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雪梛の一閃  作者: 雪梛
銃撃編

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新作の登場


何度も呼んでしまっては申し訳ないのか今日は2人のみで世界を軽く回るようだ。


治安的には原初とさほど変わらないと言っていたが実際はどうだろうか。


街を外れてはや数十分ほど、なんかぼこぼこにされた組織みたいなやつがでてきた。



「なんか懐かしいわね」



一応中に入ってみるようだ。


まあ人がいることなんて最初からわかっているのだがな。


中に入ると外見は普通の人が二十人ほどいた。



「何しに来たんだい嬢ちゃん」


「貴方よりも随分長く生きているけどね。ちょっと気になったからきただけだよ」



どうやらそこそこに戦ってきたのか雪梛の大体の強さを何となく感じ取ったらしい。



「そうか、ここはただの政府に反抗するだけの場所だ。嬢ちゃんたちには似合わないところだ」


「知ってるよ。まあこんなんでも防衛団所属しているからね」



それを聞いて後ろにいるいかにも三下みたいなやつが焦って抜銃した。


そして雪梛と話しているボス的な人が止める間もなく発砲した。



「ちょっとぐらい落ち着きなよ」


「!?」



シールドを生成してレーザー弾を反射して発砲したやつの脳天をぶち抜いた。


周りは動けなくなっているようだ。


まあパニックで動かれても面倒なので好都合だ。



「みたことのない材質だな。いや性質と言ったほうがいいか?」


「貴方面白いわね。どうかしら?戦わないかしら?」



あえて刀をちらつかせるとどうやら乗り気のようだ。



「面白そうだな。よし、久しぶりに戦うとしようか」



立ち上がると2丁拳銃で構え始めた。


細工した魔力を刀に付与しながら香澄は抜刀した。


今回は久しぶりに香澄が戦うようだ。



「私はこの子みたいに甘くないわよ?」


「そう来なくっちゃ面白くないぜ」


「貴方名前は何ていうのかしら?私は香澄よ」


「俺は名乗るほどのものでもないがそうだな…まあ変なおっさんとでも思ってくれ」



名前がないのか名乗らなかったようだ。


セリフが終わると躊躇なく男は急所に撃ってきた。


立体的視認を使用して射線を把握していたため一発は回避してもう一発はお遊び程度に刀で撃ち返した。


ある程度予想していたのか早めに反応してかすったようだ。



「いい動きね。よく避けれたわね」


「いい動きはこっちのセリフだぜ?どうなってやがるんだよ」



悪態をつきながらも今度はサブマシンガンのようなものに持ち替えて今度は連射してきたようだ。


流石に全部撃ち返すのは面白くないと思ったのか一発のみ角度を狙いながら撃ち返すと全てが連鎖して香澄から射線が外れた。



「ミラーガン。やっぱり最高ね」


「こっちは最悪だぜ。どうだ?攻めてこないのか?」



男は銃をしまうと何やら球体のようなものを取り出した。


気にせずとりあえず魔力弾を撃ってみた。


すると近未来シールドが展開されて弾かれてしまった。


ちょっと面白くなってきたのか今度は魔力の塊を生成してそれに対して超高速連続刺突をした。




『ブレイキングショット』




素晴らしい速度で近未来シールドにぶつかったがバチンとなって弾かれたようだ。



「あら。思ったよりも丈夫ね」


「そりゃそうだ。俺が全力で操作しているから割らせはしねぇよ」


「じゃあ本気出すわね」



そういうと魔力でサッカーボールサイズの球体を生成すると筋力の圧縮を開始した。


そして空いた空間に更に圧縮したパワーを入れ込んだ。



「この拳にぃ、命をかけろぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」




『プレスボム』




ドカーーン!!!!!!!!



相変わらず殴りとは思えない爆音を鳴り響かせながらぐんぐん進んでいく。


そして近未来シールドに当たった瞬間に薄い板ガラスかのように割れてそのままおっさんにぶち込まれた。


吹っ飛んでいき次第に見えなくなった。



「私のロマンの勝ちね」


「それは香澄のセリフじゃないでしょ?」



結局殴り火力では現状プレスボムが一番らしい。


そうするとなんかおっさんが奥から並行移動してきた。



「いってぇな!死ぬかと思ったぜ!」


「なかなか面白い移動方法をしているね。なるほど。シールドの座標移動か」



瞬時に把握して指摘したようだ。



「まさかこれも把握されるとはな。そういえば何で嬢ちゃんたちは魔力が使えるんだ?」


「まあちょっと特殊なんだよ。ところでこの世界ではどれぐらい魔力が広まってるの?」


「まあ武器の構成からシールド生成の要。銃弾から建築にインフラ関係までもうほとんど魔力の存在が不可欠だな」



どうやら雪梛たちの予想を遥かに超えていたらしい。


流石に知らない特殊な波長を無意識的に認識はできないのでここまで気づかなかったらしい。



「なるほど。まあいいや。今日はありがとうね。もしよければまた対戦相手になるよ」


「そいつは嬉しいな。俺の強さは一定ラインを超えたと思ったんだがまだまだ全然だったからまたよろしくな」



連絡先の交換を終えると雪梛たちは帰ろうとした。


しかしそう簡単に終わらないからこそ物語というもの。



「呼ばれて飛び出て参上よ」


「呼んでないからいいよ。じゃあ香澄、帰ろうか」


「え?」



そんな朝月を置いて2人は本当に帰り始めた。


ぽかんとしていたがこのままではまずいと思い銃を抜いて雪梛に撃った。


違和感を感じたため回避をしたが正解だったようだ。



「何その銃?」


「私がチューニングした専用機よ。自身の魔力波長を主体として組んでいるから威力は何倍も出て連写もできてビーム直径も多少いじれるわ」


「あら、ちょうどいいわね。私のこの新生1号とどっちが強いかしらね」


「え?」



香澄が亜空間から銃を取り出すとどうやって片手で持っているのか不思議な全長10mほどの銃というよりレーザーキャノンのようなものを構えた。



「ある種のロマン砲ね。もちろんそのチューニング銃で対抗してくれるのよね?」



朝月は死を感じながら諦めた顔で銃を最大出力で準備した。


一方の香澄はトリガーを引くと絶対趣味で付けた機械駆動音をならしながらやばいエネルギーを溜めている。



「発射!」



ガ、ガガガ、パキーーーーーーーン



どうやら空間が歪んでしまったようだ。


もちろん勝てるわけないので朝月は歪みと共に飲み込まれたようだ。


そうして出力が終了すると香澄の銃が一気にバラバラになった。



「壊れちゃったよ?」


「大丈夫よ。安全性や放熱の観点から一発撃つごとにバラバラになる仕様なのよ。こんなのは5分もあれば組み上がるわ」



全て魔力で操作可能なのか一気に全パーツを持ち上げて亜空間に入れ込んだ。



「いつのまに作ってたの?」


「かなり前よ?今回の世界でようやく銃の魔力制御が可能になったから完成したのよ」


デカすぎたり発射が遅すぎるので実戦では使えないがロマンならいいだろう。


そうして今度こそようやく家に帰れるようだ

こんにちは香澄よ。

久しぶりに私が書くことになったわ。

まあそれに関しては置いておきましょう。

どうだったかしら私の自信作は?

一応後書きから読む人がいる可能性を考えてあえてぼかしていっているわ。

話を戻して構想自体は私自身原初の頃からつくっていたわ。

ただ色々と技術が足りなくて魔法使い編で魔力、魔王討伐編で呪文、殲滅編でデスカウンター、亜空間編で技術強化が入ってようやく出来上がったのよ。

漫画とかでよく見るものを実現する。

せっかく色々な条件が揃っていて環境も揃っていて恋人もいるならやるしかないじゃない。

おっと、熱くなりすぎてしまったわね。

本来ならここから雪梛の可愛い点や素晴らしい点を列挙して区切り一個分語りたいのだけれども泣きのカットよ。

じゃあまた次回会いましょうね。

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