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脱出準備

前回のあとがきで次は逃げ出そう回みたいなことを言ってましたが変更しました。申し訳ありません。

次はちゃんと逃げ出す回です。

4日目。


昨日、驚く事が起きた。

美月の能力が分かったのである。

まだあると思うけどそのうちの一つが開花した。

雅が多分名付けしたからだと思うって言ってた。


その能力は人を操る事ができる。

とても優れもの。羨ましいよ。

その能力のおかげで一気に脱出できそうである。

「本当によろしかったのですか?」

と、美月が聞いてくる。

なぜか魔法を使うと右の緑色の目が光る事が分かった。他の子は魔法を使っても光らない。美月だけ何かあるのかもしれ無い。

「うん。そうしないとわたしたちがでれないからね。」

今私たち2人で悪魔を操って武器等の調達をしている。

「みずき。まりょくののこりはだいじょうぶ?」

「はい。問題ありません。」

魔力が無くなったら大変だからね。


調達できたものは

魔力回復薬が6個

剣3本

短剣2本


かなりいい成果だ。

てか魔力回復薬なんてあるんだね。


美月の魔法…すごい。


ずるいよぉ。チートじゃん…。


でもその魔法にも欠点がある。

一つ 魔力消費が激しい。

二つ 操れる時間が決まっている。

三つ 1日の使用回数が決まっている。


だからやたらに使うと緊急時に魔法が使えない!とかにならないようにしないといけないね。



あとは雅、小雪、雪音、真白が図書室で魔法を調べている。


あの名付けした日以来、魔王がなにを思ったのかわから無いけど頻繁に皆んなに会わせてくれるし、行動範囲を広げてくれた。


ここ、魔王の城は1から10階まである。

1階は魔王の部屋があって、9階に魔王の幹部…悪魔達が暮らしている。

で、私たちが囚われているのが4階だ。

行動できるのは3、4、5階。

それ以外は魔王に言わないと行けない。

それでも本当に囚われてる?って思うくらい自由にさせてくれる。


3階には図書室と調理室。

4階は私たちの生活する場所。

5階には大浴場がある。

調理室には滅多に行かないケド…。

お風呂はありがたい。部屋にもあるけど日向と共用って…。一緒には入らないし子供だからまだいいけどね。でも中身は大人だからさ。


後魔法陣も置いた。

魔王の部屋を出てすぐの所だ。

案外バレてない。

方法としては美月に使用人を操って貰ってその間に置いてきた。


作戦としては私が魔王と話している間に転移して合流する。

もし見つかったらその時はその時で悪魔を無力化する。

明日決行だ。

何もないと良いケド。



ーーーーー魔王視点ーーーーー



「どうだ。ノワールの様子は。」

「全て順調です。ですがまさかあの狐の能力が目覚めるとは。」

「名付けの影響か。」

「恐らくは。」

全て魔王の手の内だった。

だが魔王も名付けするとは思って居なかった。

(これは少し想定外だ。)

だが頼んでおいた物も準備出来た。これでノワールの能力は目覚めるだろう。

「あの娘が魔王様に面会を求められております。時間は明日の10時です。」

「わかった。と伝えておけ。あと頼んでおいた物も準備しておけ。」

久々に楽しめそうだと魔王は喜んで居た。

だがお互いにお互いのことを舐めて居たのだ。

ノワールも。

魔王も。






次の更新は来週か再来週にできたらなと思っております。

ただでさえ内容が薄いのに筆が遅くてすみません。

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