表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
58/135

聞き込み開始!3

「で、なにやってんの?」


 私達は、離宮に帰ってきた。

 ミリーとレミーは、妖精王から召集の知らせが来たとかで一時的に、妖精の国に帰ってる。きっと今回のことだろうけどね。

 私は部屋に帰ってから、ジミーくんにも手伝ってもらって、部屋の家具を隅に寄せて床に陣を描いている。


「さっき樹の妖精が、全ての樹の妖精に知らせてくれて協力してくれるって言ってたじゃないですか?」

「言ってたね。それで、何かできるの?」

「はい!これで、全ての妖精達の話を一気に聞けるようになりました!」

「え?そんなのできるの?」

「よし!描けた。ジミーくん、真夜中に申し訳ないけどルーカス王子やルディさん達を連れてきて下さい」

「分かったよ」


 そう言ってジミーくんは、ルーカス王子達を呼びに行った。


「さて、私はお父さんに連絡とっとこう…」


 お父さんに連絡をすると、真夜中にも関わらずすぐに出てくれた。


「何かあったかい?」

「実は、妖精達も協力してくれることになって、これから一気に話を聞こうと思って」

「あー、だからその陣を描いてるんだね」

「そ、ルーカス王子達も今、呼びに行ってもらってるの」

「そうか、気を付けてやるんだよ。相手も術を使うかもしれないからね」

「分かった、ありがとう」


 そして、お父さんとの連絡を終えてしばらく経ったあと、ジミーくんがルーカス王子達を連れて来た。


「何か分かったか?」

「いえ。ただ、今から一気に話を聞くのでルーカス王子達にもいてもらった方がいいかと」

「なるほど…」

「ただ、どうやってするのかを教えてくれないんだよね~」

「説明するより、見てもらった方がいいので。さ、やりましょうか。皆さんは、陣より外側に居てくださいね」


 ルーカス王子達が、端に避けるのを確認して私は最後に花びらを陣の内側に巻いて、私自身は陣の中心に座った。


 そして、意識を集中し始める。







短くなりました。すみません。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ