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メカニカルマジック  作者: カップヤキ
第一章:イロードパンデミック
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プロローグ

その昔、科学が急激に進歩するさなかその副産物として魔法という存在が発見された。

まだ科学が発展途中であった頃、魔法とういう存在はあまりにも大きく人々の興味を引いた。

その結果魔法技術を学び高みを目指そうとした人々が大勢出たが、しかし...。

魔法はあまりにも個人の潜在的な才能に左右されすぎていたのだ、そのため多くの者は

自分の才能に打ちのめされていくのだった。


そして時は立ち、魔法は才能あるものが研究していき。

科学は魔法の才能がないものが魔法に負けぬよう死にもの狂いで研究していった。

次第に似た者同士人が集まり集団となり、いつしか一つの国となっていった。

科学を追及した国、「カールス」

魔法を追及した国、「マーナス」

世界はこの二つの国へと別れて行った。

初めは魔法技術の進歩速度と利便性の関係から魔法の国マーナスが優勢な状況になった、

人間は新しく身近なものに魅かれるものだろう。

一方科学側も負けずに発展してはいったが人々の関心が魔法に向いているので、あまり大きく

取り上げられることはなかった。

いつしか魔法こそ至高の技術と信じ科学を蔑み差別するような人々も現れ問題になっていく。

そのことによる二国の間の溝は広まり一触即発の状態になるが、そんな時科学の国では大事件が起きた。

世紀の大発見、「イロード」の発見である。

このイロードは一見ただの緑色の鉱物だが、熱すると酸素と反応し電力を発生させる特殊な鉱物なのだ。

しかもイロード自体は半永久的に使用できるようなのだから驚きである。

このイロードの発見により科学の国カールスでは大きな変革が起きた。


この発見は魔法の国マーナス側ではあまり話題に上がることはなかった、イロードの情報自体はマーナス

にも伝わっていはいたが危険視はされなかったのである。

魔法で電気を出す事もできるので、魔法側としては重要視されなかったは仕方のないことといえよう。


このイロードという存在がもたらす惨劇を誰も予想することはできなかっただろう。

科学の国カールスも魔法の国マーナスも、人類さえも。


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