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とうとう逃げ出します!

投稿遅くなってしまいました!すみません!

雅達が魔法やスキルを調べてくれたおかげで『念話』によってみんなと連絡が取れるようになった。


そしてようやくファンタジーによくあるステータスとやらが見れるようになった。

どうやら雅達は見えてないみたいだった。


ノワール・ケイル

種族 人族(ヒューマン)

Lv 3

HP 18592

MP 35114

攻撃力 8564

魔法攻撃力 15693

魔法属性 火 水 風 光 闇 雷 氷

スキル

『回避』 『念話』 『魔力感知』 『鑑定』

『コピー』

呪い

『一生幼女』


スキルに関しては取得したら

《スキル『回避』を取得。》って言う音?声?が聞こえた。他のみんなには聞こえてないみたい。


ちなみに美月の操るものは魔法だと思ってたけどスキルみたい。


魔法属性は土と精霊魔法以外はあった。

光と闇は極々稀に持っている人が産まれるみたい。土魔法は使ったことないんだよね。精霊魔法はエルフしか使えないみたいだし。


Lvはお姉ちゃんに魔法を教えてもらってる時に上がったんだと思う。


てか呪い『一生幼女』ってなんだ!

呪いを解く方法ないかな?




ーーーーー




とうとうやって来てしまった。魔王の部屋。

私は出されたお菓子をつまんでいた。

でも味はそこまで美味しくない。

家で出されたお菓子の方が美味しかった。

クッキーはパサパサでケーキはクリームが溶け始めている。



「で、今日は何の用だ。」

私はただ時間稼ぎをするだけではない。あわよくば色々な事を教えてもらおうと思っている。

「スキルについてききたいのです。」

魔王は少し悩んだ後教えてくれた。


まずは普通のスキルは他の転生者以外でも獲得できる。

だがユニークスキルはその人しか使えない。

つまりオリジナルスキルといったところだ。だからなんらかの条件を満たさないと獲得できないため一般人では獲得し辛い。


最後にエクストラスキル。

これもなんらかの条件を満たさないとできない。魔王もよくわからないみたいだ。


話を聞いていたら『念話』が来た。

〔無事1階まで着ました。〕

おお。なんとかたどり着いたみたいだ。

〔りょうかい!いまからいくからかくれてて?〕

「まおうさま。そろそろこれでしつれいします!」

そう言って部屋を出ようとしたとき。

「ああ。そういえば。」


何かあるのだろうか。少し寒気がする。

この先を聞くのが怖い。とっても怖い。

この後とんでもないことを聞かされる。

なぜかそう感じた。





「お前の姉は殺しておいた。」


え?


「……じょうだんですよね?わ…わらえないので、やめてください。」


「嘘などつかん。全て事実だ。最後までお前の名前を呼んでいたぞ?愛されているんだなぁ?」


嘘だ。

嘘だよね?

オネエチャンガ?


「安心してくれ。死体は綺麗にしてある。」などと言っているが今のノワールには耳に入らない。


三年間しか…いや三年も一緒に居たんだ。下手したら優しいお父さん、お母さん、使用人達も殺してるかもしれない。きっと痛い思いをしたかもしれない。


こいつ達だけは…許さない。許しちゃダメ。



そうして私は怒りに身を任せてしまった。



《ユニークスキル『怒った人形』を取得。》




ーーーーー美月視点


今私がいるのは魔王様の城の一階にある一室。


私たちは一階に隠れてと言われているけど本当にノワール様だけで大丈夫なのだろうか。

なぜか不安が残る。

(大丈夫。ノワール様が大丈夫って言ったんだからきっと間違ってない。)


「ノワール様には連絡を入れたからこれから向かわれると思うよ。」

そう雅さんに言われたがなかなかこない。

すでに連絡を入れてから30分ちかい。

さっきの不安をふと思い出す。

何かあったのかもしれない。


「ノワール様に何かあったのかもしれません。助けに行くべきです!私のスキルでなら助けられます!」

「ん。…私も。不安…。」

月音ちゃんもそう言ってくれました。


「とにかく言ってきます!」

「私も…行く。」


こうして2人でいくことになりました。




ーーーーー



これは現実なのでしょうか?

魔王様の部屋は崩壊しており、悪魔達のものでしょうか?血が床にべったりとついています。とても血生臭い。気分が悪くなってきました。

そして今もノワール様が魔法を放っております。

これを全てノワール様が?強いお方なのは分かっておりましたがここまでとは…。

あんな大魔法を放っても魔力が恐ろしいほどある。

スキル『魔力感知』を持ってない私でもわかる。

ノワール様が放った黒い光線のようなものは悪魔達に直撃する。

魔王様の姿が見えない。逃げたのか。

それとも…。


しばらくすると魔力切れなのかノワール様は倒れてしまった。


「美月!…逃げる!…私。ノワール様連れてく…!」

私は皆が隠れていた部屋を見てみたが誰もいなかった。

よかった。先に雅さん達は出ていたみたいだ。

月音ちゃんと一緒に崩壊しつつある城を抜け出した。







次回は魔王視点でノワールの戦いのシーンをやるか、抜け出した後をやるか悩んでおります。笑

次は来週か再来週に上がれたらと思います。

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