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雪梛の一閃  作者: 雪梛
殲滅編
72/145

大量殺人後の戦闘

「懐かしいわね。銃の準備はOKかしら?」


「もちろんだよ。さあ殺しまくろうか」



戦場に着くと目に見える人間全てに射撃可能範囲まで近づいて脳や心臓といった急所を貫きまくった。


大抵は一発で決まるのだが稀に弾丸を避ける者もいた。


避けてすぐに接近してきりかかってきたのだが銃で同速ほぼ同方向の受け流しをして攻撃のあと隙を近距離射撃で確実に殺した。



「そっちはどう?」


「こんなのに手こずるわけないわ。なんなら貴方とやってもいいのよ」



紅葉はこちらを見ながらいった。



「それはいいけどとりあえずこれを皆殺しにしてからだよ」



なんと大勢が吹雪と紅葉を囲んでいた。


そのせいで自分達が死ぬとは知らずに。



「貴方とやるのなら制限をする必要はないわね」


「そうだね。じゃあ瞬殺してからやろうか」



そういうと二人は銃をしまって魔力を展開して手を銃の形にした。


照準を合わせて細工したシールドを生成し射撃を開始した。




『『ブレイキングショット』』




高速連続刺突により発射された魔力の塊は取り囲んでいた群衆を次々と貫いていった。



「まあこんな群れに強いのはいないわよね。それじゃあ早速やりましょうか」



二人は間合いを取って構えた。


そして構え終わった瞬間に流体無焦点による打撃を行って空破弾を撃った。



パーン



見事に相殺されて軽快な音がなった。


そして相殺された瞬間に香澄は小さい闇球体を二つ生成して雪梛に撃ちながら自身も突撃した。


雪梛は闇を光で相殺して衝撃吸収を選択した。


香澄はストレートを入れた直後に距離を取って簡易呪文と魔法に光を混ぜて連発した。


雪梛は感覚的に相性を把握して全てを無効化した。



「流石ね。貴方にとって完璧な展開ね」


「もっと来なよ。せっかく刀じゃないいつもと違う戦闘なんだからさ」



連打により超過を狙いに香澄は接近して流体による体内の力の流れの制御を行ってまるでバネが入っているかの如く高速連打を開始した。


流石に全ての吸収は不可なため雪梛は限界値手前で地面に流し始めた。


流されていると知りながらも香澄は殴りながら魔力を練り始めた。


地面の耐久値が限界を迎えたのかひび割れていた地面が一気に破損した。


そして崩れた地面の中から超高密度の特大炎が発生した。



「たぎれ。フルフレア」



雪梛は流石に相殺できないと判断したためシールドを一つ生成してそれを踏み台に力を少し消費して吹っ飛んだ。


最速で回避したのだが少し燃やされてしまったようだ。


即座に氷の粒子を多めになるよう調整して冷やした。


そして空中で力の半分を使って空裂弾を撃った。


不意打ちじみた攻撃とあまりの速度に完璧な回避はできずかすったようだ。



「なかなかやるわね。やっぱり何を使っても強さは変わらないわね」


「結局は全て基礎からなっているからね。弱くなるという人はその武器の性能に甘んじているだけってことだよ」



二人は間合いを確認してから今度は雪梛が動き始めた。


雪梛は速度に残りの力を使ってマイゾーン以上の速度をだして接近しながら拳にシールドを張ってストレートを選択した。


香澄は速度をすでに計算していたため雪梛の拳が来るであろう位置にシールドを張ってそこで減速したタイミングを殴ることにした。


雪梛は拳が当たった瞬間にシールドだと把握してリアクションタイム対策をしつつもカウンターを準備した。


殴った瞬間に受け流しをされたため香澄は衝撃透過をしてシールドを張ってからの流体無焦点で距離を取ることを選択した。


カウンターを決めた瞬間に距離を取りたいと把握したためシールドを避けながら見切りで移動方向を大体で把握してそちらに向かいつつも自身に速撃を入れてフルブレイクの準備をした。


香澄は五分五分と予想していたのか詰めてきた雪梛には特に驚かず今回は衝撃吸収を選択した。


雪梛はフルブレイクからの香澄が先ほどやっていた流体での調整をしながらの連打に派生させた。


初手のフルブレイクの威力を見誤ったのかかなり許容範囲ギリギリになってしまったため少しずつ雪梛の殴りに合わせて力を使うことにより反動のダメージを狙いにいった。


殴った瞬間の違和感を感じ取った雪梛は連打を中止して闇呪文を発動してから距離を取ることを選択した。


香澄は闇の壁ができた瞬間に立体的視認を発動して波長を見た瞬間に波長を合わせた闇を雪梛の予測進行方向へと飛ばした。


急に出てきた闇は流石に予想外だったのか雪梛はギリギリのところで光を当てて相殺した。


雪梛の反応が遅れることを想定していた香澄は流体を使用しながら流体無焦点で雪梛の方に飛んでいって奇襲を選択した。


ここは予想ができたためカウンターではなく撃回を選択した。


殴った瞬間に撃回だと把握したため威力の計算後に衝撃透過からの流体拳を選択した。


衝撃透過からの連続離脱はないと考えここはあえて防撃を選択した。


力を順々に圧縮していき解放した瞬間に少しだけ手応えが軽くなった。


雪梛の読みは当たって流体拳の威力を少し抑えられたが元が大きすぎるためかなり吹っ飛んでいった。


香澄はすぐに帰ってくると判断して前にやられた時のように魔力を練って脳内詠唱をしながらシールドを準備した。


雪梛は着地してすぐに詠唱を開始した。



「貫け。アイシクル」



高密度の小さな氷柱が複数出てきてそれを香澄に発射した。


香澄は氷柱をすぐに認識して細工したシールドを張った。


氷柱はシールドに当たった瞬間に跳ね返っていき全て相殺されてしまった。



「貴方は耐えられるかしら。来たれ。フリーズボム」



香澄が詠唱を終えた瞬間に特大の超高密度の氷が生成された。


雪梛は香澄のやりたいことを把握したがどうも間に合いそうにないのでミカエルに全てを託した。



「さあやりましょうか。マイ エクストラディメンショナル パワー」



同出力の炎の塊をフリーズボムにぶつけた。



ピカ ドカーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!



いつもの多次元シリーズのような光が発生して大爆発が起こった。


光と音がやみ一つのクレーターのような凹みのなかには少女が二人いた。



「流石ね。あのタイミングでも防げるなんて」


「まあ今回は距離があったからね。至近距離じゃこうはいかないよ」



ミカエルは香澄が爆発を起こす直前に闇をコーティングしたシールドを薄く張ってさらに周囲に闇の壁を作ってそれらの防壁が破壊されるまでの時間を使って光と闇の準備を整えておいたようだ。


その結果防壁が破壊された瞬間に光と闇の融合体を使用して耐え切ったようだ。



「さあ続きをやりましょうか。まだまだ時間はあるわよ」


「楽しいね。こういう技を組み合わせ続けるかのようだ戦いは」



二人は間合いをとって構えた。



「そこまでよー」



その瞬間に二人の間に刀を持った雪無が飛んできた。



「あらどうしたのかしら?そんなに急いできて」


「あれでしょ?猛者がいたら消しに行くシステムのやつできたんでしょ」



それを聞いて雪無は頷いた。



「そうよー。一応貴方たち戦闘前に大量殺人したでしょー?それのせいで強者認定されちゃったのよねー。でも貴方たちの戦いぶりを見ているととても勝てそうにないわー」



まああんな高エネルギー爆発だったり呪文や魔法を見てしまったからそう思わざる得ないのであろう。



「あらそうだったのね。そしたら私たちはちょっと本部に行って無法地帯のパワーバランスを破壊する気はないという意志を告げに行ってくるわ」


「まあなんとか話をつけるしかないね。雪無もきてくれば信用的にだいぶありがたいんだけどどうかな?」



雪無は少し考えてから頷いたようだ。



「まあそうねー。もしこの世界で戦うなとか言ったら世界が壊滅しそうだものー。そしたらじゃあいきましょうかー」



雪無に連れられて二人は本部へと向かっていった。


こうして二人の熱い戦いは中途半端に終わってしまった。

こんにちは雪梛です。

この世界初の二人の戦闘は中途半端に終わってしまいましたがまあ仕方がないでしょう。

もし本気でやりたければ強制力を使っていたのでまあよかったんじゃないのでしょうか。

ではまた次回お会いしましょう!

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