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縁談の申し込み者達2

 ルーカス王子、ルディさん、リオンさん、ジミーくんがいた。

 ルーカス王子達も、私が見ているのに気付いたようでルーカス王子は軽く手を上げて見せた。


「ルーカス王子も、正式にアオに縁談を申し込んだらしいよ」

「それ今言う?」

「ルーカス王子達がね、アオを驚かせたいからって」

「なるほどね」


 ルーカス王子達に軽く笑って見せて、私達はまた歩いて行く。そして、用意されていた椅子のところで止まり、座らずに会場の方を向く。

 お父さんが席を立ち、挨拶を始める。


「この度は、私の娘、アオのお披露目パーティーへお越しくださり、誠にありがとうございます。ご存じの方もいらっしゃると思いますが、アオは最近までこことは別の世界にいました。ですので、まだまだ知らないことの方が多くあります。御指南のほどよろしくお願い致します。アオからも一言皆様へ挨拶を」


 お父さんの隣まで行き、淑女の礼をして会場の人達の方を向く。


「始めまして、アオ・スクリプトと申します。このようなパーティーを催してくれた父に感謝。そして、今宵、パーティーに来て下さった皆様にもとても感謝しています。皆様、パーティーを存分に楽しんで下さい。本日は誠にありがとうございます」


 私が挨拶を終えると、会場にいる人達から拍手が起こった。


「では、パーティーの始まりです!」


 お父さんの掛け声で、音楽が流れ始めた。


「ふぅ、なんとか終わった」

「お疲れ様、アオ。はい」

「ありがとう、ナタリー」


 ナタリーから飲み物を貰って、緊張でカラカラだった喉を潤した。


「アオ、今度は縁談の相手が挨拶に来るからね。頑張って!」

「お母さん、今はもう少し休ませて~」


 私とナタリーの会話を聞いていたお母さんが、話しかけてきた。

 私達は、中央にお父さんその右側にソフィー様、左側にお母さん、その隣に私とナタリーが座っている。私達の前には、軽い食事やフルーツなどが置いてあるテーブルがある。


「アオ、大丈夫か?」


 お父さんからも、声をかけられる。


「大丈夫だよ、結構多いんでしょ?」

「そうなんだよ。だから、縁談の申し込み者達には城に滞在して貰うことになっている」

「そうなの?」

「ジョシュがね、捌ききらなかったのよね」


 ソフィー様から言われたお父さんは、ちょっと複雑そうな顔をしていた。

 そして、話題を変えた。


「さ、始めようか。印象に残った者の時の合図は、覚えてるね?」

「耳を触るんでしょ、覚えてるよ」


 事前に、合図を決めていたのだ。

 挨拶にくるのは、五人一組で一人一人に自己紹介をさせて、その間に興味が出たら耳を触る。というものだ。


 そして、縁談の申し込み者達の挨拶が始まった。







 同じ話を投稿していました。すみません。

 縁談の方と、ジョイール王国のことを別々にした方がいいんでしょうか?


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