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雪梛の一閃  作者: 雪梛
魔王討伐編

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人外ダン...ジョン?

現在すでに街を抜けて数十分、魔物が出ないゆるすぎる移動をしている少女たちがいた。



「魔物すら出てこないと面白みがなさすぎるわね。いっそのことここら一帯焼き払おうかしら」


「環境破壊にも程があるでしょ。まあ今回のダンジョンは強そうだから少しは我慢してね」



雪梛にそう言われて香澄は冗談よと言って上げかけていた手を下げた。


本当にやりかねないな。


初雪はそんなことを思いながら少しだけ歩くペースを早めた。


ようやく何事もなくダンジョン前へとついた。



「ここがそのダンジョンだよ。中に入るとすでに戦いが始まるしバラバラになるから抜刀して入ることを勧めるよ」


「ご忠告ありがとうね。でも私たちは抜刀せずに行くわよ?久々に格闘がしたかったのよね」



初雪はまあ大丈夫だろと思いながら最初に中へと入っていった。


するといつぞやの球集めの時のように転送されていった。



「楽しそうだね。私たちも行こうか」


「そうね」



二人は順番に入っていきダンジョン内へと転送されていった。


雪梛の転送先はかなり広そうな空間となっていた。


中にはかなりの量の魔物がいて一斉に襲いかかってきた。



「きな。沈めてあげるよ」



雪梛はそういうと一番近い奴を速撃でぶっ飛ばして即座に距離をとった。


どうやらかなりのダメージは入ったようだが1発では倒せないらしい。



「乱戦といこうか」



雪梛はあえて抜刀せずに流体で接近を開始した。


魔物たちに即座に包囲されて雪梛はタコ殴り状態のされた。



ボコボコボコボコ



雪梛は衝撃吸収をしながら魔物たちを観ている。



バァァン



限界点に達しかけたのか雪梛は離脱行動をしてから保留していた力を少しずつ使ってフルブレイクを発動し始めた。



ダダダダダ…



目にも止まらぬ速度で雪梛は次々と魔物を吹っ飛ばしていった。


雪梛のラッシュが止まった時にはすでに魔物が残り少しになっていた。


魔物たちはアホみたいな雪梛の行動を見たにも関わらず怯まずに襲いかかってきた。



「誤った判断による突撃は蛮勇とでも言うんだっけ?」



雪梛は見切りで手刀による先読み斬撃をして残りを全て殺した。


全ての魔物を倒した瞬間にここへ入るんだみたいな扉が一つ出現した。



「第二ラウンドかな?結構面白いじゃん」



雪梛は不敵な笑みを浮かべながら扉へと入っていった。


戦闘時間15分


ちなみにこのうちの10分は衝撃吸収の時間だってさ。






「何かしらここは。まあとりあえず皆殺しよ」



香澄はそういうと手刀のままミカエルを発動して殺しにかかった。


魔物たちは香澄の構えを理解できずにそのまま突っ込んでしまった。



シュンシュン…



次々とミカエルによる最適解攻撃で手刀なのにも関わらず斬り殺していた。


そのまま最後まで斬ってこの階層は終了となった。



「味気がなさすぎるわ。もう少し遊ぶべきだったかしら?」



しかし死んでしまったものは戻らないのだ。


香澄は少しだけ残念そうにしながら扉の中へと入っていった。


戦闘時間30秒






「やっぱりこいつらか。二人は素手で大丈夫なのかな」



初雪は必要の無い心配をしながら迫り来る魔物からゆったりと逃げ始めた。



「この定石はくずせないよね」



初雪はそんなことを言いながら一番接近してきた魔物の急所を正確に斬った。


今回初雪がやっている方法はとりあえず魔物たちからちょうどいいぐらいで逃げて一番自身に接近してきている個体から倒すという多対一の時に体力に自信があれば確実に囲まれないという戦法だ。


初雪は雪梛や香澄のようにアホみたいな技はないため囲まれると非常に面倒なのだ。



「でもこれは結構面倒だね。ちょっと久々のやろうかな」



初雪は逃げながら手を出して詠唱を開始した。



「ここに眠りし雷の精霊よ。今こそ目覚めよ。この場にいる魔なるものを打ち滅ぼす力を我に与えよ!貫け。フェアリーフラッシュ」



初雪が詠唱をおえると一人の小さな実体の薄い少女が出てきて多量の雷を魔物たちに浴びせた。



ピュンピュン…



全ての魔物を倒し終えると少女はこちらを見て微笑んだ。



「ありがとう。またね」



初雪がそういうと少女は手を振って消えていった。


そしてさっさと扉に入っていった。


戦闘時間10分

こんにちは雪梛です。

少しばかし短くて申し訳ありません。

でも今回は前回よりシリーズとしては長くなりそうでいい感じです

ではまた次回お会いしましょう!

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