いつものテレビに、いつものカレー。
「あれ、ここって...」
そんな疑問から始まる何とない1月23日。
「...この光景、一体何回目だ...?」
そんな思いを抱きながら起き上がり顔を洗う。
今日の朝も昨日の残りのカレーだ。せめてシチューでもいいから食べたいが、そんなことはできない。買いに行きたい気持ちはかつてはあったが、所詮買いに行った所で無意味だ。
テレビをつける。今日も同じニュースだ。まるでテレビ局が一致団結して同じニュースを放送し続けるかのように。毎日、同じ。
まぁ、そんな面白い理由だったらいいんだがなと思いながらテレビを消す。そんなことに少しでも期待をかけていた昔の自分が蘇る。今思い出すと苦笑してしまうようなことだ。
「ここに来てしまった限りは、もう、諦めるしかない」
苦しさとも、悲しさとも、怒りとも。どの表現にも当てはまらない感情に襲われる。これが、感無量とでも言うのだろうか。いや、違うか。
自問自答をしている自分に呆れ、ソファの上に寝転ぶ。
次目が覚めたら何事もなく1月24日が始まっていたらいいな、と心の中で期待してしまう。
絶対に、ここからは、抜け出せないのに。
読んでいただきありがとうございます!
はじめての小説ですが、ぼちぼち書いていくのでよろしくお願いします!