不可知の弾丸
両者互いに時を待っているかのように停滞して愛刀をにぎる。
「あ!UFO!!!」
「今だぁぁ!!!」
「えぇ!?」
くだらんこと言うからそないなことになるんよ。
開幕早々朝月が変なこと叫びルドが最高速度で射出された。
『撃射』
心臓部分に突き進んでいきながら魔力弾も発射して隙のない一品に仕上がっております。
「死んじゃうわよ!?」
とかいいながら何故か発動してる読み込みで回避を行いすれ違いざまの斬撃を開始した。
おまけと言わんばかりに高密度の氷の玉を飛ばしつつ魔力を展開してリカバリーも完璧なようだ。
斬撃の到達予想地点にシールドを配置して氷の玉は体術回避、分が悪いので一旦下がっていく。
「相変わらず怖いことしてくるな」
「まあそれでこその私ってものよ」
遊びなのか魔力で自身を形成して2体の変態がルドの前に立っている。
「懐かしいやつだね。読み返したら出てきたんだよねこれ」
「あれよね。朝月の幼少期の回よね」
気にもかけてないのか…いやちょっと表情変わっとるわ。
リセットを投げられたらたまらないと思ったのかさっさとルドが動き出し魔力でできた変態に蹴りを放った。
変態表記はやめなさいきり殺すわよ?
ナレーションで要望をいいながら未来思考による開始直後の斬撃、本体は予想回避地点への斬撃を開始した。
流石にやばいと思ったのか体内の魔力操作を行い横方向に来ていた斬撃を無理矢理反って回避、もう一つの斬撃は硬化反応を行い斬られないお祈り。
「退場よ、お疲れちゃんね」
「ざけ、んな…」
バタ
キレ気味なのかあの一瞬で立体的視認を行い地球割りを混ぜたようだ。
無残にも切られたルドが涙のように血を流していた。
「そりゃあこんな変態ばかりに巻き込まれ斬られたら泣きたくもなるわよね分からないわ」
「せめてわかってやりーや。まあええわ次々!」
次の対戦は静樹と香澄、やばいリアルタイム半年ぐらい空いたからよーわからんなってるわ…
「dark matterかっこよかったわよ。いい試合を楽しみましょう」
「よろしくお願いするわー…いくわよ」
1度目を閉じたかと思うと急激にオーラが変化して香澄に接近した。
平行移動と魔力を使用して抜刀しながら足首を狙う。
居合いのような鋭い一太刀が足首に入ると同時に香澄の刃が静樹の首を捕らえる。
突然のデスカウンターに身体が反射反応を起こしたのか、無意識的なシールドと風魔法が発生して一度距離をとった。
「やっぱり避けられるのね。まあ当たり前ではあるのだけれども」
「死ぬかと思った、というよりかは身体が動いた感じよ。はっきり言えばレベルが違った」
魔法の精度を加味すれば同レベルと思うんやがなぁ。
その辺りは経験の差というものだろう。
「いいわよdark matter発動しても」
「意味なくないかしら?心配せずとも隠し種はいっぱいあるわよ」
そう言った途端静樹の存在が観えなくなった。
「あら、自然魔力との同化も使用できるのね。でもあんまり便利じゃないわよそれ」
正面、少し左、右上の順番に魔力弾を撃ったと思うと左手を撃ち抜かれた静樹が見えた。
「自然魔力との擬似的同化、これには流体を用いる必要があるわ。そうすると平行移動や大気との同化ができないため風の発生、移動速度現象が発生する。故にその技術はこうやって使うのが最適よ」
指先を向け静樹の脳天に照準を合わせる。
その瞬間に、脳みそと血液を噴射しながら静樹が後方に倒れた。
直後1点に向けて突きを構えたと思うと爆速で超巨大な氷が飛来してきた。
『地球割り』
内心ひやひやしながらも綺麗に隙間を縫い進めて見事に2つに割ったようだ。
「これは予想の範疇だけど条件発動式魔力を組み込んでいるとは思えないほど密度が高かったね。それこそ二重がけを警戒したくなるぐらいには」
「まさかそれも割られるとは予想外よー。勝てなくとも相打ちはいけると思っていたのにー」
そこより静樹を殺した魔力弾のからくり説明のが先なんやないか?
「わかってるんじゃないかな?ただの自然魔力と同化させた魔力弾だよ。使用者から一定レベル離れると維持は困難な手持ちの様々な技と比べても間違いなくトップレベルの大技。そうだな…私の魔斬と同程度と考えてもらって差し支えないよ」
「レベルヤバすぎないか?そんなのいつものやつらしか使えないじゃねえか」
「略すないつめんとか。私と瑠奈はおろかせつですら容易な発動は叶わないだろうな」
え?やばすぎやろ久々に書いたらとんでもない技出てきよったぞ!?
とりあえず勝負はついて香澄の勝利、次は香澄と朝月が対戦カードとなっている。
「久しぶりだね。とはいっても殺したいほど愛してるの世界にきていたら別だけどね、雪梛だよ。更新時間が後書きの投稿の後になっているけどその辺は気にしたら負け。さてトーナメントもいよいよ終わりが近づいてきたね。もともと大きなトーナメントではないから早期決着は自然な流れだけども。新技も出てくるからお楽しみにね。じゃあ今回はこの辺で。また次回会おうか」




