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出戻り勇者は自重しない~異世界に行ったら帰って来てからが本番だよね~  作者: TB


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第75話 卒業とミッション発動①

 受験も無事に終了し、残り一か月程の中学生生活をそれなりに堪能している。

 今は俺よりも香織達の方がスケジュール的には忙しそうにしているな。


 GBN12としての活動は高校卒業までとアンナと香織と陽奈が発表して、結構話題になったりもしたけど実際に活動した期間より圧倒的に残りの時間の方が長いからね?


 まぁアンナと香織にも『カラーレンジャーズ』としての活動を始めてもらう事になり全員お約束の週給二万米ドルの給料を渡すと「私達こんなの必要無いよ」とか言い出したが「活動する以上受け取り拒否は認める事は出来ない」と無理やり受け取らせた。


 実際命の危険のある活動をしてもらう事もあるんだから、その辺は割り切って貰いたいな。

 俺は加山ジムの会長と夏のアマチュア世界タイトルの獲得に向けて試合スケジュールを組んでもらったが結構詰めて試合に出ないと出場資格が取れないので五月までは毎月公式戦を戦わないといけない。


 俺の場合は実績を認めて貰えているので特別選抜扱いで出れる様に取り扱って貰えるみたいだけど加山会長も結構俺の為に頑張ってくれたんだよね。


 元々加山ジムはプロ育成がメインでアマチュアに関してはエクササイズ的な取り組みしかしてなかったんだけど競技としてのアマチュアボクシングの組織にも加盟して積極的に選手育成にも力を入れ始めた。


 まぁ俺が居る事が前提としてあるんだけどね。


 そして加山会長は自分自身がボクサーとして活動してジムを立ち上げるまでに凄く苦労をした人で世界チャンピオンになれないと、ほぼボクシングだけでは生活していく事は厳しい状態を改善していきたいと積極的に活動も始めた。


 具体的には加山ジムからプロデビューをしたら引退後はトレーナーとしての雇用を約束するとか日本チャンピオン以上の立場になれば加山ジムの支部設立か独立したジムの設立の支援を行うとかを明言している。


 結構いい人だよね。


 でも俺に晩御飯だけでイベント出演を約束させる事が出来る人は今の世界中で探しても加山会長くらいしかいないから、それはそれで十分凄いよね……


 ◇◆◇◆ 


 今日はリンダと二人でカーネル大将の家に晩御飯をごちそうになりに来てる。


 相変わらずマリーさんはいつもの様に大きく手を広げて俺を超豊かな胸の谷間に挟み込み至福の時を与えてくれる。


「ママ! 翔は私のだからダメ」


 と、リンダが言うけど俺は別にリンダとも付き合って無いからね?


「あらリンダ、私から見て全然二人の仲が進展しているように見えないから、ちょっとお手伝いして上げてるだけよ?」

「私には私のやり方があるの!」


 って実は結構リンダって純情なのかもね? 実際二人きりの時にアプローチとかされた事無いしね。

 とってもアメリカンな巨大なステーキを頂いて既に俺の本当の年齢にも理解をしてくれてるカーネル大将の家族だけの時はカリフォルニアの美味しいワインも一緒に出してくれた。


「どうだいスクリーミングイーグルは? この間のサインのお礼にってジョージが持って来たんだ」

「素晴らしいワインです。向こうの世界ではこれだけ洗練されたお酒を飲むことは出来なかったから本当に美味しいですね」


「ちなみに、その千九百九十二年のヴィンテージはね、オークションで五十万USドルの値段が付いた特別出来の良いやつだよ」

「凄い値段ですね、俺のサインってそんな価値があると思われたんですか? 」


「まぁジョージの好意は本物だけど彼は優秀な政治家である事も忘れてはいないからね翔君に頼み事もあるそうだ」

「あー……やっぱりそうですよね? で、どんな話なんですか?」


「ジョージはね、大統領選の二期目を今年控えていてね、圧倒的な実績が欲しいと思ってるんだよ」

「へぇそうなんですね」


「テロ組織のアメリカ主導での殲滅作戦を去年予定していたんだが、最近はテロ組織が元気が無くてね、『カラーレンジャーズ』が優秀すぎてほとんどのテロが去年は阻止されちゃったからね、まぁ世界としては喜ばしい事なんだけど、目に見える実績が欲しいジョージとしては、それならもっとインパクトがある何かが欲しいと思っててね」

「なんだか、危険な臭いがしてきましたね……」


「翔はエリア51の名前を聞いた事はあるかい?」

「はい、噂では色々と」


「そうか、あの噂はね……概ね本当だ」

「でしょうね……今の俺なら信じる事が出来ます」


「エリア51の真実はCIA長官と統合指令本部の大将、私の事だね。それと合衆国大統領の立場以外の人間は事実を知った時点で、一生エリア51の基地内での勤務となり情報を外に持ち出す事が出来ない立場になる」

「それを、俺に教えたって事はどういう事でしょうか?」


「まぁバチカンの地下と同じ状況だよ」

「成程ですね、五か所目か」


「ジョージは済州島での翔君達の活動で、あの場所を解放する事が出来るんじゃないかと考えたんだ」

「まぁ出来ないことは無いと思います」


「それであの基地の後に世界最大のスーパーリゾートを作り上げて、アピールしたいらしくてね『ホープランド』の活動を耳にして、思い付いたらしいんだが、どうだい? 協力して貰えないかな?」

「俺達のメリットはあるんですか?」


「消滅が確認されたら、アメリカも『ホープランド』の応援を全力で支援すると発表しよう。場合によっては、独立国家として国連に働きかけることも出来る。勿論現在所属している国にも最大限の配慮を行って円満な関係の下にね」

「国家としての独立は現時点ではまだ考えていませんが、将来的な選択肢としては悪く無いかもしれませんね」


「それと別に十億ドルの依頼料を用意しよう」

「太っ腹ですね」


 と、がっちりカーネル大将の手を握った。


 こうして『カラーレンジャーズ』にミッション『エリア51解放作戦』が発動した。


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