最強の重み
そして本部へとはならずに私たちの登場や。
今回は私魔法使い編の作者だった静樹よー。
朝月はなんか忙しいそうにし取ったのやさかい呼んどらへんで。
ところでここってなんのコーナーかしらー?
よくぞ聞いてくれたというほどのものでもないんやが今回はダブルパワーの解説をしはるで。
雪梛がやらなくていいのかしらー?
大丈夫だよ。私も雪梛の人格を所有しているからね。
なるほどねー。ではどうぞー。
今回の雪無が使用したダブルパワーは流体拳とかなり似通ったものだよ。同じ所は力を徐々に圧縮していくということだね。違う所は二つあるよ。まずは完全脱力の必要がないということだね。流体拳の場合は完全脱力して力の進行方向を一定にしながら発動しないといけないんだけどこちらの場合は圧縮できる力の量が少なめにはなるけど自由に動きながら発動できるものだよ。ちなみに威力としては流体拳よりは弱く流体無焦点よりは強いといった中間程度の技かな。雪梛と香澄が習得したらまた戦闘時の選択の幅が大幅に増えるだろうね。補足として自由度が高いから他の技に組み込んでも使えたりするよ。例を挙げるとれば少し発動までの時間が長くなるけどフルブレイクにいれこんだりできるね。二つ目は殴っている回数だね。詩奈の作った技には流体拳とブレイキングショットがあったでしょ。要はあの二つをいい感じに合わせている感じだね。技の原理としては圧縮した力を放出した瞬間に2回殴るって感じだね。これによって低くなった火力を補っている感じだよ。まあ今回はこの辺にしておこうか。あとは雪梛に任せよう。
解説ありがとうねー。
というわけで私たちの出番は一旦終了よー。
またなー。
本部へと着いて雪無が話をするとすぐに会議室のような場所に移動した。
「初めまして。私はこの本部のトップを務めているものです。先ほどの激しい戦闘は貴方たちでお間違いないのですね?」
どうやらいきなりトップがきてくれたようだ。
「お忙しい中わざわざきてくださってありがとうございます。先ほどの質問ですが私たちで間違いないですよ」
「分かりました。一応この世界の仕組みというかは既に存じ上げているときいておりますのでなぜこのような状況になったのかはわかると思います。何か質問はございますか?」
雪梛は少し考えてから話し始めた。
「ここからはしゃべりづらいから話し方を崩させてもらうね。確かにこの本部の仕組み的に私が連れてこられたのは理解できるよ。無法地帯での一強を発生させないためにものだからね。確かにそこは重要だと思うよ。一人で無限に殺しては人がいなくなるからね。でもね、その仕組みの成り立つ理由が少し不透明なんだよ。何が不透明なのかといったら単純に無双してはここが困る理由だね。変な話こっちまで攻め込まれなければここ自体は平和で外の無法者も自由にできるからね。つまりその辺の一人が無双してはいけない理由を少々教えてくれるかな?」
トップの人も崩して話すようだ
「そうだね。これは雪無さんが少しだけ説明を怠ったのが原因かな。この世界の無法地帯での戦闘発生理由については既に聞いているはずだろうからはぶかしてもらうと殺してその証を持ってくればこっちから賞金を出すという仕組みが成り立っているんだよ。要はそのお金を使ってこの街で生活したりしているのだけれども一人の人間が無双してしまうと他の人たちが暮らしていけなくなるんだ。そうするとこっちの街の商業系統もガタ落ちしてこの街もいずれ崩壊しかねない。ならばこちらの町だけで経済を回せばいいと思うかもしれないがそうすると外の人間が不満を高めて徒党を組んで暴動を起こして来かねないしそもそもの面積が小さいから多くの人間に仕事を与えることができないんだ。まあつまりは無双をされてしまうと人口が急激に減っていき崩壊しかねないし。こちらだけで経済を回すこともできないから困るというわけだよ」
「なるほどね。確かにその内容は理解できたし何か引っ掛かることもなかったよ。でもね少しだけ気になることがあるんだよ。さっき私たちが戦っていたところに雪無がきたけどいままで無双している人を本部の力のみで殺すことはできたのかなっていう単純な疑問だよ。確かに雪無は強いし本人も私より強い人間は見たことないと言っていたよ。でもね、こういうシステムを作成している以上どのような生命体がいてもそれを確実に倒すことができるという前提じゃなければさっきの話は成立しないはずだよね。そこらへんについて少し聞いてもいいかな?」
「確かに貴方の言うとおりだよ。こちらが総力戦を仕掛けて敗北をすることがあれば確かに成立はしないだろう。しかしこの問題については簡単に解決をすることができるんだよ。確かに雪無さんは強いけど人間以外には負ける可能性がある。それはもちろん貴方たちのような強さを持っている人のことだね。しかし私は一応これでもこんないかにも欠陥そうなシステムのトップなんだ。私が“最強”の可能性は考えなかったのかな」
そう言われた瞬間に雪梛は少しだけ動きそうになったが一瞬で平常に戻った。
「軽々しく最強と言わないでくれるかな。斬り殺すよ?」
しかし即座に戦闘態勢へと入った。
雪梛は既に準備を整えている。
「雪梛、一旦落ち着きなさい。こんな場所で戦ったら世界が崩壊するわよ。やりたいのであれば亜空間内に移動しなさい」
雪梛は亜空間を生成して即座に中に入っていった。
トップの人も中に躊躇なく入っていった。
全員中に入ると雪梛は既に桜吹雪を携えていた。
「戦う前に貴方の名前を聞かせてくれるかな?」
「私の名前は滅鋭だ。貴方の名前は?」
「私の名前は雪梛。じゃあ始めようか。いつもならもっと楽しむけど今回は容赦しないから」
雪梛は間合いを確認すると同時に魔力を展開して潜在能力を解放して魔力を練りながら脳内詠唱を開始した。
そして重心を低くした。
「居合いですか。受けてたちましょう」
死ぬと知らずに滅鋭は構えた。
「雪無、逃げるわよ。全速力で離れなさい」
「わ、わかったわ」
流石の異様さに気付いたのか雪無と香澄は超速で吹っ飛んでいった。
「世界を複数行かずに最強を語るとは。身の程をしれ。宿れ。ライトニングアイス」
その瞬間に桜吹雪が鞘の中で白く冷たく輝き始めた。
『マイ モウティッドメンショナル デリート ソード』
その瞬間に雪梛は動き出して抜刀の瞬間に超特大の超高密度の炎を生成してぶつけた。
シュン ピカ ドカーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
今までのやつと比べてもトップクラスにやばい破壊力の超高エネルギー爆発が発生した。
雪梛は光に包まれながら鞘に刀を収めた。
そして光が止むと滅鋭が消えていた。
雪梛は亜空間を生成して元の会議室へと戻っていった。
香澄も生成してのこりの人を戻した。
戻って来て四人はとりあえず椅子に座った。
「わかった?貴方程度が最強を語らないで。ちなみに香澄なら私と互角だし知り合いには私レベルが多くてさらに超えているかもしれない人もいるんだから」
滅鋭は放心状態のようだ。
「流石に想像以上だったわー。この世界で一番強いんだけどねー。まあこいつに代わって私が謝っておくわねー。大変失礼なことをしました」
「大丈夫だよ。まあポテンシャルの面を入れれば雪無の方が全然強いよ。とりあえず私たちはきて早々あれなんだけど最初の世界に一旦帰らせてもらうね。とは言ってもすぐに帰ってくるだろうからその時はよろしくね」
「ええわかったわー。気をつけるのよー」
こうしてものすごく珍しい雪梛がキレた相手との戦闘は終了した。
その後家に帰って来た二人は準備をしていた。
「まあ持ち物はないとはいえど刀の手入れぐらいはしとかないとね」
二人はそれぞれに愛剣の確認をしていた。
非常に丁寧に扱われいてそれでいて使用回数も少ないためこれといった修理などはないのだがな。
「そういえば、貴方がキレるなんて珍しいわね。まあ気持ちはわからないでもないしよくやったとも思っているわよ」
「最強という言葉の重みを全然理解していなかったからね。まあでも今度は刀なしで滅鋭とやりたいという気持ちもあるけどね」
どうやら怒りは完全に収まったらしい。
「よし。そろそろいくわよ」
二人は立ち上がって亜空間を開いた。
そして中へと入っていって原初に戻ろうとした。
「久しぶりだね。とは言ってもあのダンジョン以来だけどね」
なぜか瑠奈が亜空間内にいた。
この瞬間に二人は犯人が誰だか大体理解した。
「こんなところで何してるの?今度はへんなしゃべり方のやつに連れられたの?」
そう聞かれて瑠奈が頷いた。
「そうだよ。なんか最近雪梛とかが世界の強者たちとバトっててこっちの仕事が少なくなったから暇つぶしをしに来たんだよね」
「あらそうなの。そんなに暇なら私と戦わないかしら?近頃の戦闘描写シーンが少なくって危機感を感じているのよ」
理由が謎すぎるが瑠奈は了承してくれたようだ。
「もちろん戦いなら大歓迎だよ。実際貴方の実力とかも気になっていたからね。雪梛とはどのぐらいの差かな?」
瑠奈は香澄を見ている。
「私とは互角レベルだよ。多分かなりいい勝負ができるんじゃないかなと思っているよ」
雪梛にそう言われて満足気に頷いた瑠奈は間合いをとって構えた。
雪梛は少し離れた場所から観戦するようだ。
「なんやなんやどないな状況になっとんの?」
元凶が姿を現したようだ。
「誰が元凶や。それに勝手に戦闘態勢に入っとんのは私と関係ないやろ」
「急にきたね。暇なの?」
雪梛はてんちょうにストレートに聞いた。
「ああその通りや。原初にただきてもあれかと思ってサプライズを用意したんや。もしかしたら特殊部隊のメンバーを出してもいいかと思うたんやがいかんせん考えるのが面倒やったんや」
てんちょうのセリフが終わった瞬間に香澄が動き出した。
足をほんの少し浮かせてその隙間で対系統によりエネルギー爆発を発生させて瑠奈に接近しながら流体拳を構えた。
瑠奈は魔力を一塊生成して香澄の拳が触れる直前にしたから魔力の塊で押し上げて体勢を崩した瞬間にシールドを張った拳で殴りかかった。
香澄はなんらかの回避をされることが予測できていたためあらかじめに衝撃透過を準備しておき透過した瞬間に反撃を選択した。
殴りに不可解な感触を感じながらも反撃が来ると理解できたためここは少々無理やりの体術回避を行いながら簡易呪文と魔法を少し使うことにした。
計算速度が超強化されている香澄は完璧な出力でほぼ無駄なく無力化させて一度距離を取ることを選択した。
瑠奈は距離を取られるだろうと思ったがこちらも整理をしたいので追いはしなかった。
「流石に強いわね。動きがかなり洗練されているわ」
「まあそれは貴方にもいえることだね。雪梛と互角というのがよくわかるよ」
香澄はこのままではジリ貧になり得ないと判断して紅葉を抜刀した。
「美しい刀身だね。よく丁寧にそして素晴らしい技術で扱われているのがわかるよ」
「貴方も抜刀しなくていいのかしら?」
香澄に挑発されたがどうやら乗らないようだ。
「まだいいかな。それよりも使って見せてよ。自身の最高の技を」
そう言われて香澄は納刀して重心を低くした。
「マイゾーンか。そしたら流石に私もいこうかな」
瑠奈はそういうと同じように重心を低くした。
「数多くのものを ただ一色に染め上げる どのような変化を遂げようとも やがて一つに返り咲く この一閃がはしったあとに 貴方は 何を思うかな」
香澄が詠みおえると同時に両者動き出した。
小細工はなくただただ自身の経験を信じて進み抜刀するのみ。
両者抜刀して振り切り少しの余韻を残してから納刀した。
『マイゾーン:一閃』
『デットゾーン:光撃』
その瞬間に一人が倒れた。
「あと一歩だったね。ほんの少しだけ抜刀タイミングが遅かったよ」
そう指摘している瑠奈の服は少しだけ斬られていた。
「ぐっ、私もまだまだ、ね」
そう言って香澄は気を失った。
「流石だね。瑠奈」
「まあ日々戦っているのに圧勝できないから少し自分が弱いのかと思っちゃったりするんだけどね」
瑠奈は冗談めかしながら言った。
「じゃあそろそろ原初にいってきーや。多分そっちでも会うからよろしくな」
「わかったよ。じゃあ私たちはもういくね。瑠奈、ありがとうね」
「こちらこそ」
雪梛は香澄を担いで亜空間を原初と繋いで入っていった。
こんにちは雪梛です。
今回は少し長めになって安心している今日この頃。
このまま次回雪梛の更新か新シリーズかは正直まだわかりません。
しかし何かしらが更新されることは間違いないはずだと思いたいのでおまちいただければと。
ではまた次回お会いしましょう!




