異変
【第一話 異変】
日付:2024年4月5日
[朝]
いつも通り俺は仕事に行き、平凡な日常を送っていた。
[仕事終わり]
会社の同僚と飲みに行きつけの店へと向かった。
同僚と愚痴を言い合い意気投合し、何時もよりも沢山酒を飲んだ。
[帰り道]
同僚と別れ、俺は自宅へ帰宅した。
[帰宅]
家に着いた俺は、疲れきっていたせいかスーツのままベッドに倒れ込み眠ってしまった。
[吐き気]
飲みすぎたせいか夜中に気分が悪くなり、時計を見ると時刻は深夜2時
。
俺は水を飲もうと思い、台所へと向かった。
[物音]
水道を捻りコップに水を入れた。
水を飲みベッドへと戻る。
ベッドに入り10分くらい立っただろうか、
気分が悪いせいか中々寝つけない。
その時だった・・・『カッカッカッ』と、
外で物音が聞こえた。
俺は少し不安になりながらも眠ろうと心がけた。
[異変]
だが・・・物音は数分おきに発生した。
最初は気にならなかったが、その音は徐々に音を増して行った。
そして大きな音で『ドン!』と鳴った。
俺は飛び起きた。
ビビリながらもカーテンを少し開け、
窓から外の様子を見渡した。
だが・・・辺りには誰もいなかった。
俺は怖くなったがベッドへ戻ろうとした。
異変がおきたのは、その時だった。
窓から背を向けたその直後、動けなくなった。
俺:『!』
明らかに俺の左肩に何か違和感を感じた。
俺:『左肩に感触を感じる!』
ビビリながらも俺は自分の左肩に視線を送った。
そして・・・そこには血に染まった真っ赤な手があった。
俺:『!?』
あまりの恐怖に俺は声も出せずただひたすら走り、
自分の部屋と駆け込んだ。
恐怖のあまり手が震えて携帯電話の番号が押せない。
俺は焦った。ひたすら焦った。
その時ふとベッドの横にある鏡に視線が入る。
俺:『鏡の中に誰かいる!』
その瞬間・・・俺はこの世界からいなくなった。
そう、物語はまだ始りにすぎなかった。