2.ママ
「「うーん!!よく寝た!!」」
目が覚めたら、メイドさんがご飯を持ってきてくれて、ご飯を食べながら昨日聞けなかったことを色々聞きました。
私と会話しているこのメイドさんは私の専属メイドの「アンナ」さんだということがわかりました。
そして三日三晩寝ていた理由も教えてもらいました。
「メアリー様が孤児院に向かわれる最中に馬車の中で突然倒れてしまって皆さまとても動揺していました!」
「メアリー様がお目覚めになられてよかったです!」
「色んな人に迷惑をかけちゃったんだなー」
と思いながらご飯を食べていると、ドアが「バン」と音を立てて開き、すごい勢いで近づいてくる人がいました。
「メアリー、体調はもう良くなったの? 倒れた時はとても心配したのよ!食事が喉を通らないくらい心配したのよ!!」
「王妃様、落ち着いてください!!、メアリー様は先ほどお目覚めになって食事を取っているところです。」
「そうね。取り乱しちゃってメアリーが目を覚ましたと聞いて立ってもいられなくて、昨日のうちに来ようとしたのに医者やメイドたちに止められて来るのが遅くなってごめんなさいね、メアリー」
「なんだ、このおっぱい大きくて綺麗な人は?」
「アンナさんが王妃様とか言ってたし、この人が私のママなの?」、「若いし、おっぱい大きいし、可愛いし、最高!!神様ありがとう!!!」
「お母様、心配おかけしました。あと何日か療養したら、また普段の生活に戻ります!」
「あなたは、倒れたんだから私と別荘に行って何か月か療養するわよ」
「アンナ、さっさと荷物の準備をして、別荘に行くわよ!!」
「承知しました、王妃様!!」
「メアリー、私と別荘に行くわよ!!」
「なんか、別荘に行くことになったし、何か月か休めるのか嬉しいな! ママと仲良くなりたいし、この世界最高!!!」
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