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除草剤

前に進むために、

一回全部を出して処分していかなきゃいけない。

本当に全部まっさらにしないと前には行けないし花も咲かないだろうな。

一度更地に。

豊かな土地に。心を耕すために。

枯れた花や草は引っこ抜いて肥料にする。

さっさと抜いてしまえばいいのに、なかなか書けない。

朝顔という曲をはじめて聴いた。

色々な事が起こる。

それが昔のほんの些細な事を思いださせる。

あれは軽く抜けると思ったのに。

それが中々手強くて抜けない。

土から出てる部分だけを切り落として見えない振りもできるけど。

きっと、また、生えてきてしまう。

また、この雑草が広く根をはり、増えて、他の花達の養分を吸い尽くしてしまう。

早くぬかないとな。

朝顔が抜くのを少しだけ手助けしてくれた。

お受験とタライに追加できた。

が異様に長くなってしまった。

でもまだ全部は吐きだせない。

思っていたよりも、ずっと根深い。


でも、なんか、

わかってしまったかも。


わかってきたら、

何年も鮮明なまま私の中に鎮座していた記憶。

急にその記憶が薄らいできてしまった。


もしかしたら、このまま、忘れてしまうのかも。

だから、焦っていたのかも。


答えは近い。

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