ある人がきた
これはフィクションです。
責任はとりません。
ギュインギュイン
空耳。
母の声が聞こえた。
母に電話したのにでない。
まだ、終電に間に合う。
なぜか私は動けない。
どうしようかと、携帯を眺めていた。
すると
今さっき、ある方が話しかけてきた。
私は、リビングテーブルの上座にいた。
上座を譲り身なりをできる範囲なおす。
私は下座に移りテーブルを挟んで東の方を向き背筋を伸ばした。
ここ数日、鳥肌が突破的に立つ。
今書きながら止まらない鳥肌。
この方だったのか。
最近、振り向くと常に警察の方が近くにいた。
警察の方もなぜこの対象を見守るのか分かっていない様子。
もしかしたら、対象ではなく、場所をパトロールするように言われているのかもしれない。
私にできる事がない。
世界に心を痛めている。
私にできる事はありますか?
そう聞いた。
私の心は、荒れる情勢を無視するように
凄く平静で冷静。フラット。
誰の味方、敵でもない。
ただ、みんなに。全ての人に、残らず、全員、
幸せになってもらいたい。
怒る心がでて来るのだろうか、そう思うと自分が怖くて部屋にこもる。
太陽が強すぎる。空がめちゃくちゃ。
太陽、そら、月、海、地球のバランスがおかしくなってきているのが分かる。
虹が虹じゃない。
あれは月。人工的に作る月の代替え。
あれが月と海と空の間に入り込み、あたかも月のように振る舞い海に距離をとらせる。
海面を人工的に満ち引きさせコントロールしようとしている。
そのせいで地球のバランスが崩れて時間が狂いだしている。
だから、夜中に朝顔が咲いた。
最近、落ちついた。
多分、海に虹が月だと思いこませること、つまり、安定化させることに成功した。
つまり太陽も思い込む。太陽も地球に近づく。
近づいてはいけない距離まで、近づいてしまうということ。もしくは、離れすぎてしまう。
これは宇宙に浮かぶ地球全体のピンチになる事に気がついているのだろうか?
別件で、キノコ雲もみえる。
わかっていた。
飛べない蝶が、私の頭の中を舞う。
穏やかな声で、ただ真剣に抑えるように
急ぐように端的に仰った。
「今すぐ、ここから出るように、出来るだけ多くの人に伝えて下さい。」
「広いところへ棒を移したらどうですか?
そちらの島の方を、避難させる方が確実に全員が助かります。島は、予定より早く、なくなるかも知れませんが。」
(それはできません。)
意識と言葉。
(島の方の生活、人生を変えること巻きこむような身勝手な事はできない)
というイメージ。
「一部のお金持ちや傲慢な方が逃げる事になる。」
「それでも良いのです。
皆さんを一人でも多く。
とにかく。早く。」
夜中に、セミの大合唱が聞こえる。
あんなによくみたネズミもみない。
寄ってくる蝶も少ない。
今日の夕方に沢山の木の葉達がパタパタと手を振るように不思議に揺れていた。
息子にやんわりと教えた。
「見て!葉っぱ!手をパタパタしてる。
ペンギンみたいで可愛いね!
何か、行け行け!って言ってるみたいだね。」
「本当だあ!」
とジッとみる息子。
嫌な予感がするのに
どこにも私は行かない。
ギリギリまで考える。
海外で旅をする日本人。
良心と良心の触れあいのエピソードに安心をする。
まだ、帰ってこないで。
ダムの人柱にもならない。
これは私から。
外れるかもしれないし、よく分からない。
だけど、念の為に、7月、8月は、しばらく、安全な場所に行けないだろうか?
未来を変えるきっかけになるかもしれない。
言って外れたら、とんだ無駄骨だし、築き上げたものを崩してしまうかもしれない。
凄く私にとってもリスクがある。
だけど、誰かが私の背中を押す。
あなたには、死なないで欲しい。
そう強く願っている。
私はこのためにいたのかな?
島はもちろんだけど、島国系もやめて。
だけど、もう一つの世界で、なんでこんな事にと余計な事をと自分を責めたものもあった。
それか違う世界で、
生きのびた貴方が首を垂れ立ち尽くしている姿なのかもしれない。




