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アイム・ド・ファミーユと謎の青年

作者: クレナイガイ

ザンギャックとの戦いから数年ゴーカイジャーのゴーカイピンクでありファミーユ星の王女であるアイム・ド・ファミーユはファミーユ星の再建のため生き残った人々を探していた。

「この星に庶民の方の反応が!」アイムはファミーユ星の庶民の反応があった星に降りた。そしてそこには1人の青年が倒れていた。

「大丈夫ですか?しっかりしてください!これは…」アイムはその青年がファミーユ星の庶民の証を持っていることに気づいた。しかし、通常の証とは少し違うことに違和感を覚えた。そんな中青年が意識を取り戻した。

「あなたファミーユ星の庶民の方ですか?」

…。

「あなたのお名前は?」

…。

「なぜ黙っていらしてるのですか?」

「すいません…俺自分が誰なのかもどこで生まれ育ったのかも分からないんです…。」

「そうですか。でも、あなたはファミーユ星の庶民の方の証を持っています。なので私と一緒に来ていただけませんか?」

「あなたについていけば自分が誰なのかわかるんですか?」

「大丈夫です。私があなたの手助けをします。」

「分かりました。よろしくお願いします!ところであなたは?」

「あ、私はアイム・ド・ファミーユ。ファミーユ星の王女です。あなたのことはなんとお呼びすればよろしいですか?」

「俺の名前ですか…。」

「では、ライトではいかかでしょうか?」

「ライトですかいいですね!よろしくお願いしますねアイムさん!」ライトはアイムと握手をするために手を差し出した。

「はい!ライトさん!」アイムも手を出し握手をしようとしたその時彼らに向けて発砲がされた。

「お前がゴーカイジャーの1人であるアイム・ド・ファミーユだな?」

「あなたは誰です?」

「俺はアクドス・ギルの末裔のサイアグ・ギルだ。」

「アクドス・ギル?それは確かザンギャック皇帝の…ですが、ザンギャックは私達が倒したはずでは?」

「そうとも確かにザンギャックはお前たちゴーカイジャーの手により滅ぼされた。だが俺達は生まれ変わったのさ新たな宇宙帝国ネオザンギャックとしてな!」

「ネオザンギャック…。あなた方の狙いは何ですか?私達を倒すことですか?」

「そんなものに興味はない。俺の狙いはお前の計画を妨害することだ。」

「私の計画?」

「そうだ。お前が計画しているファミーユ星の再建の阻止つまり、、ファミーユ星の生き残りを一匹残らず殺しそしてお前が知りたがっている婚約者も殺すことそれこそが俺たちの狙いさ!どうだ、素晴らしいだろ?」

「そんなことは王女である私がさせません。ライトさん離れていて下さい。」

「え?は、はい!」

「ゴーカイチェンジ!」ゴーカイジャー!

「これが噂に聞いたゴーカイピンクか。やれ。」ゴーカイピンクはネオゴーミンを全て撃破した。

「素晴らしい強さだ。我が先祖がお前らにやられたのも納得がいく。だが、俺に勝つとこができるかな?」ゴーカイピンクはサイアグと戦闘するが圧倒的な力の前になすすべがなく変身解除してしまう。

「どうした?お前の力はその程度か?お前の仲間とやらを呼んだらどうだ?」

「アイムさん大丈夫ですか!?」

「ライトさんきてはなりません!」

「この男は預かって行くぞ。どうやらこの男が鍵を握る人物のようだ。」

「それはどう言う意味です?」

「ほう、王女である貴様が知らないとは意外だな。いいだろう、教えてやる。このライトとか言う男はお前の婚約者でありファミーユ星の生き残りの奴らの在り処を突き止める人物なのさ。」

「な、なんですって!?ではその証は私の婚約者である証?」

「その通り。この男はすぐに処刑し済み次第次の行動に移る。こいつを助けたければこの先にある俺たちの本拠地に来るんだな。さらばだ!」サイアグはライトを連れ去った。

「ライトさんを助けないと庶民の方達の命が危ない…ライトさんを助けないと…」アイムは満身創痍ながら敵の本拠地へと行った。

「ほぉ、まさか本当に来るとはなその威勢だけは認めてやろう。だが、すでに満身創痍のお前にこの男が救えるかな?」

「ライトさん 待っていて下さい。今助け出してみせます。ゴーカイチェンジ!」ゴーカイジャー!

「男は3階の王座の間にいるぞお前1人でここまでたどり着けるかな?」ゴーカイピンクに向け大量のネオゴーミンが襲いかかってきた。

「これではキリがない!」ゴーカイピンクは大量のネオゴーミンに根負けし変身解除してしまいその場に倒れてしまった。

「アイムさん!」

「まさかゴーミン程度にこの有様とはな。どうした?このままでは男が処刑されるぞ?そこで黙って見届けるわけにはいかないだろ?」

「ライトさんごめんなさい…。私1人の力ではどうにもなりませんでした…。」

「ゴーカイピンクにトドメをさせ!」ネオゴーミンがトドメを刺そうとしたその時ネオゴーミンに向けて発砲がされた。

「久しぶりだなアイム。」

「1人でここまでやるなんてお前らしくないぞ。」

「私達のこと忘れてないよね?」

「僕達仲間だもんね。」

「アイムさん俺達がついてますよ!」

「皆さん…。」

「さて、どうやら俺達の出番らしいな。」

「あいつを倒してあの男を助ければいいんでしょ?」

「アイム、まだ行けるな?」

「もちろんです!」

「お前ら…行くぞ!」

「ゴーカイチェンジ!」ゴーカイジャー!

「ゴーカイレッド!」

「ゴーカイブルー!」

「ゴーカイイエロー!」

「ゴーカイグリーン!」

「ゴーカイピンク!」

「ゴーーカイーシルバー!」

「海賊戦隊ゴーカイジャー!」

「何人で来ようと同じだやれ!」

「派手に参ります!」6人はネオゴーミンを退け王座の間に到着した。

「ゴーカイジャー我が先祖の積年の恨みはらさせてもらうぞ!」6人は死闘の末サイアグを撃破した。だが…。

「これで勝ったと思うなよまだ戦いは序章に過ぎないこれからお前らに本当の地獄を見せてやる!」サイアグは真の姿を解放した。

「これがサイアグの真の姿…」

「真に姿だかなんだかは知らないが俺たちには関係ねぇ!行くぞ!」しかしゴーカイジャーは真の姿を解放したサイアグに全く歯がたたず変身解除となってしまった。

「どうやらここまでのようだなゴーカイジャー!安心しろ、一気に6人は始末しない。お前たち1人ずつじっくりと地獄を味あわせてやる。まずはお前からだ。ファミーユ星の王女が殺されたとなればさぞかし生き残った庶民は悲しむだろうな!さらばだ!」

「アイムさん!」

「ここは…私は本当に死んでしまったのでしょうか…。」

「ゴーカイピンク目を開けなさい。」

「私を呼ぶのは誰です?」アイムは目を開けた。

「あなたは?」

「私は秘密戦隊ゴレンジャーのモモレンジャー。」

「モモレンジャーさん?モモレンジャーさんがどうして私のもとに?」

「あなたの彼を絶対に守りたいという気持ちに私は感動したわ。だから私たち歴代のスーパー戦隊の全てのピンク戦士の大いなる力を授けたい。」

「全ピンク戦士の大いなる力?」

「これを使ってやつを倒して彼を救うのよ。」

「はい!」アイムは目を開け立ち上がった。

「アイムさん?」

「ちっ、死に損なっていたか。今楽にしてやるぞ!」サイアグはアイムに攻撃をしたがアイムは立ち尽くしたままであった。

「なに!?」

「私はあなたを決して許しません!そしてあなたをこの手で倒してライトさんを救ってみせます!」

「死に損ないのやつに何ができる。」

アイムはモモレンジャーから授かったレンジャーキーと自分のゴーカイピンクのレンジャーキーを合体させた。

「なんだあのレンジャーキーは!?」

「ゴーカイチェンジ!」 ゴーカイピンクゴールドモード!

「ゴーカイピンクゴールドモード!ド派手に参ります!」

「見た目が変化したとこれで結果は同じだ!」

ゴーカイピンクゴールドモードは歴代のピンク戦士の武器を使いサイアグを圧倒した。

「な、なぜだ…なぜ俺がこんな奴に…」

「あなたには分からないと思いますが、ファミーユ星の王女として庶民の方をそしてライトさんを守りたいという気持ちが私を強くしたんです!」

「おのれ…」

「これでトドメです!」 ファイナルウェーブ!

「ゴーカイオールピンクスラッシュ!」ゴーカイピンクはサイアグを倒し無事にライトを救出した。

「アイムさんきっと助けてくれるって信じてましたよ!」

「ライトさん遅くなって申し訳ありませんでした…。」

「いいんですよ。さあ行きましょう!」その時ガレオンにいるナビィから緊急通信が入った。

「大変だ!大変だ!あと10分で城が爆発しちゃうよ!」

「なんだと!?おい、トリどうすればいいんだよ?ドアも開かないぞ!」

「地下にある装置を壊せばいいんだけど…」

「地下にある装置を壊せばいいんだな?よし、ここは俺が行く!」

「待ってください。俺に行かせてください!」

「ライトさん無茶です!ここはマーベラスさんに任せましょう!」

「いや、ここまで俺はアイムさんをはじめ皆さんに助けられっぱなしでした。だから、今度は俺が皆さんを助ける番です!」

「しかし…」

「わかった。頼んだぜライト。」

「はい!じゃあ!」

「待て、これを持っていけ。」

「これって皆さんがゴーカイジャーになるためのアイテムですよね?なんでこれを俺に?」

「これが必要になる時が絶対に来る。だから持っていけ。さあ、急げ時間がないぞ!」

「はい!ありがとうございます!」ライトは1人装置を破壊するために地下へと向かった。

「あんな奴に任せていいのか?」

「大丈夫です。ライトさんは必ずやってくれます。

ライトは地下に到着した。しかし、爆発まであと3分しかない。

「よし、これを壊せば皆さんを…ゴーカイチェンジ!」ライトはゴーカイレッドに変身しようとするが変身が出来なかった。

「どうして…」その時ライトの持つモバイレーツにアイムから通信が入る。

「アイムさんあと2分半しかないんですよ!こんな時に通信なんかしないで下さい!」

「ライトさん落ち着いてよく聞いてください。私がなぜ新しい力を得ることが出来たか分かりますか?それは、私がファミーユ星の庶民の方をそしてあなたを守りたいと思ったからです!誰かを守りたいという気持ちがあればなんでも出来るんです!ライトさんは今誰を守りたいと思っていますか?」

「アイムさん…俺は…」ライトは通信を切った。爆発まであと30秒…

「ライトさん…。」

「俺は…アイムさんを…皆さんを守りたい!そして、皆さんを守るためにこの力を使いこなしてみせる!ゴーカイチェンジ!」ゴーカイジャー!

「変わった!これで…」ファイルウェーブ!ライトは残り1秒のところで装置を破壊する事に成功する。そしてライトは城から出て6人にむかえられた。

「ライトさん私は信じてましたよ。ライトさんなら絶対にできるって。」

「アイムさん…」

「さて、飯にするか。ハカセ今日の飯はなんだ?」

「今日はお肉するよ!」

「やった!」

「あ、でもルカにはブロッコリーも食べてもらうからね。」

「はあ!?」7人はガレオンに行き食事をとった。

「そういえばお2人ってどんな関係なんですか?」

「ライトさんは私の婚約者です。」

「えーーーーー!?」

「あんたがアイムと結婚するなんて信じられないんだけど…」

まあいいじゃないですかアイムさん結婚おめでとうございます!」

「アイムが結婚おめでとう!おめでとう!」

サイアグとの戦いから数日後アイムは本来の目的である生き残ったファミーユ星の庶民を探す旅にライトと共に出ようとしていた。

「ファミーユ星の再建できるといいね。」

「再建できたら僕たちも呼んでね。」

「アイム、例えどんなに離れていても俺達は仲間だと言うことを忘れるなよ。」

「皆さん本当にありがとうございました。あと、マーベラスさんこれを…」アイムはモバイレーツと自分のレンジャーキーを返そうとした。

「これは持っておけ。これは俺達とお前がどんなに離れていても常に共にあり仲間であると言う証だ。それにこれを使って庶民を守ってやるんだ。」

「マーベラスさん…」

「それからライト、お前をゴーカイジャー7人目の戦士として仲間に加えたい。」

「俺がゴーカイジャー7人目の戦士?俺なんかでいいんですか?」

「お前だからいいんだ。どうだ俺たちの仲間にならないか?」マーベラスは手を出した。

「はい!よろしくお願いします!」ライトも手を出し2人は握手をした。

「皆さん今日から皆さんの仲間になりました!ライトです!よろしくお願いします!」

「俺はジョー。よろしくな。ライト。」

『ライトだっけ?私ルカ。よろしくね。」

「僕はドン・ドッコイヤー。でもハカセって呼んでね。よろしくね。ライト。」

「俺は伊狩鎧!ライトさんよろしくお願いします!」

「それからライト、これを持っていけ。」

「これは?」

「お前専用のモバイレーツとゴーカイゴールドのレンジャーキーだ。」

「ゴーカイゴールド?」

「そうだ。これを使ってアイムと共にファミーユ星の人々を守るんだ。分かったな?」

「結構作るの大変だったんだからね。大切に使ってね。」

「はい!ありがとうございます!」

「そろそろお別れのようだな。」

「ライト、アイムとファミーユ星の人々をしっかりと守るのよ。」

「2人と幸せにね!」

「アイムさん、ライトさん俺達はどんなに離れてても仲間ですからね!」

「皆さんさようなら…」2人は5人に別れを告げガレオンを後にしファミーユ星の人々を探す旅へと出た。

「じゃあな。アイム、そしてライト。」

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