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#4 1ヶ月後

~家~

「今日は、聴きたい曲ある~?」


「そうだな~、今日は…このCDの、3番をお願いしようかな。」


一週間に一回、レオの演奏会が開かれることとなったのだった。


いつもいつも、大好評。素晴らしい演奏を毎週届けることが出来ていた。


4回ほど開かれた演奏会と、日常の癖となった指パッチンによって、10000pほど、ポイントが貯まっていたのであった。


(そろそろ、スキルを解放しようかな…。)


そう考えたレオは、その日の夜、また女神の話を聞こうと、ベッドに入り意識を手放すのだった。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

~真っ白な空間~

「あら?また来たのですか?」


「はい、そろそろ、解放してみようと思って(笑)」


「そうですね。では、2つとも解放してみましょう。項目が追加されるはずです。


「分かりました。」


そして、レオは、★便利系スキルと、†戦闘系スキルを解放した。すると………。

──────────────────────────

指パッチン神


♪基本スキル

…略


★便利系スキル

異空収納(アイテムボックス)】30000p


†戦闘系スキル

◎魔術系スキル 70000p


‡物理系スキル 70000p

─────────────────────────

「何も、増えないんですか…?」


「さ、最初だから…。」


「…、ポイント集めてきます…。」


「え、えぇ、行ってらっしゃい…。」


「…あっ、そういえば、女神様でしたよね?」


「ええ。」


「神にも、格とかあると思うんですが、どのくらいですか?」


「そうねぇ、説明しちゃいましょうか。」


すると、女神はおもむろに指をパチンと一回鳴らす。


そこに現れたのは、黒板のようなものと、チョーク?だった。


そこに、いろいろと書き始める。


彼女が説明するところによると…、まず、創造神様のお力を、分かりやすいように、300と置いて、そのうち100を使って、他の神様が生み出されたの。


武具の神、戰の神、音楽の神、家事の神…大きなくくりで、だいたい10神ほど、生まれたわ。


この時に、例外として、さらに50を使って生み出されたのが、管理神様。


で、当然、武具とかになると、もっと細かなくくりがいるから、その分けられた力をさらに分けて、今の神様の形になったわ。


武具なら、例えば、剣神や、弓神とかね。戰は、スキルとかにも少し関係するわね。


それで、私なんだけど…、創造神様の趣味が、指パッチンだったのよね…。で、気まぐれで作られたっていうか…、その時に使われた力が15でね?指パッチンは指パッチンだから、分ける理由もなくて…。


つまり、少なくとも、上位3位には入れるくらいの格ってことね。と、いうことらしい。


レオは、かなり真面目に凄さに呆れて倒れるかと思っていた。


「はい。おしまい。それじゃ、頑張ってね。」


「サクッと、切り上げないでいただきたかったのですが…。」


「細かいことは、気にしないでください。とにかく、きちんと育てれば、すごく強くなれますから!!」


「はぁ…?」


困惑しながらも、レオは理解したことにした。


そして、真っ白な空間が消えていく。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

~朝~

あの、なんとも言えないような説明を聞いた後で、本気で考えた結果…、町に出て見せ物として、ついでに回数を稼ぐのが良いと考えたため、親に直談判に行くのだった。


結果からいうと、今住んでいる街の中でなら、許可してくれた。


当然、3歳ということで不安もあったようだが、何よりも3歳でこんなに話せて、書けることが決め手になった。


もっとも、お遊戯会のようなものだと考えるのが正解だと思ったのだろう。


この時、レオはチップ制を思い付いた。というより、思い出した。


気に入ってもらえた分だけ、お金を帽子に入れてもらう方法だ。


そして、この演奏はかなりの期間を経て、この街の人気な行事の1つとなるのだった。

次は一気に時間が進みます。

スキルについてですが、基本スキルは、「固有スキル」のようなものと思ってくださって構いません。音感スキルなどは、他の演奏系スキルにも付きますが、ご愛嬌で(苦笑)

戦闘スキルなどは、のちのち、【漢字にルビ】であったり、【漢字のみ】であったり、【漢字に英語】であったりといろいろ出てくると思いますが、自分のなかでの統一とさせていただきます。ご意見や、提案、修正案などあれば、感想にお願い致します。

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