プロローグ2
パソコンが壊れちゃいました(汗
やっと、直りました!
一話を投稿して一ヶ月後に二話って・・・
もっと、早めに投稿しなくては(汗
やっと肩まで伸びた艶やかに光る漆黒の髪と
汚れなどとは無縁の真っ白な肌
そして、何よりも印象的な瞳
光さえも吸い込んでしまうような漆黒の大きなそれを見た人は口をそろえて言う
「彼女は、神に特別に愛されているに違いない」と。
カリン・ジェスリーナは生後11ヶ月にして周囲の人を虜にしてしまう美姫だった
ジェスリーナ家は王の信頼も厚い公爵家であった
もともとは、王族の傍系なのだから王家と名乗っても良いのだが
ジェスリーナ家の人々は王家は似合わないからと、好んで公爵家と名乗っている
こんな謙虚なところもみんなに好かれていた
そして、貴族にとってジェスリーナ家と婚姻を結ぶことは
王の後宮に入ることと同じ意味合いを持っていた
そんな、公爵家の長女なのだから貴族という貴族がカリンの誕生に注目していた
公爵家には3歳になる長男キキョウがいるのだが、彼を狙うは貴族の令嬢であり
あくまでも嫁入りなので貴族にとってはあまり望ましくなかった
しかし公爵家の長女となれば、自らの家に迎え入れることができるので
貴族にはジェスリーナ家の女子の誕生が密かに望まれていた。
そんな訳でカリンの誕生は都中の注目の的となっていたのだ
みんなが、カリンの成長を大切に思い 見守っていた。
それなのに、
カリンが一歳の誕生日を迎えた1ヶ月後、突然カリンは消えてしまった
次話から、異世界のカリン視点になります。