029 様々な記事より
これで第三者視点はお終い。次回から優莉ちゃん視点です。
9月下旬
『バレーボール女子代表 白星発進』
男子に続き〇日より開催されたバレーボール 女子世界選手権。日本は初戦を3-0の圧勝で飾った。
前任の鍋島監督から代表監督を引き受けた田代監督はチームの若返りと五輪でのメダル獲得を任され、選手選出には大鉈を振るった。主要選手のうち主将の荒巻を除いた選手は全員今回が初の代表選出、殆どの選手が二十代前半というフレッシュな顔ぶれだが、その選手選出には疑問が(中略)
だが、ふたを開けてみれば初戦は25-9、25-7、25-8でと3セット連続で相手に10点も取らせることなく圧勝。波乱の船出を予想された田代丸は順調なスタートを切った。
『止まらない 止められない スーパーエース 立花 優莉』
日本のエースが世界を相手に縦横無尽の大活躍だ。第1次ラウンド3試合目となる△日も第1セット14点、第2セット18点、第3セット17点と単独で日本が獲得した全得点の半分以上を叩き出している。一方で弱点も露呈(中略)
10月上旬
『バレーボール 全勝突破 暗雲も』
バレーボール 女子世界選手権で快進撃を続ける日本代表に暗雲が立ち込めた。第1次ラウンド全五試合を完勝で終えたが、最後の最後でセッターの川村が負傷。第2次ラウンドは司令塔を変えて戦うことが予想される。元々日本代表のセッターは伊月と川村の二名態勢が田代監督の想定だった。ところが伊月は4月に交通事故に巻き込まれ今大会は不参加。さらに川村も負傷退場となると一転、想定外の戦いを強いられるものと(中略)
『爆勝 バレーボール』
バレーボール 女子世界選手権 第2次ラウンド初日。司令塔の変更を余儀なくされ、不安視もされたがふたを開けてみれば相手を寄せ付けない完勝を魅せた(中略)
試合前、「立花 優莉対策は万全」と豪語し、今大会初めて日本のエースのスパイクを3割防ぐことに成功したフィリップ監督は試合後、「立花 優莉は素晴らしい選手に間違いないが、想定の範囲内だった。想定以上に立花 美佳が素晴らしかった」と(中略)
『コラム 日本代表の3本の矢』
日本中を沸かすバレーボール女子日本代表。その中でも特に3人の活躍が目立つ。エースの立花優莉、その姉でリベロの立花美佳、ブロックの要、津金澤の3人だ。
彼女達を率いる田代監督も「派手に得点を重ねる優莉だけが目立つが、その得点を生み出すためのレシーブを着実に遂行する美佳、その美佳がレシーブをしやすいように高いブロックで相手からの攻撃範囲を限定させている津金澤の存在が大きい」と(中略)
これまでの選手選出基準では立花優莉と津金澤は選ばれなかった可能性が高い。立花美佳もリベロではなく長身を活かした別のポジションで召集されていた可能性もある。これについて田代監督は「バレーボールに限らず日本人は何でもできる優等生を目指しますが、おりこうさんは今のチームに(中略)
10月中旬
『あるぞ 三姉妹共演 もう1人の立花』
当初正セッターと目された伊月が不参加、川村が第1次ラウンドで負傷したことで日本のセッターとして出場している飛田だが、代役とは思えない程の活躍を見せている。
(中略)
その勝気な性格は勝利を掴むために必要なものであると田代監督も認めているが、一方で自分こそ正セッターと豪語する点はチーム内に不協和音を響かせている。
(中略)
だが、エースの力を最大限に発揮させるのがセッターの役目であるなら、そのエースから最も信頼され頼りにされているのは川村でも飛田でもなく姉の立花 陽菜である。中学生の間はバレーボールから離れていたために全国では無名だが(中略)
いずれ立花美佳、陽菜、優莉の三姉妹が揃って代表のユニフォームを着ることがあるかもしれない。
『強すぎる 決勝ラウンド進出』
◇日行われた第3次ラウンドも完勝。これで決勝ラウンドに進む全チームのうち唯一負けなしで駒を進めることになった。決勝ラウンド初戦は××。第2次ラウンドでも戦ったことのある相手で(中略)
『コラム 強さの秘訣は和食にあり?』
女子日本代表の強さの秘訣は私達が身近にある食材なのかもしれない。日本代表が宿泊しているホテルの朝食はバイキング形式で(中略)
洋食も用意されている中、エースの立花優莉が好んで食べるのはご飯と納豆、日本の壁、津金澤が良く選ぶのはご飯に海苔の佃煮だという。また、豆腐とわかめの味噌汁が特に(中略)
栄養士のXXさんは「朝食に納豆はとても(中略)」
10月下旬
『世界一に王手』
バレーボール 女子世界選手権は☆日、準決勝を迎え、日本代表は圧勝した。この日のセッターは約2週間ぶりとなる川村が出場し、怪我の影響を思わせない(中略)
『世界一 日本代表』
バレーボール女子日本代表がついに世界を制した。この日もエース立花優莉が点を稼ぐ展開。しかし、相手も(中略)
就任時、オリンピックでの金メダルを至上命題として掲げた田代監督は2年早く悲願を達成した。
11月上旬
『立花美佳 現役続行』
バレーボール女子日本代表に朗報だ。かねてより教職への転向を希望していた日本の守護神、立花 美佳は□日、記者会見で2年後のオリンピックまで現役続行の意向を示した。教員として受け入れ予定の母校姫咲高校から教師として受け入れるための準備期間として少なくとも2年必要であると連絡を受けたためだ(中略)
12月中旬
『荒巻 引退』
10月の世界選手権で日本代表の主将としてまとめた荒巻が〇日、代表現役引退を表明した。(中略)
「12年前に怪我をした左ひざはもう限界。今年はなんとか動けた。来年のワールドカップもなんとか動けるかもしれない。でも再来年のオリンピックで今のように動ける自信はない」「田代監督の悲願はオリンピックでの世界一。そこに足を引っ張る私がいてはいけないと強く感じるようになった。今の代表の選手は若くて強い。後2年でこれからどんどん強くなれる」(中略)
21歳で初めて代表のユニフォームに袖を通して以来、左ひざの靭帯損傷をも乗り越え、日本代表を支えた名選手が自身3度目のオリンピックを前にコートから去ることとなった。
補足1
対戦国について明記していないのは仕様です。日本より弱い△△とか〇〇とか現実を考えたら書けません……
補足2
朝食については適当に食べてたら周りが勝手に持ち上げただけです。でもこの記事でスーパーから納豆とごは〇ですよ!がなくなったとか……
補足3
作中世界の日本代表で爆発的人気を誇るのは立花姉妹と津金澤さんの3名。だって美人だし。この3人と主将の荒巻の4人を色々呼びたい企業、番組はありますが、優莉は学業優先なのでまず呼べず。立花美佳、津金澤、荒巻の3人は11月以降も様々なところに呼ばれ、TVに出てない日はないレベル。