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雪梛の一閃  作者: 雪梛
魔王討伐編

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潜在的なもの

「さあなんか恒例と化している技解説コーナーをはじめようか」



雪梛は今回は流石に急だったため資料がないけど口頭でやっていくようだ。



「今回はミカエルの解説だね。何か質問があったらとりあえず全部終わった後でお願いね。じゃあ早速、まずはミカエルの概要というかだね。ミカエルは原初の世界で香澄が私のマイゾーン:一閃を防ぐために発動した現環境での最強防御だね。あの時は流石に反応しきれなかっただろうけどこの技は極めてしまえば大技意外なんでも防げるようになるね。ちなみに大技っていうのわ私のマイ モウティッドメンショナル ソードみたいなもはや技術のみでの防御不可のことを今回は指しているよ。次はミカエルの構えだね。ミカエルは眼を閉じて剣先を地面に向けて構えるんだけどこの時に完全脱力状態で今ならこれは流体でできるね。そして意識を沈め込むために無意識に速度低下を補うためのコンセントレイトでコンセントレムを発動。ちなみに最初に眼を閉じている理由は視覚が五感の7割を占めていると言われているから視覚を封じて他の感覚を研ぎ澄ますためだね。剣先が地面に向いているのは脱力しているからって感じかな。そしてここからは発動時にどのような状態になっているかだね。ミカエル発動中は相手の行動速度に応じてコンセントレムによる見切りと立体的視認の使い分けが行われていて相手の攻撃を見切れるなら基本は回避、立体的視認を使うなら受け流しで確実にダメージを減らしにいく感じだね。でも攻め入りたい時とか攻めるべき時には見切りの先読み斬撃が発動されるね。でも現環境下じゃあそれの可能性はほとんどないかな。そして受け流しをする際には特殊な感じになるからここを説明するね。ミカエルが受け流しをする際は無意識の最適化が行われているから見切りより少しだけ無駄がある行動って感じで更に高速カウンターをやってくれるよ。この高速カウンターとは普通はカウンターをしても何故か受け流されてしまうぐらいにはロスがあったんだよ。でもこのカウンターならかなりいい速度でカウンターをやってくれるから相手が手刀とかの特殊受け流しをしてこない限りは当たるだろうね。じゃあなんで高速カウンターが可能なのかについて話そうか。普通カウンターをするときは見切りを使って行動をみたり立体的視認をしてから受け流しカウンターをやるんだけどこの場合は見切りでも立体的視認でもかなりの集中力を使用しているんだよね。集中力が消費されてしまうと当然行動速度が落ちちゃうわけだよ。何故なら力の入れ具合の調整で妥協しなければならなくなるからね。でもこれは無意識下の集中力というか脳の使用率を入れていないんだよね。当然普段の状態でも無意識下のサポートは入るよ。でもコンセントレムだとそのサポート率がかなり高くなるんだよね。通常時の1.7倍程度かな。これによって高速カウンターを成すことを可能にしているよ。ミカエルの内容としてはこんな感じかな。私自身がまだほとんど使っていないから詳しくわわからないんだけどね」


「毎度の長文お疲れ様ね。つまり簡単にするとコンセントレムでなんか避けたりカウンターしたりするってことね」



香澄がかなり簡単に説明してくれたようだ。



「そういえばなんで雪梛はミカエルを使わないの?普段から強敵戦で使えばいいじゃん」



初雪はもっともなことを言った。


実際雪梛は魔王討伐編では世無離戦の一度のみの発動となっており何かと避けているかのような気がした。



「だってミカエルを使ったら面白くないでしょ?」



雪梛は当たり前かのように言った。



「その発言だと貴方は大技以外全ての攻撃を避けられるように聞こえるけれども大丈夫かしらー?」



静樹は三人が思っていることを言ってくれた。



「その認識で間違いはないよ。前に言わなかったっけ?私は全ての並行世界、時間軸含めても有数の観察眼を欺くことができるって」



確かに前にそんなことを言っていたような気がする。



「それだと最高の観察眼の持ち主の朝月にすら観れないということでいいのかしら?」



香澄は答えがわかっていながら言った。



「そうだよ。そしたら見せてあげようか?脳が焼き切れないように制限をしてきていたけどフル解放の姿を」


「それは是非ともみたいわね」



ガチャ



扉が開いたかと思ったら朝月が出てきた。



「ちょうどいいね。とりあえず外に出ようか。あんまり大層なことをするわけじゃないんだけどね」



飛び入りの朝月含めて全員外に出た。



「見せるだけだからね。これは私の奥の手でもあり使う時はどんな行動も常に死と隣り合わせだからね」



雪梛はそういうと抜刀して目を閉じて眼を閉じた。



「⁉︎」



その瞬間に全員がその異様な雰囲気を感じ取って思わず臨戦態勢へと移行した。


まるでそこにいるけどいないかのような雰囲気で認識をすると神々しさが感じられた。


格が違う。


全員そう思った時に雪梛は解除して納刀した。



「あ、貴方の現在状況を説明してもらえるかしら?もちろん未知の部分も含めて全てよ」



香澄は珍しく言葉を噛みつついった。



「いいよ。私の現在状況を全部教えてあげるよ。まあもとより隠すつもりはなかったんだけどね。単純に聞かれなかったから言わなかっただけだよ。それじゃあ普段の私は知っているはずだから省略させてもらうね。未知の私について話そうか。現在私は日々ものすごい速度で成長していっているように見える。しかし本当は成長しているわけではない。ただ単純に持っているスペックに適応していっているというだけだ。これについてきている香澄は正真正銘の天才かバケモノだよね。私はミカエルを完全取得することはすでに可能としているんだよ。これはミカエルに限らず観察眼や見切り、特殊剣に魔法、呪文、更にはマイゾーンシリーズもね。でもそれは私の潜在的なスペックだね。現在ではその力を数十秒は出せるかもって感じなんだよ。これをもし習得するときが来たら私と香澄は正真正銘全並行世界、時間軸の覇者を名乗れるだろうね。ちなみに何故香澄もなのかというとそういう未来になる可能性が高いからだね。私についてきて常に置いてかれずにそれどころか殺せるレベルまで到達することができる。まさしく最高の相棒だと思わない?」



かなり壮大な話だが香澄は聞きながら即座に理解できたようだ。



「なるほどね。つまり私と雪梛は最高で最強ということでいいのかしら?」


「そういうことだよ。これからもよろしくね二銃分析…いやこれからは分析の名を渡そうかな」


「ふふ、面白いわね。必ず貴方を超えてみせるわ」


「楽しみにしているよ。分析の香澄」



二人に突っ走られて三人は置いていかれていたが気を取り直して朝月と静樹は雪梛たちからダンジョンや呪文、魔王について話を聞いてとりあえずこの日はおわった。

こんにちは雪梛です。

今回は解説会となりましたがどうでしょうか。

私的には書いていて非常に楽しかったですね。

ではまた次回お会いしましょう!

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