4-6 悪魔の選択
第三衛生壕には、前線から次から次へと負傷兵が運ばれてきた。だがやれることはただ手足を切断し、放置することだけ。助かる見込みなどないのに、衛生隊は無意味な治療を強いられていた。
豆電球に照らされる壕には負傷兵たちの体熱が滞留し、視界がぼやけるぐらいの湿気に満ちている。
台の上に乗せられた重傷者の腐敗した足を切断していたヴァレンスは、目眩を覚えてふらついた。
ひっきりなしに重傷者を詰め込まれ、遊撃区に来てからは一睡も出来ていない。眼球が沁みるように痛むのは、不眠による充血のせいだろう。
「きりがない⋯⋯」
いつまでこんな無駄な行為を続けなければいけないのか。
答えは一つ、サイレンスが枯渇しているからだ。サイレンス以外の方法でのトリアージは認められず、治療するか放置するしかないのである。もしサイレンスを用いないトリアージを行えば、戦争犯罪者になってしまう。
断面から飛び出た黄色い汁が顔にかかり、脂と膿の臭いが鼻腔に充満し、視界がぐらりと歪む。
「隊長殿っ」
隣の衛生兵が後ろからヴァレンスを支えてくれた。
目眩の原因は、昼夜休みなく治療をしているための疲労困憊だけではない。ヴァレンスの脳裏には、ずっと山盛りにされた人肉料理の映像が焼きついて離れなかった。
脳裏に浮かぶあれの映像に、目の前の切り落とされた腐敗肉が重なる。
切断された足の断面の間に散らばる細かい肉片が、皿に盛られて見えた。
周りのノコギリやメスの金属音が、肉を引き裂く生々しい音が、皿の上の人肉をフォークとナイフで切る映像を呼び起こす。
「う⋯⋯っ」
酸っぱい胃液が込み上げてきて、空嘔吐する。唾液と胃液の混じった液体が、口から放たれた。胃液の苦みが喉に残り、手が小刻みに震える。
──少尉殿はウタリを解剖し、内臓を取り出し、食べていました。まるで料理を食べるように、美味しそうに。
否応なしに恐怖映像が連続する。ファディル少尉が皿に盛られた人肉料理の欠片を摘み上げ、口に運ぶ映像が浮かび上がる。咀嚼して人肉から弾け出た血が、彼の口を濡らす。
脳裏に映るファディルが、バキバキと首を鳴らして不自然な方向へ首を曲げ、こちらを見る。
瞳孔がぱっくり開いた赤い目が、ヴァレンスを脳裏越しに見つめる。
カラリヤ湿原でウタリを乾燥状態にしたことを問い詰められた時に見た、あの瞳。
あれは、戦場で疲弊した島兵たちの瞳孔の開きっぱなしの虚ろな眼とは異なる。強いていうならば──
空虚──
瞳の奥に果てしない虚空が、はるか遠くまで広がっているような眼差し。
ファディルの幻影は手に乗せた人肉をヴァレンスに差し出し、真っ赤に濡れた口を開く。
『あなたも一口食べませんか、ヴァレンス』
ヴァレンスはノコギリを動かす手を止めて、頭を抱えた。
「隊長殿、少し休まれてください」
衛生兵の声に、ヴァレンスは首を横に振る。
「患者が溢れている。休むわけにはいかない」
しかし、手が震えて切断面に押し付けたノコギリをうまく動かせなかった。
(まさか、食人愛好家──『カニバリスト』がそばにいたとは)
戦時中、極限の飢えで食人行動に手を出す話はよく聞く。
だがそれは理性崩壊寸前の空腹に追い詰められ、それでも葛藤に葛藤を重ねた上でようやく行うことである。
だが、あいつの食人行動は違う。人肉を料理として食べる、嗜好、性癖の類のものだ。
再生、治癒能力、痛覚なしの類まれな特殊体質者とはいえまだ幼い女児の腹を平然と引き裂き、内臓と人肉を食う。
異常者だ。
(あんな異常者が同じ壕にいるだなんて⋯⋯)
ヴァレンスは思わず周りを見渡す。あの銀髪赤目の食人鬼が、どこかに潜んでいるのではないかと視線を巡らし、姿が見えないと安堵する。
それを、あれを見てから何度も繰り返していた。
(軍医殿。なぜ、あいつを後方に移送してくれなかったのですか⋯⋯!)
ヴァレンスはガマン軍医にファディルの凶行を上申したが、彼の反応は至って事なかれ主義であった。
『あいつが軍法会議にかけられたら、遊撃区の戦力は半分以下に削られる』
『だいたいあいつは変人と噂されている。何をしてもおかしくはない。おそらく今後何かをやらかしても、ファディル少尉が憲兵隊本部に送られることはない。奴はセルク島防衛軍屈指のエースだ。今までの実績と戦果を無視するほうが愚かってもんだろ』
『それに、奴は中将の息子だからな。中将の息子のやらかしとなれば、上は身内の不祥事を全力で揉み消す。不祥事は紙の裏に貼り付けて、栄光だけ表に並べろ。それが軍隊のやり方だ。お偉いさんの坊ちゃんは、戦場でも無敵ってわけさ』
『まあ、せいぜいやってる感を出しておけ。警告書には次は軍法会議って脅しておくんだ。カラリヤ湿原の奇跡を起こした英雄に逆らってお前が消されても、わしは知らんぞ。⋯⋯我慢だ、我慢』
カラリヤ湿原の奇跡という史上類を見ない戦果、血筋、権威を並べ立て、ガマン軍医はナアナアな対応で済ませてしまった。
だが、ヴァレンスとラフマン二等兵の二人は知っている。英雄と祭り上げられる青年の裏の顔が、狂ったカニバリストだと。
(結局、戦果が全てなのか。戦果さえ良ければ、何をしても許されるのか)
人肉を平然と食う奴がそばにいる。そんな恐怖の現実に震えながら、衛生壕に居座るしかないとは。
「──治った」
出入口の奥から、誰かの声がした。
「──治ったぞ。俺の目が。見える、見えるぞ!」
ヴァレンスは手を止め、後ろを振り返る。異様な空気を嗅ぎ取ったらしい衛生兵たちも、同様に同じ方向を見た。
台が左右に並べられる通路の突き当たり、そこから複数人の声がする。
「──腹が痛くねぇ。何だこれ」
「傷口が塞がっていく!」
「これが試験薬? は? 嘘だろ。どうしてこんな、早く治る?」
試験薬。ウタリの血だ。だが大量の血液を消費する重傷者は治しきれないため、第三衛生壕では使用不可のはずだ。
勝手に誰かが血を持ってきて、通路に放置された負傷兵たちを治療している。
軽傷者や蚊熱患者の分を無駄に消費するあるまじき行為である。
腸に煮えくり返るような怒りにヴァレンスは拳を握りしめる。
通路に出たら、不届き者に即効鉄拳制裁を食らわしてやる。
ヴァレンスは歩き出し、通路の入口へ向かう。
入口の暗闇から、か細い体型の島兵が一人現れた。ヴァレンスは足を止め、硬直する。
毛先がぱさついた銀色の髪と眼鏡が、目に飛び込む。
(──嘘、だろ)
瞳孔のぽっかり開いた『空虚』な赤い瞳が、ヴァレンスを見つめる。
脳裏に映る、皿に盛られた人肉の欠片を摘み上げ、口まで運ぶあいつとそっくりそのままの姿の人間が、そこにいた。
火照っていた身体の体温が一気に下がり、内臓まで凍てつくように冷え切る。
「あ、ぁぁ⋯⋯っ」
ファディル少尉。
食人鬼が、そこにいた。
全身から力が抜け落ち、ヴァレンスはその場に倒れ込んで、掠れた悲鳴を上げながら後退る。
能面のような無表情で、ファディルは何も言わずにヴァレンスを見つめる。
恐慌に理性が吹っ飛び、ヴァレンスは叫んだ。
「何だ! 負傷兵の腐肉を食いに来たか! 食人鬼めっ!」
目の前に落ちていた肉塊を無我夢中で拾い上げ、ヴァレンスはそれをファディルの顔面に投げつける。
「これでも食って帰れ!」
半狂乱に笑い、歯を剥き出しにして罵るヴァレンスをファディルは見下ろしていた。そして視線を軍服に貼り付いた肉塊に向け、それを摘み、口の中に含む。
ファディルは音を立てずに咀嚼した後、ぷっと肉塊を吐き出し、呟く。
「──あまり、おいしくないですね。やはり食材には向いていません」
まるで食品の品評でもするような物言いだった。
周りにいる衛生兵たちが声を上げ、逃げるように一歩後ろへ下がる。
ファディルの背後から、島兵たちがぞろぞろと出てきた。一人、二人とファディルの後ろに集まってくる。
頭や腹に包帯を巻いた彼らは、負傷兵たちだった。
「貴様ら⋯⋯」
ヴァレンスはこの場から逃げ出したい衝動に駆られた。負傷兵たちは、もう助からず、サイレンスさえ受けられず蛆に食われながら死を待つだけであった。
その彼らが蘇り、ヴァレンスを責めるように見つめてくるのだ。
なぜ俺らを放置した、と一人一人の眼差しが罵っていた。集中する彼らの視線で、身が潰されそうになる。
ヴァレンスは呻き、負傷兵たちから目を背けて唇を噛んだ。
(俺は、こいつらを見殺しにしようとした)
無限に負傷兵たちが送られてきて、助からない命は切り捨てなければならなかった。
それでもヴァレンスの胸には罪悪感が少しずつ降り積もり、圧迫し、精神を破裂寸前にまで追い込んでいた。
負傷兵たちが一人ずつ歩き出し、中に入ってくる。ヴァレンスの予想に反して、彼らは至って嬉しそうに笑みを浮かべていた。
ヴァレンスは負傷兵たちの姿を見回し、不自然な回復箇所を見つける。
ある者は全身泥だらけで所々に手術痕があるが、腹部の一箇所だけは真っ白な綺麗な肌だった。
ある者は、腫れ上がり膿を垂らす瞼から、陶器のように綺麗な眼球を覗かせていた。
ある者は頭の右半分だけ真新しい部分をさすっている。
まるで他人の肉物を移植したかのように綺麗な治り方だった。
いや、移植などではない。ウタリの血で患部を修復したのだ。
負傷兵の一人が、切断面が不自然に繋がった両足でふらふらと歩み寄ってきた。割れて窪んだ眼窩から覗く出来立ての新しい目から涙を流し、彼は呟く。
「ファディル少尉殿が、俺たちを試験薬で治してくれたんです」
他の負傷兵たちも啜り泣きだし、感謝の言葉を述べる。
「目が見えるようになりました」
「破裂した内臓も、腹部も元通りです」
一人の負傷兵が、五本の指だけが白い不自然な手を見つめている。
衛生兵たちの動揺する声が空気を揺るがす。
ヴァレンスには、彼の非難するような視線が胸の奥深くにまで突き刺さり、罪悪感に圧殺されそうになる。
(これは奴の作戦だ。)
理性を奮い立たせて正気を保つ。奴はあえて治った負傷兵たちをヴァレンスに見せ、放置したことへの罪悪感を植え付けさせるつもりだ。以前もそのような手口でヴァレンスをはめてきた。
(もう騙されないぞ、小僧)
ヴァレンスは言葉を振り絞るように、負傷兵たちを罵る。
「そいつは人食いだ。勘違いするな」
ファディルが歩き出し、ヴァレンスの目の前に膝をつく。
「ここは人目につきます。壕の外でお話できませんか?」
ヴァレンスはゆっくりと立ち上がり、ファディルを睨みつける。
今度こそ、こいつの凶行を止めなければ──。
(ウタリちゃんをこれ以上傷つけさせてはならない)
ヴァレンスはファディルの後を付いていき、衛生壕を出て通路を進んでいき、負傷兵たちのいない場所へたどり着くと立ち止まった。
滞留していた血臭の匂いが幾分薄らぎ、呼吸が楽になる。ジーッと豆電球の放つ電気の音と、天井から垂れ落ちる水滴の音が静かにこだましている。
ファディルはヴァレンスのほうを振り返り、一個の瓶を突き出した。瓶の中には、赤黒く濡れた肉片が入っている。全身の毛穴が、ぞわりと開く。
棒読みのような囁き声で、ファディルは言った。
「私は、医薬品を乾燥状態にすることなく大量の血液を絞り出す方法を見つけ出しました」
「なん⋯⋯だと⋯⋯」
「それを解決する方法が、『人肉』です」
ヴァレンスは瓶の中に入った赤黒い肉片を見つめる。これが──人肉。
「じん、にく⋯⋯だと⋯⋯!?」
「人肉を医薬品の体内に埋め込めば、大量採血が可能です」
「貴様、それを⋯⋯人肉を使ってウタリちゃんから大量の血を搾り取り、負傷兵たちに投与したのか」
「その通りです。以前イルハム兵長が持ってきた肉は、人肉でした。森をうろついていた敵兵の肝臓、です」
「なん、だと⋯⋯」
ファディルはまっすぐにヴァレンスを見つめた。空虚な赤い瞳に、残り僅かにすり減った生気を吸い取られそうになる。
「衛生隊長殿。重傷者を救いたいですか?」
ファディルの言葉は、ヴァレンスの胸内に秘め、押し殺してきた願いを受け止めるような響きがあった。
「医薬品の体内に負傷兵から切断した組織を大量投与し続け、無限に採血できる装置──『献血機関』。医薬品をこの装置に改造すれば、何千何百もの兵士の命を救うことが可能です」
「ウタリちゃんの体内に、大量投与?」
「そうです。腹を引き裂き、切開部から組織を継続的に、大量に詰め込み、生産された血を抜き取るのです」
言葉に呑み込まれて受け入れてしまえば、まだ幼い子供のウタリは──腹を切り裂かれ、人肉を埋め込まれる。
内臓を圧迫される苦しみにもがきながら、血を搾り取られ続ける運命になる。
(こいつに従えば、また⋯⋯)
ヴァレンスの脳裏に、台に拘束されて暴れて泣きじゃくるウタリの姿が浮かぶ。
──かゆい、かゆいかゆいかゆいかゆいかゆいかゆいぃぃぃー!
(再びあの子に地獄のような苦しみを与えることになる⋯⋯)
二度とやらないと誓ったのに。
「組織を大量に詰め込めば血液が過剰生産され、医薬品のありとあらゆる穴から血が噴き出て、皮膚も破裂してそこから流血するでしょう」
おぞましい言葉の羅列に、ヴァレンスは耳を塞いで目を閉じる。
「やめろ⋯⋯っ」
「しかし皮膚は再び蘇生するので何ら問題ありません。蘇生し、破裂し、蘇生を繰り返して血を噴水のように噴き出すだけです」
「やめろぉっ!」
ヴァレンスは頭を横に振り、叫ぶ。
「あなたは以前、医薬品の腹を裂いたでしょう。泣きじゃくる医薬品を意に介さず、内臓を取り出し血を絞り尽くした。全身の体液がほとんど無くなるほどに。あなたのおかげで、アリフ隊は七十名が生き延びられたのです」
あの時ヴァレンスがウタリに対し行った非情な行為を、淡々と、かつ責めるような言い方だった。
だが⋯⋯。
──七十名が生き延びられた。
その数字に、ヴァレンスの胸がわずかに揺れた。否定したいのに、助かった負傷兵の顔が脳裏に浮かんでしまう。
泣きながら妻や子の名を呼んだ者、傷口が塞がって笑った者──。
確かに救った。あの時は、間違いなく。
ファディルは念を押すように問う。
「その時はできたのに、なぜ今はできないのですか?」
「違う、そうじゃない⋯⋯」
「何が違うのです?」
「あんな小さな子の腹を切り裂いて人肉を体内に埋め込む? 人肉だぞ。人間の肉を! それをまるで燃料のように詰め込む? できるわけがないっ!⋯⋯そんな非道なことは⋯⋯」
「人肉は燃料と何が違いますか?」
一瞬言われたことを理解できず、ヴァレンスは唖然とする。
「血も肉も、体を動かすためのエネルギーです。燃やすか、循環させるかの違いだけでしょう」
そもそも常識や倫理観が全く通じない何かがそこにいる異常に、ヴァレンスは戦慄する。
目の前にいる青年が、人間の形をした何か別の存在のように感じられてきた。
「それに医薬品は死にませんし、解剖しようが腹の中に人肉を突っ込もうが何ら問題はありません」
理性の残りカスにすがり、ヴァレンスは反論する。
言葉を探し、喉が乾き、唇が震える。
「それは⋯⋯それはっ⋯⋯『人道』に反する」
咄嗟に飛び出た言葉は、人道。
「ジンドウ?」
言葉の意味をそもそもわかっていないような、とぼけた返事をファディルは返す。
「ジンドウ⋯⋯ジンドウ⋯⋯索引、検索⋯⋯」
ファディルは一瞬、思考を巡らせるように瞬きをした。
「ああ、『人の道を踏み外さない』という意味で合っていますね?」
辞書の定義を読み上げるような声色だった。
ファディルは首を傾げ、ヴァレンスに尋ねる。
「あなたは『人の道を踏み外したくない』という個人的感情かつ非合理的な理由で、重傷者を放置するおつもりで?」
ずっと目を背け続けていた見たくない盲点を突かれ、ヴァレンスの心の中の何かが音を立てて崩れていく。
理性の最後の砦であった『人道』さえ陥落し、足場が木っ端微塵にされていく。
「違う⋯⋯違う⋯⋯」
ヴァレンスは目だけを背け、空笑いする。脳の処理が限界点到達寸前に達しそうになるヴァレンスを、ファディルは尚も問い詰める。
「もう一度訊きます。あなたは『人の道を踏み外したくない』という己の正しさを盾に、重傷者たちを見捨てるのですか?」
ヴァレンスはもう、何も答えられなかった。
行き止まりまで追い詰められ、壁際に背を押し付けてただ怯えるしかなかった。
ファディルは無表情で瓶から新鮮な人肉の塊を取り出し、ヴァレンスに差し出す。
死肉とも腐肉とも違う新鮮な血の臭いを嗅いだ時、とうとうヴァレンスの正気は爆破散乱し、がくりと膝をついて俯く。
「あ⋯⋯ぁ⋯⋯」
口から漏れ出るのは、言葉にならない呻き声。
負け犬の悲鳴だった。
ファディルはとどめを刺すように言い放つ。
『──人道か、人肉か。ご選択を』
人道を語る資格も、抗う余力も、もう残っていなかった。
ヴァレンスは虚ろな眼差しで膝下を見つめながら、負け惜しみの言葉を呟く。
「貴様は⋯⋯悪魔だ⋯⋯」
ファディルは人肉を瓶に戻し、蓋をした。
「私が悪魔ですって? 私はただ、最善を尽くしたまでです。重傷者を見捨てるのは、人道とやらに沿っているのでしょうか? 私には理解できませんが」




