈指の激戦になるでしょう。


・クリッパーズ(4位)VSマーベリクス(5位)

アップセット(番狂わせ)の可能性がある対戦ではあるが、総合力の差でクリッパーズの勝利。



■カンファレンスセミファイナル進出チーム(準々決勝)


◎イースタンカンファレンス


・バックスVSネッツ

バックスの優位は動かないと見ています。

デュラントがどんなに良いプレーをしてもアービングか足を引っ張るでしょう。

大事な場面でナッシュHCの経験不足が明暗をわけるのではないでしょうか。

4勝2敗でバックスの勝ちですかね。


・セルティックスVSヒート

ジェイソン・テイタムの成長がヒートのバム・アデバヨを上回り、ジミー・バトラーを粉砕してしまう予想です。

どちらのチームもケミストリーも成熟されており、完成度が高いので見応えのあるシリーズになるのではないでしょうか。

7戦までもつれた末に4勝3敗でセルティックの勝利ですかね。


◎ウエスタンカンファレンス


・レイカーズVSクリッパーズ

クリッパーズとしては絶対に勝ちたい相手でしょうが、連覇を目指すレイカーズにつけ入る(すき)はありません。

レイカーズが4勝1敗で危なげなく勝つでしょうね。

クリッパーズにレイカーズの牙城を崩す力はありません。

シーズン開幕前の段階で契約延長していないエースのカワイ・レナードはPOを破棄して完全FAとなって移籍するでしょう。

レイカーズはファイナルまで見据えてレブロン・ジェームスの出場時間をコントロールするかもしれません。


・ナゲッツVSウォリアーズ

ナゲッツは若くて勢いもありますが、プレイオフは経験がなくては勝ち抜けません。

ウォリアーズはシーズンの戦いでケミストリーを成熟させて複数回の優勝という経験をもってナゲッツの若さを封じ込めると予想します。

アップセット(番狂わせ)が起きる可能性が1番高いのはこのシリーズかもしれません。

ウォリアーズが4勝2敗で勝利とします。



■カンファレンスファイナル進出チーム(準決勝)


◎イースタンカンファレンス


・バックスVSセルティックス

予想の難しい激戦となるでしょうね。

選手層ではセルティックスに分がありますが、プレイオフでの疲弊(ひへい)度とエースであるアデトクンボとテイタムの差が勝負の分かれ目ではないかと思います。

バックスが勝つでしょうが、最終7戦まで決着が着かないのではないでしょうか。


◎ウエスタンカンファレンス


・レイカーズVSウォリアーズ

ウォリアーズはクレイ・トンプソンの不在がここで響いてくるのではないでしょうか。

新人のワイズマンではアンソニー・デイビスの相手をするには荷が重く、デイビスとマルク・ガソルのインサイドにウォリアーズは敵わないのではないかと思います。

レイカーズにとってはステフィン・カリーにマッチアップするであろうデニス・シュルーダーの存在も大きくなると思います。

ウォリアーズ相手にレイカーズも苦しみはするでしょうが、結局は控えの層も厚いレイカーズが総合力の差で勝つのでしょうね。

4勝2敗でレイカーズの勝利です。



■ファイナル対戦チーム(決勝)


◎レイカーズVSバックス


レイカーズの連覇にかける情熱とバックスの優勝にかける想いに差はないと思いますが、総合力とファイナルまでの道のりでの疲労度でレイカーズが有利でしょう。

ヤニス・アデトクンボとレブロン・ジェームスのエース対決は互角になると思います。

勝敗を左右するのは2番手の活躍と、控え選手の中から日替わりでも構わないので活躍する選手がどれだけ出てくるかですね。


レイカーズにはアンソニー・デイビスがいて、レブロンとのダブルエースと言えるかもしれない存在感があります。

対するのがクリス・ミドルトンでは格落ち感があって実力差は明白です。


控え選手の質もレイカーズが圧倒しており、バックスが勝てる要素は少ないのが実情です。


開幕前の戦力で考えるならば、レイカーズの連覇の可能性が非常に高く、アデトクンボの悲願は叶わないでしょう。



2020-21シーズンのレイカーズは非常に完成度の高いチームですから、倒せるチームはいないと思います。

ゴールデンステイト・ウォリアーズ、デンバー・ナゲッツ、ダラス・マーベリクス、ボストン・セルティックス、ミルウォーキー・バックス、マイアミ・ヒートなどは打倒レイカーズのために、もっと頑張らないといけませんね。


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[良い点] 2021年10月に見ましたが、 これはこれで面白い。 是非参加したかった・・・。
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