表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
雪梛の一閃  作者: 雪梛
亜空間編
95/145

速さを超える思考力

間合いをとると即座に死合が開始した。


香澄はミカエルを顕現させて羅刹は中程度の魔法を大量連発し始めた。


計算しつくされた出力により無力化させつつ羅刹の行動を感じているようだ。


魔法が通用しないと判断したのかいったん魔法を終了して今度は特大魔法を三個用意したようだ。



「あら、なかなかの練度ね」


「もともとはこれが生きがいでしたのでね」



ひとつは闇の壁を生成してもう一つは魔力を展開してからネットのように性質を変換させて無効化。


最後の一つは抜刀しながら立体的視認で内部を観ているようだ。




『地球割り』




パキーン



「…すごいですね」



羅刹はそういいながらも手にシールドを生成しながら背中に熱球体を装備したようだ。



「その背中装備は懐かしいわね。私の知り合いにもそんなことをしているやうがいたわ」



観察眼を発動しながら羅刹の行動を待っているようだ。


三秒ほどの空白後にようやく動き出したようだ。


動き出しを観察眼で観ることができたのであれをやるようだ。


羅刹が接近してようやく殴りのモーションに入った時には既に香澄からの斬撃が迫っていた。


もちろん回避することはかなわなくそのまま切り殺されてしまった。



「いい速さだったわ…となんとなく雰囲気的に行ってみたけれどももちろん遅かったわ」



容赦なく感想を述べつつ刀身を見てから納刀した。






雰囲気的に復活して会話パートとなると思っていたらどうやら元の世界に帰ってしまったようだ。



「あら?もっと話がしたかったわね。どうして帰ったのかしら?」



原因がわかっているのか上を向いて聞いた。


すまんがレベルの差が酷すぎたんや。


あれでもしもう一戦とかいったら可哀想や思ってな。



「まあ仕方ないわ」



納得したのか香澄は雪梛の方を向いた。



「どうしようかしら?デスカウンターもほとんど完成してきているし何かやりたいことはあるかしら?」


「そしたら最後に詩奈でも召喚しようか。まああの世界動いていないから現状がどのレベルなのかはわからないけどね」



最近のやらかしで信用がないのか自分で開くようだ。


デバイスを操作して亜空間を生成すると中から人が出てきた。



「え?」



どうやら面識のない人物が出てきたようだ。


最近やらかしてばっかで申し訳ないからサプライズや。



「どこなんここ…って雪梛ちゃんじゃん!元気しとったか?」



ついにあの雪梛をちゃん呼びする人がきてしまったようだ。



「もうあのときよりもずいぶん成長しているよ。久しぶりだねルド」


「成長してるゆーても私から見たら可愛いものだよっておや貴方は?」


「初めまして。私の名前は香澄よ。今はこの子の相棒として一緒にいるわ」



軽い会釈をして挨拶したようだ。



「ほうほうこれはこれは。では改めまして私の名前はルド。知っているかもだけど特殊部隊の速担当だよ」



やはり予想通りの特殊部隊メンバーのようだ。



「やっぱり特殊部隊の人たちは全員異質な雰囲気を纏っているわね」



観察眼で観ながら言った。



「色々と話はあるだろうけど…戦ってからでいいよね?」



間合いを瞬時にとって雪梛は構えた。



「もちろんだよ。私としても今の雪梛の強さが気になるからね」



殺十は抜刀して刀を地面と水平に構えた。


今まで見たことのないような異質な構えだが雪梛は懐かしさを感じていた。



「分析、私の速度が見えるかな?」


「その名は相棒に渡しちゃったよ」



会話が終わった瞬間にルドが行動を開始した。


朝月のような並行移動にも見えるその移動方法に雪梛は冷静に対応した。


動き出しの瞬間に立体的視認を発動して予想通過地点にシールドを配置、ルドがシールドに触れた瞬間にあらかじめ仕組んでいた体内の魔力を発動して一気に加速して回避しながら攻撃を入れた。


しかし流されてしまったため最初と同程度の間合いに両者戻ったようだ。



「昔よりもなんだか速く見えるね」


「そういう雪梛は随分と強くなったじゃない。あの頃の雪梛を知っている身からしたらなんだか感慨深いよ」


「なんか母親的なことを言っているけど疲れてんじゃないの?」



適当な会話をしながら雪梛は魔力弾を装填した。



「そうか。魔法系統もかなりの練度なんだな。ぜひ見してほしいよ」


「まあ、お望みとあらばだね」



照準を合わせて一発撃った。



「いい速度だ。でも、あと一歩だね」



かすりもせずに難なく回避されてしまったようだ。


しかしかわりにいい情報が得られたようだ。



「なるほどね。それは確かに速いわけだよ」


「ついに私の秘密がバレてしまったか」



しかしそれはそれで解析しないと使用できないようだ。


魔力を展開して雪梛は構えた。



「準備運動はこれぐらいでいいでしょ?」


「もちろんだよ。じゃあ…いくか」



その瞬間に辺りの空気がつかみどころのない不思議なものへと変容した。


この独特な戦闘時の空気は雪梛にとっては懐かしいものでもあった。



「はじまりの一撃は覚えているよな?」


「もちろんだよ」



互いに重心を低くして納刀した。






スッ



シュン カチッ



両者居合いで服の端っこを斬ったようだ。


納刀した瞬間に振り向きながら雪梛は空裂斬を発動した。


体勢を急激に低くしてスレスレで回避してから足の力を爆発さえて足首に斬りかかった。


かなりの速度なため感覚的にジャンプ回避しながら潜在能力を解放して足元にシールドを張ってそれを踏み台にして一度距離をとった。


空ぶった瞬間に雪梛が離れていくと感じたので刀を上に投げ上げてそちらに向かうようにシールドで保護しながら爆発を起こして上昇して刀をキャッチすると同時に雪梛に向けて突きを放ち納刀した。




『透過弾』




魔力が少々混ざった突きの衝撃波が雪梛に向かって突き進んでいく。


観察眼で技の概要を簡易的に把握していた雪梛はデスカウンターを発動してルドの首を狙った。


距離感的に抜刀時にルドに攻撃が当たらないと把握できたためスーパースローを発動して次の一手を思考している。


少々時間をかけて答えを出して解除しないままリセットの準備を開始した。


不可解な複数属性融合物質爆発がくるのでルドは瞬時に拳にシールドを張って足の力を爆発させた。


雪梛が投擲した物質に向かってグングン進んでいき、距離感を感覚的に把握しながら拳を突き出した。




「ゴットッレクイエム!」




拳で物質を破壊すると着地と同時に魔力の扇子を生成して水を魔法で出しながら“花鳥風月〜”とジョークを言っているようだ。



「そういうところは相変わらずだね」


「これこそが私たちの戦いでしょ?雪梛は何かないの?」


「それだったら私よりも香澄の方があると思うよ」



まあ私も雪梛がジョークを言いながら戦っていたら違和感半端なく感じてまうからな。



「じゃあ見せようか。くらってみな」


「楽しみだね〜。私、気になります!」



光を混ぜ込みながら魔力を練り始めて桜吹雪に流し始めた。



「まあ爆発力最大の技って言ったところだね。そういえばこれを使うのは案外久しぶりになるのかな戦闘では。魔法使い編と魔王討伐編で習得した呪文に魔法、そして光。これらを混ぜ合わせると面白いものになるんだよ。核で負けない人間になるには、自分が核になればいい。この技を使用して貴方を彩り飾ろう。宿れ。クリアライトアイス」



その瞬間にまるで刀身が消えたかのような美しい氷に変化した。



「この光が、貴方を照らす星となる。マイ モウティッドメンショナル ブレイブ ソード」



ルドの目の前に超高密度の炎物質が出来上がった瞬間に桜吹雪がそれに触れた。



シュン ピカ ドカーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!



夜空に光る星のような美しい光を発しながら大爆発が発生された。


何やら面白いものを感じたがとりあえず光が止むのを待つようだ。


光が止むと多次元発動前と同じ位置にルドがいた。



「流石の速さだね。普通に受けきればよかったのに」


「いやよくわかんないものは受けたくないよ。それこそ瑠奈とかぐらいでしょ?初見で受けるのは」



まあ言われてみればその通りである。



「長い戦いもそろそろ終止符を撃とうか」


「そうだね。じゃあ久々の奥義とやらを見せてあげよう!」



大ジャンプをかまして目を閉じながら抜刀したようだ。


ミカエルを顕現させて雪梛は待機している。


その瞬間にルドは目を見開いた。



「いまだぁぁ!!」



足裏にシールドを生成して剣先を雪梛の脳天に向けながら火花が散る速度でルド弾が発射された。




『撃射』




序盤に張った魔力と感覚を同調させてルドの剣先が魔力に触れた瞬間に脳内でルドを構築して触れた際の風圧からおおよその速度を把握して見切りを発動した




『未来思考』




ルドの剣先が雪梛に近づいてきた時にはすでに桜吹雪を振り始めていたようだ。


あまりの事態に意識的な反応はできなかったが悪あがきとして魔力爆発を起こしたようだ。


しかしミカエルに見透かされていたのか爆発はシールドで防がれてしまったようだ。


桜吹雪が胴体に触れ始めると体内に循環させていた魔力が硬貨反応を見せた。


斬れないと判断した瞬間にミカエルを解除して距離をとった。



「そういえば体内に魔力が入っていたね」


「ここからが第二ラウンドだって言いたいんだけど今回は私の負けだ。いやー、非常に楽しかったよ」


「いいの?仮にも特殊部隊現役メンバーが負けを認めちゃって」


「問題はないよ。みんな雪梛が強くなってたって言えば納得さ」



どうやら大丈夫らしい。


とりあえず納刀して家に帰るようだ。


香澄もちょうど家に入っていき全員で雪梛の部屋で少々話しをするようだ。


これにて久しぶりの特殊部隊との戦いは終了した。

こんにちは雪梛です。

久しぶりに新メンバーが来ましたね。

ふざけているバトルシーンは結構好きなのでかけて良かったって感じです。

まあ一定ラインを超えるとああいった戦いの方が楽しいのでしょうかね…

話題が全然思いつかいのでここで切ります。

ではまた次回お会いしましょう!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ